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このコロナ禍において、「感染」という要素を持った「ゾンビ」を題材にしたコンテンツが注目されています。いつ誰がゾンビと化すかわからない。誰も信じられないというゾンビコンテンツのおなじみの状況は、もはやフィクションではなく現実となってしまい、私たちを今なお感染という恐怖に陥れています。

しかし、ゾンビの恐怖は現実の世界にとどまらず、ネットの世界にも存在することをご存じでしょうか?

実は、使われなくなった個人データやSNSアカウントなど、存在する目的を失ったデータは通称「ゾンビデータ」(Zombie data)と呼ばれています。ゾンビデータはただネットの世界をさまようだけではありません。実は、このゾンビデータ、いつか私たちの安寧な生活を脅かす危険をも孕んでいるのです。

今回は、そんな我々の身近に潜むゾンビである「ゾンビデータ」とは何なのか、どのような危険性が考えらえるのかについてご紹介したいと思います。

忘れ去られたデータはゾンビとなる?!

ゾンビデータと呼ばれるデータは、大きく以下の二つの意味があります。

  1. 「目的や価値のない膨大なデータ群」
  2. 「ログインされなくなったSNSアカウント」

まずは、一つ目の意味でのゾンビデータについてみていきましょう。

これは、使われなくなったものの、ストレージ上に残り続けるデータのことを意味し、特にそうしたデータは退職した従業員が管理していたデータが多いことから、ゾンビデータと名づけられたようです。

例えば、何年も利用された形跡のないデータや、名前が違うだけで内容が重複しているデータなどがこの意味でのゾンビデータに当たります。

日々収集されるデータ群の管理が適切になされない場合、データはただ会社のストレージを圧迫するだけで、貴重な資源の無駄遣いとなってしまいます。ゾンビを生かし続けるためにハードディスクを購入したり、オンラインストレージを契約したりすることはぜひとも避けたいところです。

しかし、この意味でのゾンビデータを“駆除”するのはそこまで難しいことではありません。定期的に自分のストレージをチェックし、必要ではないファイルを削除していけばいつかは根絶することができますし、今はストレージ内のファイルの利用頻度を可視化してくれるソフトもあります。こまめにやっていればゾンビデータが暴徒化する可能性は低いですが何年も放置してしまうと、特に不特定多数が使用するストレージはゾンビ化しがちです。年末の大掃除の際にはぜひともストレージのゾンビ狩りも慣習化すべき時代に突入しているのかもしれません。

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