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みなさん、おはようございます。新米社員の時田大夢です。
いやいやいやー、4話に渡ってお送りしたテーマがまさかの結末ですよ(笑)まぁ、宝くじが当たったって設定だったところからちょっと変だなーとは薄々感じてたんですけどねー。宝くじが大当たりしたったっていうのに意外と周りの人たち驚かないし、獲得金額も聞かれなかったし、なんなら連載も普通に続いてるし、僕も僕もで仕事にちゃんと来て、むしろ前よりも一生懸命働いてたりして、もしも宝くじが当たる前に戻らなきゃいけなくなっても大丈夫な設定にしておかなきゃ、みたいな空気感は僕も感じてなかったわけじゃないんですけどね。でもやっぱり、人って現実に引き戻されて、再びお金のために働くフェーズに後戻りするってなるとガツンと落ち込んだりもするんですね。
ま、元を正せば僕が悪いっていうか、大元を辿ると、そんな既に結果が出てる古い宝くじをくれる叔母さんもほんと人が悪いですよね。でもって更ににその元をたどると、そもそも宝くじって、大勢に夢を与えておいて、そのほとんどのハズレた人を落胆させて運営側はハズレなく儲かろうなんて制度になっているので、そもそもけしからんっていう気持ちにもなったり…。しかも、謎の場所でワーケーションしてきた北田村川谷介さんに指摘されたのも悲しかったりして…。
もう、この悲しみを受け入れるために暫く連載に登場しないで引きこもってやろうと思ったんですけど、引きこもるのって意外と退屈で2日で立ち直りました。(笑)こう見えてもマンガのキャラなんでそんなに引きずらないタイプなんですよね。1つ1つのエピソードがある意味一期一会なんで、前のエピソードで大変な目に逢ったとか、悲しみのどん底を経験したとか、そういうの今回のエピソードだけ見る読者には全く関係ないですしね。ともあれ、何も食べずに引きこもってじっとしてたんで、良い感じの断食になって心なしか体調良くなりました!
でも確かにベーシックインカムみたいな制度が導入されて人が生き延びるためだけに働くことから解放されたら、先週までの僕のようにたいな大らか気持ちで仕事を純粋な喜びとしてできるようになる可能性も高いので、それはそれで世界にとって本当に有益なことなんじゃないのかなーって僕なりに思ったりしました。給料のために働くとなるとやはりちょっと無理して頑張ってしまったり、逆にやるせなくてサボってしまったりして、そんな小さな喜びだったり罪悪感だったりが日々のスパイスになって人は生かされてるのかもしれないと思ったり。
ま、そんな僕の宝くじが当たらなかった不幸話やそれにまつわる無駄に哲学的な話はさておき、先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。4回に渡ってお届けしてきた人はなぜ働くのかシリーズも今回でおしまいになります!タイムくんの連載の1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。今週も読んでくださってありがとうございました。それではみなさんまた来週!
(時田大夢)
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
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