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データのじかんNews 2024年04月Part.04

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

 

【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

 

第99回の2024年4月Part4では、2024年4月14日~4月20日までに【データのじかん】で公開された3件の記事についてご紹介します!!

         

2024年は早くも4月下旬を迎え、来週末からはいよいよ待ちにまったゴールデンウイークが始まります。

筆者も野球観戦、キャンプ、知人との会食など予定を盛り込んでいますが、みなさまはどのような連休を予定されているのでしょうか?

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

コミュニティマーケティングは、事業者などが製品やサービス利用者を対象として主催する「コミュニティ」との双方向のコミュニケーションを通して、「顧客理解」「顧客育成」「顧客創造」を目指すマーケティング手法です。日本国内でもBtoB、BtoC、DtoCを問わず、事例が増えています。さらに、コミュニティを活用するこの手法は、社内で横串のコミュニケーションが必要なDXや新規事業開発などへの応用も期待されています。しかし一方で、有用かつ本質そして本丸である手法ながら経営や事業部といった多様な関係者に対して効果の説明や実証が至らず、スケーラブルなマーケティング手法としての理解がまだ十分に得られていないといった課題があります。コミュニティマーケティングの意義や可能性はどこにあるのでしょうか。提唱者、実践者、アカデミアという異なる立場の関係者が集まり、2024年2月に発足した「コミュニティマーケティング推進協会」の理事4人が語った内容をお届けします。

・コミュニティの価値は「コミュニティのみにあらず」 マーケティング、そして経営の本丸との橋渡しを。 コミュニティマーケティング推進協会に聞く設⽴の背景とその野⼼

「データのじかん」の新特集、「World DX Journal」へようこそ!世界中で巻き起こるデジタル変革(DX)のリアルな声を、まるでそこにいるかのように届けます。報道におけるバイアスをそぎ落とし、生の一次情報を根拠に、日本から世界のDX動向をリアルタイムでキャッチ。読者のみなさん、各地のデジタル最前線の情報を通して、世界がどんな風に様変わりしているのか、目撃してみませんか?情報をシェアするだけじゃない、世界を「読む」ことで、これからを生きるヒントを一緒に探していきましょう。さあ、この冒険に、あなたも参加しませんか?第6弾はアメリカ アトランタ在住のデータのじかんFRIENDの原田朋さんがレポートします。

・ありそうでなかったアメリカ発のシニア向けサービス–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.06」

■社会

近年、ビジネスの領域でもリベラルアーツの価値が見直される風潮があることは多くの方がご存じでしょう。その背景には、IT技術が発展しAIが人間の能力を凌駕するシンギュラリティも現実味を帯びるこの人類全体の変革期において、「人間とは何か」「世界とは何か」「人間はどう世界を捉えているのか」といった基礎的な問題について問い直す必要があるという思いが影響していると考えられます。そこでご紹介したいのがフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティ(以下、メルロ=ポンティ)が1945年に著した『知覚の現象学』という書籍。同書を書評し、そこで得られる気付きの紹介や、AIと人間の関係についての考察を行います。

・【書評】メルロ=ポンティ『知覚の現象学』で人間にとっての「知覚」とは何か、を考えよう

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トレンド

コミュニティの価値は「コミュニティのみにあらず」 マーケティング、そして経営の本丸との橋渡しを。 コミュニティマーケティング推進協会に聞く設⽴の背景とその野⼼

2024.04.15 公開

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――はじめに、皆さんがコミュニケーションマーケティングに関わるようになった経緯や協会内での役割をお話しいただけますか。

小島:私は30年以上一貫してマーケティングに関わってきました。コミュニティマーケティングでは、アドビ システムズ 株式会社、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS Japan)の2社での経験が強く影響しています。AWS Japanを卒業してからは、複数の組織に関わる「パラレルマーケター」として企業のマーケティングの支援をしているのですが、AWS Japanのコミュニティ*に関する質問をいただくことが非常に多く、この話をする「場」が必要だと感じました。そこで7年ほど前に「CMC_Meetup(コミュニティマーケコミュニティ・ミートアップ)」を立ち上げて、コミュニティマーケティングを普及してきました。これを母体にして、2024年2月にコミュニティマーケティング推進協会の設立に至りました。

