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ドローン米生産の現場

この熱いプロジェクトの中心的存在なのが、北海道旭川市の市川農場。農場の大部分が従来型の水田ですが、一部を農薬や化学肥料を使用しない有機栽培水田に当てています。

このふたつの水田の違いは一目瞭然。従来型の水田は稲だけが整然と並んでいるのに対し、有機栽培水田ではミズアオイというきれいな水場にしか育たない雑草がびっしりと生えています。これは有機栽培が当然だった戦前の水田では当たり前の光景だったそう。

ドローン・ジャパンが市川農場でのセンシングを始めたのは約3年前。機材はMicaSense社のマルチスペクトルカメラ「SEQUOIA(セコイア)」を搭載したSOLO。SEQUOIAのマルチスペクトル・センサーは、赤外線や近赤外線など4つの反射波長域をそれぞれとらえ記録できるうえ、16MpのRGBの画像データも取得できます。SEQUOIAは1シーンを5つのセンサーで同時撮影できるため、10分間で1500枚以上の画像が取得可能です。

市川農場ではSOLOからのデータを活用し、別のオリジナルドローンに追肥や天然の害虫駆除剤を搭載し、散布しているそうです。何だか操作が楽しそうですね。

輸出オンリー? 日本で食べるには?

公式サイトから提携篤農家が生産したドローン米が購入できます! 2018年新米の販売受付はすでに9月15日から始まっており、先着100名のみが予約できるとのこと。

もしも予約が間に合わなかったり、ちょっとだけ試してみたいんだよなーという場合には、東京・池袋の料理店japanese kitchen HITOHANAでドローン米を使用した創作料理を楽しめます。

昔ながらの有機農法と新しいテクノロジーの美味しい所どりで作られたドローン米。「2020年までにドローン米パックご飯の販売もあわせて、30億円の売り上げを目指していきます」と語る勝俣氏と篤農家たちの挑戦から、目が離せません。

参照リンク
https://jp.techcrunch.com/2016/10/11/drone_japan/
https://www.dronetimes.jp/articles/385
https://ovo.kyodo.co.jp/news/gourmet/a-1061913
https://www.drone-j.com/
https://drone-rice.jp/
https://www.dronetimes.jp/articles/1785

佐藤ちひろ

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