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【タイムくん 第177話】シビックプライド

         

ここがポイント: みんながシビックプライドを持てば社会は良くなるかも、です。


みなさん、おはようございます。

シビックプライドって横文字で言うと、なんだかちょっと距離感を感じますけど、要するに自分が暮らしている場所を大切に思うってことなんでしょうね。例えば家の前にゴミが落ちてたら拾うとか、マンションの共有部分も汚れてたらちょっと掃除するとか、まずはそういう小さな行為の積み重ねが大事だなって思ってます。

意識の積み重ねが大事って意味では、住んでるところだけじゃなくて、自分の会社の周りにゴミが落ちてたら拾うとか、オフィスのゴミ箱がいっぱいになってたらゴミをまとめて新しいビニールをゴミ箱に用意するとか、パソコンの使い方がわからなくて困ってる人が目の前にいたら助言するとか、特に見返りを求めてやってるわけじゃなくても、実は社会にとっての見返りって大きいんじゃないかなぁって最近の僕は新米社員ながらもぼんやり考えてます。

どういうことかって言うと、たとえばゴミを拾うっていう行為によって綺麗な環境が作られると、ゴミを捨てづらい状況が生み出されたりするわけなんですよね。自転車のカゴに缶コーヒーの空き缶が一つ入ってると一週間後にそのカゴは空き缶だらけになってて二週間後には缶とかペットボトル以外の焼き鳥の串とか、コンビニ弁当の容器とかが捨てられちゃう現象って人間の心理だと思うんです。なので、目の前にあるゴミを拾うことで実は将来的に捨てられるゴミを抑止してる効果も結構あるような気がしてる今日この頃です。なので、結局はお金とかになるわけじゃないですけど、それって犯罪防止にもつながってたりするので、地域みんなの役に立ってたりするわけですよね。ま、言ったら犯罪とかが起こって何かを直さないといけなくなると結局それってお金がかかるので、お金の節約にもつながってる部分もあるかもしれないです。

なので、シビックプライドっていう言葉は僕自身ちょっと大袈裟に感じちゃう部分はあるんですけど、自分たちが暮らしている地域を大切に思って、さらにそのための行動を少しずつでもやってると、その場所に初めてくる人たちにも想いが伝わるので、巡り巡って社会がもっと良くなるんじゃないのかなぁって。風が吹けば桶屋が、みたいな思想かも知れないですけど、僕は、目の前のゴミはできるだけ拾ったり、荷物を持ったおばあちゃんを見かけたら運ぶのを手伝ったりしちゃってます。僕みたいなマンガのキャラがいうのもなんですけど、どこまで行っても他者との関わりの中でしか生きられないわけですし。

でもって、そういう気持ちの連鎖って、今後さらに二極化していく人口の密集と限界集落の問題とかとも複雑に絡みあってくるんじゃないかなぁって思ったりしてます。で、やっぱり地域おこしとかそういう活動ってゆるキャラとかが活躍してたりするので、僕みたいな新米社員キャラで良ければ、ぜひどこかの市町村のゆるキャラにしてもらって活躍できたら嬉しいなぁって思ってたりします。なので、「タイムくんとタイムくんの愉快な仲間たちで地域おこしをしたい!」という市町村関係者の方が読者の中にいらっしゃったら、お気軽にデータのじかん編集部までご連絡ください。メールでも電話でもファックスでも伝書鳩でもモールス信号でも、いただければすぐにでもキャラの使用ができるように配慮した具体的な提案を行う心の準備はできておりますので、ぜひシビックプライドが具現化されたようなわたくし時田大夢に清き一票をお願いします(笑)。今の時代、マンガのキャラでもリアルな方々との関わることで社会貢献に繋がるポテンシャルを秘めていると思いますし、何よりこの漫画の存続にも繋がりますし(笑)。

あ、あと関係ないと言ってしまえば関係ないんですが、関係あると言ったらあるので告知しておきますね。我が社のハイスペックウサギであるウサギ社長が新しい連載を始めたらしいので、シビックプライドというか、若干の愛社精神というか、そういう気持ちがある僕としてはみなさんにもぜひ知ってもらいたいです。「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」ってもうタイトルからしてちょっとうざいんですけど、内容は読んだら意外と面白かったので、みなさんもぜひ読んでみてください。DXとかデータに関わるタイムリーっぽいニュースを取り上げていくみたいで、こちらは毎週水曜日に更新される予定だそうです。こうしてみると社長は色々と手広くやってるみたいなので、案外暇なのかも知れないです(笑)。

では、また二週間後にお会いしましょう。さよなら!

(時田大夢)

 


作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。

https://www.totsunet.com/
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