ありそうでなかったアメリカ発のシニア向けサービス–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.06」

2024.04.19 公開

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2018年に創業し、アメリカ各地に拠点を広げているシニア向けのサービスがあります。ニーズを上手にとらえて、テクノロジーがニーズのマッチングを可能にしました。2024年3月の時点で10拠点。このサービスが生まれた背景と、テクノロジーの活用をご紹介します。

田舎での暮らしは、都会と比べて近所付き合いが濃いといえるかもしれません。

収穫したての野菜をくれる。出かけるから、留守番をご近所さんにお願いする。子どもの面倒を交互にみる。お隣さんのおじいちゃんが具合が悪くなったら病院に連れていく、など、日常生活のいろんな場面で、助け・助けられで成り立っているような間柄、そんな一面が田舎の生活に残っている地域もあるかと思います。

社会

【書評】メルロ=ポンティ『知覚の現象学』で人間にとっての「知覚」とは何か、を考えよう

2024.04.15 公開

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最初に、「現象学とは何か」についてご説明する必要があるでしょう。

なぜなら、『知覚の現象学』はエトムント・フッサール(1859-1938/以下、フッサール)が確立した「現象学」をメルロ=ポンティ(1908-1961)が、体系的に発展させることに挑戦した書籍であり、同書は「現象学とは何か」という一文からはじまるからです。

現象学とは、科学や芸術などあらゆる学問の前提として、そもそも自己意識と世界はどのような概念かつ関係なのかというゼロ地点にまで引き戻して、世界や世界を捉える自分自身はどのように存在しているのかを問い直す学問だと筆者は考えています。

編集後記

今回は、『ありそうでなかったアメリカ発のシニア向けサービス–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.06」』という記事を紹介させて頂きました。

「ご近所さん」がコンセプトのシニア向けのサービスについての記事なのですが、みなさんは日頃、ご近所さんとどういったお付き合いをされているでしょうか?

昨今、ご近所付き合いが希薄になりつつあると感じることが増えています。かつてのコミュニティは、隣人との絆が密で、お互いに支え合う関係が当たり前でした。特に、子供が小さい頃の筆者の経験からも、この変化は明らかだと思います。

筆者が子供の頃、隣人は単なる隣人ではなく、家族のような存在でした。例えば、子供の一時的な預かりという、今でいう一時保育のようなサービスも、ご近所同士で自然に行われていました。これは、互いに信頼し合い、助け合う文化が根付いていたからこそ可能だったと思います。

そういった中で、筆者がこれまでで一番驚いた「ご近所同士の助け合い」の事例は、誰かが不幸に見舞われた際に、お葬式をご近所同士で執り行うことでした。

特に地方や田舎の地域では、青年団など様々なコミュニティが存在しています。ずいぶん前に伺ったお話のため、当時の記憶が曖昧なのですが、館(やかた)と呼ばれる自治会のようなコミュニティが葬儀用具や祭壇を所有しており、自宅で葬儀を執り行うのが困難な場合は、集会場を利用できました。また、葬儀を運営するための人員もご近所さん同士で協力し合い、葬儀屋と同等のサービスをなんと助け合いで行ってしまうのです。

筆者自身も経験していますが、葬儀を執り行う場合の費用の相場はおおよそ200万円程度です。お香典や給付金(埋葬費用)で差し引いても、遺族が負担する金額は100万円以上になります。

一方、近所の助け合いで葬儀を執り行った場合は、宗教者への謝礼(お布施/御車代/御膳料)、飲食接待費(通夜振る舞い・精進落としの飲食材料費/会葬返礼品/香典返し)のみの負担となり、当時聞いた話では、これらの費用は50万円程度、つまり相場の約1/4で済むとのことでした。

即ち、お香典や給付金(埋葬費用)で葬儀の負担が賄えてしまうシステムが構築されている地域が存在するのです。

これらの話を思い出しながら、今回紹介させていただいた「ご近所さん」という視点から、高齢化や少子化の問題を抱える日本において、意識すべき点について深く考えさせられました。

それでは、次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!


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越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

(畑中 一平)

 
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