6月に入り、プロ野球は交流戦が始まりました。
この交流戦や日本シリーズの時期になるたびに、「なぜセ・リーグはDH制(指名打者)を導入しないのだろう?」と思ってしまいます。野球に詳しい知人に聞いたところ、守備力や投手中心の戦術を持ち味とする球団にとっては、「DH制は不公平だ」という声が根強く、6球団すべての合意に至らないことが要因のようです。
みなさんは、どうお考えでしょうか?
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します!!
在学中に、学生にいかにして実践的なスキルを身につけさせ、潜在能力を最大限に引き出すことができるのか。大学はこの問いに対する答えを模索する中で、産学連携による新たな人材育成の取り組みが全国で広がりを見せています。その中でも特に注目を集めているのが、京都先端科学大学が正規科目として展開している「キャップストーンプロジェクト」です。この画期的なプログラムには、すでに30社を超える企業が参画しており、デロイト トーマツ コンサルティングも初回から名を連ねています。2024年度の最終発表会を1月に終えた関係者の声から、その価値を探ります。 (・・詳しくはこちらへ)
生成AIの急激な性能向上により、「『AIアート』はアートではない」といった論争が世界中で巻き起こっています。このような議論が起こるほど、高品質な画像や動画をAIが短時間で生成できるようになった背景には、「世界モデル」の概念と「拡散モデル」というテクノロジーの登場があります。本シリーズでは、AIが画像や動画を生成できる原理や、関連する具体的なテクノロジーについて、図解を用いて分かりやすく解説します。そして、AIに創造性があるのかという問いについても考察していきます。今回の「生成AIの世界モデルと拡散モデル」では、生成AIにおけるキーテクノロジーである「連想記憶」の詳しい解説と、創造性の三類型についてご紹介します。 (・・詳しくはこちらへ)
生成AIの急激な性能向上により、「『AIアート』はアートではない」といった論争が世界中で巻き起こっています。このような議論が起こるほど、高品質な画像や動画をAIが短時間で生成できるようになった背景には、「世界モデル」の概念と「拡散モデル」というテクノロジーの登場があります。本シリーズでは、AIが画像や動画を生成できる原理や、その具体的なテクノロジーについて、図解を用いて分かりやすく解説しています。そして、AIに創造性があるのかどうかについても考察しています。「生成AIの世界モデルと拡散モデル」の最終回となる今回は、いよいよ人間とAIの創造性について深く掘り下げてみます。 (・・詳しくはこちらへ)
『AI事務員宮西さん』とはAI事務員なだけにAI生成画像を使って作っていて、AIデータについて書いた漫画です。保険会社で事務員として働く宮西さん。勤めている保険会社もこれからはAIの時代だとデータ部門の新設を行うことになりました。なぜか事務員の宮西さんが配属されることになり、データ組織を立ち上げるまでの話です。同じようにデータ組織を立ち上げる事を考えている人に入門書として書いてます。それでは本編をご覧ください。 (・・詳しくはこちらへ)
「2025年の崖」を迎えるにあたり、保守コストを削減し、ビジネスの変化に迅速に対応するためには、レガシーシステムの刷新が急務となっております。しかし、モダナイゼーションの適切な手法は企業によって異なるため、「プロジェクトが長期化する」「クラウド移行は実施したものの、ビジネス革新には至っていない」といった新たな課題が挙がることも少なくありません。ウイングアーク1st株式会社では、2025年3月13日から15日までの3日間、効率的にモダナイゼーションを進めたい事業者の皆様に向けて、オンラインセミナー「帳票DX セミナー–システムモダナイゼーション戦略と成功事例」を開催いたしました。本記事では、セミナー内で紹介された各社のソリューションについてレポートいたします。 (・・詳しくはこちらへ)
「エンタメ業界のデータエンジニアリング最前線」は、エンタメ業界におけるデータ活用の最前線を共有し、業界内外の実務者同士の交流を促進することを目的としています。このイベントは、アミューズメント施設、ゲーム、書籍、動画、CGM(Consumer Generated Media)といったエンタメ業界の5つの領域から、データエンジニアをはじめとする実務家10名(10社)が登壇し、データ基盤構築のポイントや現場ならではの工夫など、実践的な知見を発表するシリーズです。 また、リアル会場では「データ横丁 楽市楽座」と銘打った懇親会を予定しており、登壇者に直接質問したり、協賛各社のミニ展示を回ったりすることで、横丁らしい賑やかで楽しい交流の場を提供します。この取り組みは、2024年の「金融業界編」に続く第2弾として、業界特化の知見共有とネットワーキングを通じて、各業界の課題解決とデータ業界全体の活性化に貢献することを目指しています。 (・・詳しくはこちらへ)
