みなさん、おはようございます。
今更ながらコロナ以前とコロナ以後の世界ってずいぶん変わっちゃったなぁって、改めてその事実を噛み締めるような瞬間が最近増えた気がするんですよね。それって例えばお祭りとかイベントの開催とかが再開されたからなのかもなぁって思いながら、楽しく過ぎ去った今年の夏を思い出してちょっぴりセンチメンタルになるみたいな心持ちにもなりつつ、コロナ禍の静かな世界もアレはアレで悪くなかったのになぁって思ってる自分もいたりします。
でも、あのコロナ禍の影響であらゆる業界で起きたブレイクスルーって実はすごい破壊力でしたよね。以前は三十分程度の打ち合わせのために駅まで行って電車乗り換えたりして、どこぞの本社ビルとかに入ってからは事前に発行してもらった入館証をぶら下げて、帰りがけにエレベーターの扉が閉まるタイミングでみんなで頭下げる、みたいな、儀式的なやりとりを大真面目にやってたわけですから。それで半日余裕で潰れてた日もあったなぁって考えると、オンラインミーティングって今更ながらありがたいですよね。
まぁ、それも無理やりそうならざるを得なかった、っていうのがあって浸透した部分が特に日本では強いと思うので、無理やりって実は悪いことばかりじゃないし、人の心理的ハードルって時にそういう圧倒的な力がないと超えられないんだろうなって思う今日この頃です。僕はこう見えて結構新しい物好きなので、アジリティが大事って言われたらアジリティが大事っていうマインドで生きていける方なんですけど、こういうのって実は大きな流れに沿ってなんとなく楽をするための具体的な方法を実行するっていうことだったりするんですよね。
とはいえ、このデータのじかんの記事によると日本はビジネスアジリティがかなり他国と比較して低い、ということになっているみたいです。日本をざっと見回すと、きっとうちの部長みたいなテクノロジーの進化に付いていけてない層の人たちが上に立って指示を出したり出さなかったりしてるんだろうから、であればまぁ、それもなんとなく頷ける話だなぁって思っちゃいました。
まぁ、でもその中で、さっきも言った通り、大きな流れというかこれまでのやり方・進め方に強引に逆らわず、できるだけ人の心理的ハードルに正面からぶつからないように気を使いつつテクノロジーを取り入れていかないと、脊髄反射的な拒絶反応にぶつかって、にっちもさっちもいかなくなるんだろうなぁって個人的には常に思ってます。
新しくて便利だけど、やり方をもう一度学習しなおさないといけないものと、古くて面倒だけど前からやってる方法を繰り返すだけで済む方法とのせめぎ合いって、今どきはどこの世界でも常に続けられているんでしょうね。そういう意味ではうちの会社は人事担当がヒューマくんみたいなAIロボットだったり、社長がウサギだったりもするので、他の会社と比べるとわりと先進的だし、ダイバーシティだったりするので、ビジネスアジリティなんてそんなにハードル高くなさそうなんですけどね。こういうのが日本でうまく行かない原因の八割くらいは部長みたいな人の心理的ハードルかもしれないので、部長にちょっとだけ進化してもらうにはどうすればいいのかを部下が集まって知恵出しをして乗り切るっていう。至ってアナログな解決策に毎度落ち着いてます(笑)。
でも、いきなりめっちゃできるハイスペック部長がやってきて、急にアウトプットが全ての評価対象みたいな色々と厳しいめちゃくちゃデータドリブンな企業文化になってしまうのは僕の心理的ハードルがゆるさないので、今の部長のもとで、ゆるゆると新米社員として仕事を続けたいなぁっていうのが僕の本音であり、仕事に対する基本的スタンスなので、日本のビジネスアジリティを上げすぎない程度に今日も頑張ろうと思います(笑)。
そんなわけでみなさんも良い1日をお過ごしください。また二週間後にお会いしましょう。さよなら!
(時田大夢)
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
Twitter | Instagram
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
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