5Gで急成長するライブ配信サービス
市場規模や利用状況、主要アプリをデータとともに解説!

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「主要ライブ配信アプリ」ベスト10 その売り上げと特徴は?

「ライブ配信市場の概要はわかったのでどんなサービスが人気なのが知りたい」という方に向けて、主要なライブ配信アプリの売り上げや特徴についてご紹介します。

まずは2018年のライブ配信の売り上げベスト10をピックアップした以下の表をご覧ください。

ライブ配信アプリ売り上げベスト10(2018年)

順位 アプリ名(運営会社) 売り上げ推計値
1 SHOWROOM(SHOWROOM) 45.7億円
3 ふわっち(A Inc.) 13.4億円
4 ツイキャス・ビュワー(モイ) 9.8億円
5 LINE LIVE(LINE) 8.8億円
6 ドキドキライブ(M&E Time Entertainment) 7.9億円
7 Mix Channel(Donuts) 6.8億円
8 Pococha Live(DeNA) 5.2億円
9 Youtube(Google LLC) 4.2億円
10 LIVE Me(Live.me Broadcast) 3.3億円

引用元:2018ライブ配信アプリ現状分析┃Mobile Index

上記の売り上げはあくまで推計値ですし、未成熟な市場のため今では大きく勢力図が変わっているかもしれません。とはいえ上位のサービスの期待値が高いのは確かです。その特徴を簡単にご説明しましょう。

1.SHOWROOM


最も売り上げが多いSHOWROOM。

代表取締役の前田裕二氏のメディア露出や仕事論でも有名です。アイドルやタレントといった著名人の利用が比較的多く、配信者を視聴者が応援する風潮や仕組みができているのが特徴といえるでしょう。

2.17 Live


17 Liveは台湾初のアプリで中華圏・東南アジア圏での影響力が大きいライブ配信アプリです。2017年に日本に上陸し、急速に登録者数を伸ばしました。一般人の登録者の多いライブ配信アプリで最もポピュラーだといえます。

3.ふわっち


20代後半~30代など比較的年齢層の高いユーザーが多いライブ配信サービスです。ニコニコ動画のライブ配信サービス「ニコ生」出身の配信者も多く、雑談メインで「良い意味で雑」な空気感があるといわれています。

4.ツイキャス・ビュワー


Twitterと連携することで独自の立ち位置を得ているライブ配信サービスです。2010年からスタートした老舗のサービスで、2018年に投げ銭機能が追加されました。Twitterのフォロワーを視聴者として誘導しやすいことから利用する方も多いそうです。

5.LINE LIVE


LINE株式会社が2015年に開始したサービスです。コミュニケーションアプリとして8,000万人以上に利用されているLINE。手軽に配信を始められるということで利用者数を着実に伸ばしました。

6.ドキドキライブ


2016年に開始されたアプリで利用者は300万人を突破しています。運営元はカラオケに特化したアプリPokekaraを運営しており、ドキドキライブにも独自のカラオケ機能が実装されています。

7.Mix Channel


2013年にリリースされた日本製のアプリで、2014年にはGoogle Playベストアプリ2014を受賞しました。もともとはライブ配信機能のない動画共有サービスだったため、録画編集した動画を配信する利用者も多いです。

8.Pococha Live


株式会社DeNAが2017年にリリースしたサービスです。1位のSHOWROOMも元はDeNAのサービスですがそちらは配信者を応援するという意味合いが強いのに対し、こちらは対面のコミュニケ―ションをしているかのような気軽な使用感を生み出すことで差別化が図られています。

9.Youtube


言わずと知れた世界最大の動画共有プラットフォームです。

Youtubeで一定数の支持者を獲得できているYoutuberや団体が利用すれば有利に視聴者を獲得することができます。ライブ配信した模様を録画してそのままYoutubeチャンネルのコンテンツとすることも可能です。

10.LIVE Me


2016年に日本に上陸したアメリカ発のサービス。録画機能や1対1でチャットができるナイショ話機能など特徴的な機能でほかのアプリと差別化を図っています。また英語圏のユーザーが多いことに可能性が感じられます。

5G以降のライブ配信はどうなっていくのか

今後、ライブ配信アプリの活用はますます進んでいくことが予想されます。企業としてアカウントを作成し広報や採用に活用する例も増えていくでしょう。

5Gで動画視聴がよりスムーズになるのに加え、企業が親しみのある発信をもとに顧客のエンゲージメント(≒信頼)を獲得することが市場で存在感を発揮するひとつの常套手段となっているからです。

例えばシャープ、タニタなどがTwitterで「個人アカウント」のような発言をしたり、日清がSNSで話題になるようなCMづくりをすることでブランディングに取り組んでいるのはご存知の方も多いのではないでしょうか?

視聴者とリアルタイムで交流し深いエンゲージメントを獲得できるライブ配信アプリは、ブランディングを重視する現代の企業にとって格好のツールといえるのです。例えばソフトバンクがLINE LIVEで新CM発表イベントを中継するなどすでに企業がライブ配信サービスを活用している例もあります。

終わりに

成長市場としてのライブ配信サービスについてご紹介しました。

今はまだ個人が趣味と実益を兼ねてゲーム実況や雑談を配信する場という意味合いが強いライブ配信ですが、5Gの実現を機に活用の幅が大きく広がることが予想されます。

今触れておくことで個人・企業両方の立場で先行者利益を得られるかもしれません。まずは一度気になったアプリを一度覗いてみてはいかがでしょうか?

参考資料
5Gが後押し、ライブ配信アプリの可能性┃東洋経済ONLINE
ライブ配信、利用者年5割増 ドキドキ魅力・視聴者主役┃日本経済新聞
拡大する動画配信市場の"いま"を知る必携の書「動画配信市場調査レポート2019」発刊┃PRTIMES
ライブ配信サービス(投げ銭等)の動向整理┃三菱UFJリサーチ&コンサルティング
2018ライブ配信アプリ現状分析┃Mobile Index
SHOWROOM 45億円、イチナナ 24億円、ふわっち 13億円。ライブ配信アプリ売上ランキングほぼ2018(国内)┃アプリマーケティング研究所
・飯田祐基「実はいいことだらけ! 企業にとってライブ配信・7つのメリット」DIAMOND ONLINE
SoftBank 新CM発表会を LINE LIVE で生中継!豪華ゲストも出演!┃SoftBank

宮田文机

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