2000年に毎日新聞が報じた「旧石器捏造事件」は、アマチュア研究者・藤村新一氏が発掘現場に縄文時代の石器を埋め込んで“偽の旧石器文化”を捏造し、教科書にまで歴史を書き換えさせた一大スキャンダルです。約67万年分の人類史が“捏造”だったと判明し、162遺跡の認定が取り消されました。人は“見たいデータ”だけを信じてしまうという人間のデータに関する心理的盲点が浮き彫りとなった事件です。 (・・詳しくはこちらへ)
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.06.04 公開
京都先端科学大学(KUAS)が産学連携型PBLとして正規科目に導入する「キャップストーンプロジェクト」は、3〜4年生が企業とペアを組み、自ら課題を設定し解決策を提案する実践的教育プログラムです。
2024年度は30社以上が参加し、特にデロイト トーマツとのチームでは、課題が見えない状態から「課題の抽出」に挑む難易度の高いアプローチを採用。学生たちは、企業インタビューや調査活動を通じ、未体験の苦労を乗り越えて、独自のソリューション開発に至りました。
その結果、2025年1月の最終発表会では、参画企業約32社・関係者約140名が学生の発表に注目。チームワーク、課題発見力、実践力が高く評価されました。また、講師や関係者からは、課題設定から自ら進めるプロセスがインターンと一線を画す学びとされ、プログラムは「企業と学生の接点創出」「留学生の日本企業での活躍促進」「実践的エンジニア育成」として今後の拡充が期待されています。
2025.06.05 公開
記事「世界モデルと拡散モデルとは 第3回〖連想記憶と創造性〗」では、生成AIの基盤技術である「世界モデル」と「拡散モデル」を分かりやすく解説しながら、そこから得られる「連想記憶」機能がAIの創造性にどう関係するかを深掘りしています。
対話形式で、若者と講師がベクトル検索の進化や潜在空間におけるデータ圧縮・検索手法を話し、拡散モデルがインクの拡散・逆拡散過程を用いて秩序ある生成を可能にするメカニズムを説明。その流れに続き、イギリスの認知科学者マーガレット・ボーデンによる「創造性三類型」(組み合わせ・探索・変形創造性)を紹介し、連想記憶が創造性を支える鍵であることを示唆しています。
AIは既存要素の再構成により組み合わせ・探索的な創造性を発揮できるものの、一方で発明の価値を見極める「眼識」や「審美眼」、身体性を伴う変形的創造性には限界があると結ぶ内容です。読者に、AIの創造力を理解する素材を丁寧に提供し、「AI創造性とは何か」という本質的な問いを提示する内容となっています。
2025.06.05 公開
生成AIの核心技術、「世界モデル」と「拡散モデル」を理解したうえで、第4回ではついに「AIに創造性はあるのか?」という問いに踏み込みます。登場キャラクターは、大学講師のチクタク先生に、対話形式で若者のサルくんとCGアーティストのテックジーが加わります。結論として「生成AIには創造性がある」との立場から、囲碁・将棋で前例のない手を見つける探索創造性、アイデア出しに強い組み合わせ創造性に対して、現行技術の得意領域が明らかにされます 。
ただし、人間が担う「価値判断」「審美眼」、そして身体性を伴う「変形創造性」には、現状のAIは及ばない点も丁寧に示されます。AIが世界中のデータからパターンを取り寄せ、新たな組み合わせを生成できる一方で、文脈や文化、身体的・情動的意図を含めた本質的な創造には限界がある、という示唆的な視点が提供されています 。
記事は対話構成ゆえに専門的なテーマも読みやすく解説され、技術論だけにとどまらず哲学的な問い──“AI創造性とは何か?”──に読者を誘う構成になっています。生成AIの可能性と限界を、ストーリー性をもってまなびたい人に最適な記事です。
2025.06.05 公開
保険会社で事務職として働く宮西京華さんが、突如データ部門に配属され“AI時代に向けたデータ組織立ち上げ”を目指す、4コマ漫画シリーズ第18話です。
今回は「データマネジメント成熟度アセスメント」に初挑戦。システム部門と業務部門の資料をもとに、11の評価軸(データガバナンス/品質/メタデータ/DWH/BIなど)を、先輩と一緒に「今わかる現状」「仮判断」などのリアルなプロセスを通じて埋めていきます。
初めてのアセスメントに緊張しつつも、「完璧じゃなくともまず可視化」が第一歩という学びを深め、粗さを許容しつつ前に進む重要性に気づく宮西さんの成長が描かれています。著者のよしむらさんは「限られた時間で調査と行動のバランスを取る判断力こそ、実践的スキル」と整理。データ組織をこれから立ち上げようとする人にとって、共感と学びを得られる導入編とも言える一話です。
2025.06.04 公開
「2025年の崖」を目前に控え、保守コスト削減やビジネス変化への迅速対応のため、レガシーシステムの刷新はもはや避けられない課題です。しかし、モダナイゼーションの方法は企業ごとに異なり、しばしば「プロジェクトが長期化する」「クラウド移行しても業務革新につながらない」といった問題が発生します。
