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【2024年版】IT担当者・情シスが読みたい記事、注目すべきインフルエンサーを紹介!

         

2024年度もスタートし、DXやデータ活用に取り組むビジネスパーソンの皆さんも多忙な業務に追われているのでは? そんななかでなかなか自分の勉強の時間を取れないという方もいらっしゃるでしょう。一方、情シスやIT担当者には自己研鑽の文化が根付いており、リスキリングに関する企業の意識調査』(帝国データバンク)でも、情報サービス業界はリスキリング取組割合が67.5%で「広告関連」(69.2%)に次ぐ2位に位置付けられています。

本記事では、そんな方々に代わってキュレーションを行った、有効な去年(2023年)公開された記事5選と2024年注目すべきIT・データ活用関連のインフルエンサー5名をご紹介します。

2024年、IT・情シス担当者が読むべき記事5選

【1】デジタル庁のサイトやばすぎるwww┃Qiita

「いきなり批判記事か」

そう思われた方こそぜひ、実際の記事に目を通してみてください。デジタル庁の公式サイトが公共のサービスとしてどのようにデザインやWebアクセシビリティを工夫しているのかを@mu_tomoya氏が解説するのがこの記事です。

アクセシビリティの高いモダンなサイトとはいかなるものなのかが、デジタル庁noteやwappalyzer(Webサイトで使われている技術を表示してくれるアドオン)とともに平易な言葉で紹介されており、タイトルとは裏腹に前向きに学習を進める後押しとなるはずです。

【2】20230614_「ChatGPTについて調べてくれ」と社長から特命を受けた人のためのChatGPT概論(40min版)

データ活用支援コンサルティングなどを行うNOB DATA株式会社取締役社長でデータサイエンティスト協会九州支部委員長の大城信晃氏がChatGPTのできることや活用上の注意点、社会へのインパクト、技術的な側面などについて40分で解説できるように作成したスライドです。

厳密には記事ではなくスライド資料なのですが、ChatGPTを使ったことがないという方でも基礎知識をまとめて蓄えられ、情報漏洩対策など実務面にも触れられている点で入門編にぴったりと考え、本記事でも取り上げました。

【3】社内をパスワードレスにするため頑張った話

再びQiitaの記事を、ここで取り上げます。@akihiro_suto(Akihiro Suto)氏がパスワード漏洩対策として、IdP(IDプロバイダーの統合)、SSO(シングルサインオン)化、パスワードレス認証の導入などに取り組んだ流れを、気づきや実際のダッシュボード画面のスクショなどとともに3部構成で解説する記事です。

その有効性は広く知られているにもかかわらずまだまだ未対応の企業は少なくないSSOや多要素認証(『企業規模別に見る日本企業のID・アカウント運用管理の実態2023』(エクスジェン・ネットワークス株式会社)によると、自社システムで全くSSO対応していないと回答した企業は中小企業で45.3%)。その具体的な取り組みを学べる記事として是非一読したい内容となっています。

【4】株式会社リクルート エンジニアコース新人研修の内容を公開します!(2023年度版)

株式会社リクルートが自社の採用ブログ内でエンジニアコースの新人研修の内容を紹介する記事です。『エンジニアの心構え』『JavaScript』『Webアクセシビリティ入門』などは資料も併せて無料で公開されており、エンジニアの新卒採用をスタートした企業がカリキュラムを考えるにあたっても、エンジニアとしての勉強を個人が始めるにあたっても有用な内容となっています。

「2023年度版」とタイトルにある通り、同研修資料は毎年公開されているため、2024年度版も欠かさずチェックできるよう待ちましょう。

【5】ビル点検員に変装→オフィスにラズパイ持ち込んで社内システム侵入 Sansanが本当にやった“何でもアリ”なセキュリティ演習

名刺管理サービスなどで知られるSansan株式会社のセキュリティ演習について取り上げたITmediaの記事です。その徹底ぶりから大きく拡散されました。2022年4月~5月にかけて脆弱性攻撃やソーシャルエンジニアリング、標的型攻撃、さらにはタイトルにもある通りラズパイを用いた物理的な侵入と手を変え品を変え行われたペネトレーションテスト。実際に行えばそれなりのコストがかかる内容を疑似体験できる有用な内容であり、自身のセキュリティ意識向上にもつながるはずです。

過去、データのじかんに登場した2024年注目すべき、IT系インフルエンサーを紹介

マスクド・アナライズ 氏

マスクド・アナライズ氏はデータ分析支援に通じ、著書やSNSでIT関連の知識を専門外の方にも向けて積極的に発信するマスクマンです。自ら意識低い系DXコンサルタントを名乗り、『updataDX22』にも登壇されています。

松本 健太郎 氏

データ分析・データサイエンスや人工知能、マーケティングなどの領域で初学者向けの書籍を多数執筆しているデータサイエンティスト松本 健太郎氏。「データ分析が苦手な人用のフレームワーク」など、Xやポッドキャスト番組でも誰にでもわかりやすく有益な情報を発信し続けています。

村上 智之 氏

300人以上の参加者を擁するデータ活用コミュニティ、データラーニングギルド代表の村上 智之氏。2022年には、データラーニングギルドの活動やクラウドファンディングを通して目指す「データサイエンス学習者と学習コンテンツのマッチングの最適化」というビジョンなどについて、データのじかんの座談会で伺いました。同氏のXでもデータサイエンティストを目指すにあたっての情報が多数発信されています。

関 治之 氏

Code for Japan代表理事を務める関 治之氏は、市民がIT技術を用いて地域の問題解決に取り組むシビックテックの第一人者です。 デジタル庁 プロジェクトマネージャーとしても活動している同氏は、デジタルガバメントやシビックテックに興味がある方はぜひフォローすべきでしょう。

岡 祐輔 氏

福島県糸島市の市役所で取材当時勤務していた岡 祐輔氏は、内閣府地方創生政策アイデアコンテスト地方創生大臣賞、帝国データバンク賞、総務相統計データ利活用表彰特別賞などそうそうたるアワードを受賞した“スーパー公務員”です。デジタル(D)をトランスフォーメーション(X)につなげるために重要な「足元からの取り組み方」を学ぶにあたって同氏の活動は大いに参考となるはずです。

終わりに

情シスやIT関連の学習をされている皆さんにとってはすでに知っているという記事や人物も多かったかもしれません。それに、紹介すべき記事、有益な情報を発信するインフルエンサーは当然ながらまだまだ存在します。今一度2023年を振り返り、学習のギアを巻きなおすきっかけとしてぜひ本記事をご活用ください。

(宮田文机)

 

参照元

・DX推進レベルでリスキリング取組状況にギャップ~リスキリングに取り組む企業、DX 取組企業は 81.8%、未取組企業は 32.2%~┃帝国データバンク・『企業規模別に見る日本企業のID・アカウント運用管理の実態2023』┃エクスジェン・ネットワークス株式会社

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