ドイツビールの主な種類は、ピルスナー、ヘレス、ヴァイス、ケルシュ、ベルリナー・ヴァイセです。それぞれの特徴をご紹介します。
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淡い黄金色でモルトの風味が強いピルスナー。
日本のビールはほとんどがピルスナーなので、日本人には飲みやすいです。
ピルスナーは元々はチェコのピルゼン地方が発祥のため、まずは東ドイツを中心に広まりました。今でもドイツ東部にあるベルリンでは、バーで生ビールを頼めば、まずピルスナーしか出てきません。
現在はドイツ全土で生産され、ビール全体の6割の売り上げを占めています。
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オクトーバーフェストで有名なドイツ・バイエルン州のミュンヘンでは、ビールと言えばヘレス。
Hellはドイツ語で「明るい」という意味で、19世紀にミュンヘンで製造されていた黒ビール「ミュンヘナー」と比べて色が明るいためこう呼ばれます。
ピルスナーよりもコクがあり甘めなのが特徴。またヘレスのボトルのエチケットは凝っていて高級感があります。
ちなみにミュンヘナーはピルスナーを「味がしない」と嫌います。ビール純粋例発祥の地のプライドが見え隠れしているエピソードですよね。
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こちらもバイエルン州が発祥。
Weissはドイツ語で「小麦、白」の意味。
白く濁ったような色と、小麦使用率50%以上であることからこの名が付きました。
苦味がなく飲みやすいのですが、小麦の割合が多いためすぐにお腹が一杯になります。
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ドイツ西部の街・ケルンとその近郊でのみ醸造されているビールです。炭酸がゆるいため、200mlとドイツにしては超小型の専用グラスでお代わりして飲む風習があります。有名なケルンのクリスマスマーケットでは、ビールはケルシュ一色です。
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ラズベリー味と「くるまば草」というハーブ味のシロップを入れて飲むカラフルなビールで、見た目が可愛いことから女性に人気のビールです。
乳酸菌発酵をさせているので酸味がありますが、甘いシロップで中和されてほとんど気になりません。こちらはドイツビールには珍しくスタイニーボトルが主流です。
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