ウイングアーク1st社は2025年3月13~15日の3日間、こうした悩みを抱える事業者に向けてオンラインセミナー「帳票DX セミナー–システムモダナイゼーション戦略と成功事例」を開催しました。本記事では、セミナーで紹介された各社の取り組みや、専門家による実践的なアドバイスを解説しています。
IBM 三井直敏氏による登壇では、メインフレームからの脱却やクラウド移行を含む大規模モダナイゼーション案件の課題とスキームが紹介されました。また、COBOL資産を未来につなぐ刷新の考え方や、東京システムハウスによるAIを活用した独自フレームワーク、さらには脱レガシー支援サービス「Xenlon/神龍」の成功事例が取り上げられています。さらに、デジタル帳票基盤と連携する帳票DXの価値も強調されました。
記事は、実例と専門家の知見を通じて、モダナイゼーション成功へのロードマップを提供します。レガシー刷新に関心がある技術責任者、経営者、DX推進者に向けて、具体的かつ実践的な示唆に富んだ内容です。
2025.06.05 公開
エンタメ業界に特化したデータ活用の最前線を共有し、実務者同士のネットワーク形成を目的とする全6回シリーズ「エンタメ業界のデータエンジニアリング最前線」が2025年6月から開催されます。その幕開けとなる第1回は、2025年6月24日(火)に「アミューズメント施設」をテーマに、GENDA(松村聡士氏)とバンダイナムコセブンズ(山口大貴氏)の両社が、現場レベルのデータ基盤構築について語ります。
本シリーズは、エンタメ業界の多様な領域──ゲーム、書籍、CGM、配信など──で活躍する実務者10名が登壇し、ログ収集から視聴傾向分析、レコメンドアルゴリズム構築まで、明日に活かせるノウハウを披露。各回の終了後には、登壇者と直接交流できる「データ横丁 楽市楽座」と銘打った懇親会も予定されており、業界横断的な知見交換が可能です。
エンタメ業界と“データ”は一見相反するようでいて、その融合により「どのコンテンツが誰に響くか」を科学的に把握できる時代へと変貌しつつあります。本シリーズは、そうした取り組みの先駆的事例を通じ、感性とデータを掛け合わせた“再現性あるヒット創出”を目指す現場の最前線をリアルに届けます。データエンジニアやデータ推進者にとって、業界の本質が見える貴重な機会です。
2025.06.04 公開
まいどどうも、みなさん、こんにちは。
わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。水曜日ということでまたこちらに登場させて頂いております。いつもありがとうございます。さて、今週はやはりなんと言っても小泉進次郎農水大臣と古米古古米古古古米の話題でもちきりでしたね。コマイココマイでテンテコマイって感じの一週間でしたが、裏ではいわき信用組合が行なっていた不正融資の総額247億円にも上るということでまさかの水原一平越えとなり、こちらもなかなかの話題となっているように思えるのは今週のちょびっとラビットをわたくしがいわき市で執筆しているせいかも知れません。
さて、今週取り上げたいのは、少し前の事件になりますが、2000年11月5日付で毎日新聞が報道し、「旧石器捏造事件」と呼ばれる日本のみならず世界中の考古学業界、そして人類学業界に多大なる影響を与えた事件を紹介したいと思っております。
今回は『ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #045:人は見たいデータしか見ない!?67万年分の人類の歴史を捏造した「旧石器捏造事件」とは?』という記事を紹介させて頂きました。
記事では“旧石器捏造事件”における藤村氏の犯行を、単なる不正行為としてのみ捉えるのではなく、むしろ「人間の見たいものを見ようとする心理」が学術・メディア・社会全体に影響を及ぼした構造的問題として描いています 。つまり、誰もが「ロマンある70万年前の歴史」に心を動かされ、都合の良いデータだけが選ばれ、批判的検証が後回しになった状況を鋭く指摘しています。
たとえ一人の捏造であっても、それを支える無批判な受容と拡散があったからこそ、ケースはここまで社会的インパクトを持ち、162遺跡もの修正に至ったとされています 。要するに記事は、「捏造=悪」だけで終わらせず、「データの信頼性を担保するためには、受け手のバイアスと向き合う必要がある」ことを、読者への示唆として強調しています。
昨今、フェイクニュースを真実の事のように語る人が増えていると筆者は感じており、そういった人の特徴として、内容をきちんと確認、検証しない、マイノリティ志向=一般的・多数派(マジョリティ)に対して迎合せず、少数派的な視点や価値観、立場にこそ意味や創造性を見出そうとする、を感じます。
情報過多の昨今、創造と事実の分別がきちんとできるようにしなければ・・と思うことが年々増え続けており、今回の記事を読んで改めて実感しました。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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