コンテストの準備をする過程で、普段の業務では使わない地図機能などが使えたのは発見があって嬉しかったです。MotionBoard以外のウイングアーク製品に対する知見がなかったので、連携ができなかったのが少し残念でした。他の製品の使い方を学べる機会があればよかったように感じます。
また、自分たちが考えたものを他の業界の人に見てもらえるとても良い機会でした。優勝したシブタニさんと繋がれたこともとても有意義な副産物でした。決勝があんなに大掛かりなステージになっているとは想定してなかったので、驚きましたが、チームと一緒にゴールを目指して走った達成感もあり、結果も残せたので、全体を通じて参加してよかったと感じています。ファイナリストに残ると製品が安く購入できる、などわかりやすいビジネスメリットがあれば会社単位での参加がしやすくなるのでは、と思いました。
ちなみに、島澤賞の賞品として送られたアルミを削り出して作った手作りのMotionBoardメダルは、MotionBoard担当の谷口さんのデスクに大切に飾られています。
病気が気になったら見てね♪は、アンテリオ社と東京大学との産学連携の中で発生したプロジェクトで、アンテリオ社の業務の一環として取り組まれました。
完全に業務として取り組まれたのは、ファイナリスト5チームの中でも本チームだけです。参加の目標は産学連携からの新ビジネスの創出と決勝進出でしたが、その両方とも達成されました。
その要因は、何といってもアンテリオ社の3名が新規事業を立ち上げる部署に所属しており、リーダーの佐藤さんはその部門の責任者である、という点です。つまり、今回新たに何かのプロセスを検討し試された、ということではなく、既に新規事業の企画から立ち上げのノウハウと実績をお持ちであり、それを活かして取り組まれました。
アマチュアの大会にプロが参加するようなものですが、それでも優勝されなかったところが、様々な要素が複雑に絡むコンテストの面白いところです。
次回のDatalympic 2019にもぜひ参加いただき、優勝を狙っていただきたいと思います。
(データのじかん編集部)
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