Share!

運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、業界・社会 に貢献することを目的として設立された一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会 (TDBC)は、運輸業へのデジタルテクノロジーを活用の普及と推進に努めています。

TDBCは2017年から年1回、ワーキンググループの実証実験などの1年間の活動や成果を発表しており、今年は2021年7月7日(水)に、オンラインで「TDBC Forum 2021」が開催されます。

データのじかんでは、第1回の開催から「TDBC Forum」に密着しており、過去に開催については以下の記事をご覧ください。

運輸×デジタル×ビジネスの融合が目指す社会

私たちの生活で欠かすことができない電車やバスをはじめとする公共交通インフラ

電車、バス、タクシーなどの交通インフラは、デジタルの技術を活用する事で年々利便性を向上し続けています。

かつてバスは到着時間を過ぎ、いつ来るかも分からずに待つことや、降車の際の運賃精算に時間がかかり過ぎて、電車を1本乗り過ごしてしまう・・・とったことが当たり前でした。

ところが今はどうでしょう?

アプリで到着予想時間を把握することができますし、降車の際は交通系ICカードをかざすだけで運賃精算ができてしまいます。

これらはICTやIoTをはじめとするデジタルテクノロジーと情報通信によって実現された“シームレス”です。

また運輸とデジタルテクノロジーの融合は、サービス利用者だけでなく、運輸業界で働く人の安全や効率向上も実現します。

運輸業界は同業他社を競争相手としてではなく、お互いに協力することで利便性のある社会インフラと付加価値の高いビジネスの創造に取り組んでいます。

運輸デジタルビジネスを実現するテクノロジー

運輸業は輸送手段や設備、拠点の整備と並行しながら、様々なデジタル技術を積極的に導入し続けています。

MaaS(Mobility as a Service)

ICT(情報通信技術)を活用し、バスや電車、タクシー、飛行機など、自家用車以外のすべての交通手段による移動を、ひとつのサービスで完結させる概念のことです。

MaaSでは自家用車以外の全て、物流のトラックや建築のダンプなども含まれます。

交通をクラウド化し、シームレスにつなぐサービスやアプリを指す場合もあり、その場合は交通機関の運行情報の提供、運賃・料金の設定や決済を対象としています。

DX(Digital Transformation)

“ITテクノロジーを利用した企業の価値観や枠組みの変革“といった概念で運輸業界だけでなく、DXは様々な業界で導入が進められています。

デジタル、情報通信技術で実現するシステム、装置、設備、ITツール、アプリを積極的に活用し、

  • ・従来なかったサービス、ビジネスモデルの創造
  • ・プロセスの再構築、および既存ビジネスの生産性の向上・コスト削減・時間短縮
  • ・従業員の働き方を配慮した業務そのものの見直し

といったことに取り組んでいます。

IoT(Internet of Things)

クラウド(インターネット)でモノ同士を繋ぐ、MaaSやDXの基盤技術です。

例えば、ドライブレコーダーやデジタルタコグラフ(デジタル式運行記録計)を端末として自動車に搭載し、IoTでセンターと情報を送受信することで事故の予防や業務効率の向上を図ろうとしています。

AI(artificial intelligence)

人工知能とは、人間を模倣した知的な作業や判断が行える人工的なシステムのことです。

例えばセンサーで取得した情報を分析・判断し、採るべき行動を決定して遂行する技術で、安全装置や自動運転に導入されています。

道路渋滞や電車運行の乱れなどで最適な対応策の策定や判断などに活用することも期待されています。

自動運転技術に不可欠であることから、運輸デジタルではAIの普及と推進に力を入れています。

運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の役割と活動

「運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)」は、運輸業界をより安心・安全・エコロジーな社会基盤へと変革し、業界・社会へ貢献することを目的に2016年に設立された協議会です。

運輸業界における様々な課題(事故の撲滅、健康に起因する交通事故、点呼や動態管理などの業務効率化)と新しい取り組み(MaaS、業界プラットフォームの実践、健康経営、働き方改革、SDGs)について企業や業界の枠を超えてオープンに議論し、デジタルテクノロジーの協議や実証実験に取り組んでいます。

今年はオンラインで2021年7月7日(水)に開催!!「TDBC Forum 2021」

コロナ禍の影響で大規模なイベントの開催が危ぶまれていますが、今年の「TDBC Forum」は「運輸事業者の課題をともに解決〜DXの実践〜」をテーマにオンラインで2021年7月7日(水)に開催します!!

TDBC Forum 2021では、ワーキンググループの実証実験などの1年間の活動や成果発表を中心に、社会実装の取り組みや運輸事業者でのSDGsの取り組みなど、実践可能な内容を紹介します。

今年はTrack AとTrack Bに分けての同時進行を予定しており、2021年6月時点では以下のプログラムの開催を予定しています。

プログラム(共通)

13:00 開会のご挨拶 一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会 会長理事 梅村 尚史 氏
13:05 事業用自動車総合安全プラン2025 国土交通省自動車局安全政策課

プログラム(Track A)

13:50 事例紹介 株式会社フルバック
14:10 事故の撲滅と実現のための乗務員教育 「『事故撲滅への乗務員教育』360度カメラ検証とバック事故撲滅事例」 マルタケ運輸株式会社/ジャパン・トゥエンティワン株式会社
14:25 動態管理システムCariotのご紹介 株式会社フレクト
14:30 様々なデバイスに対応する 位置情報管理プラットフォーム実現 株式会社首都圏物流
14:45 移動データで導く、ドライバーエンゲージメント 株式会社スマートドライブ
14:50 移動データで導く、ドライバーエンゲージメント 三井住友海上火災保険株式会社/マルタケ運輸株式会社
15:10 健康経営に繋がる各社の実施事例・取組事例のご紹介 ミズノ株式会社
15:15 無人AI点呼実現への挑戦 「経営者の考える無人AI点呼実現への挑戦」 大河原運送株式会社
15:30 運輸・旅客事業者向け心疾患の現状と心電図読影サービスシステムのご紹介 ユニオンツール株式会社
15:35 人材不足の解消および遠隔操作による建設現場の課題解決 P&J株式会社
15:50 大塚製薬の健康経営つながるサポートのご紹介 大塚製薬株式会社
15:55 業界初 ホワイト企業が進める物流DX モービルアイ×デジタコ連携活用の軌跡 大十和運送株式会社/ジャパン・トゥエンティワン株式会社

プログラム(Track B)

13:50 【事業者が語る】IT点呼導入による効果 TAKAIDOクールフロー株式会社/株式会社タイガー
14:10 運輸業界共通プラットフォームの構築 大塚製薬株式会社
14:25 大塚製薬の健康経営つながるサポートのご紹介 大塚製薬株式会社
14:30 MaaSへの取り組み アルピコ交通株式会社
14:45 運輸・旅客事業者向け心疾患の現状と心電図読影サービスシステムのご紹介 ユニオンツール株式会社
14:50 コロナ禍をくぐり抜け、おでかけしたくなる社会を守り切るために 名古屋大学大学院環境学研究科 教授 加藤 博和
15:10 移動データで導く、ドライバーエンゲージメント 株式会社スマートドライブ
15:15 乗務員の健康増進と新型コロナウイルス対策 中日臨海バス株式会社/三井製糖株式会社/ユニオンツール株式会社
15:30 動態管理システムCariotのご紹介 株式会社フレクト
15:35 TDBC動態管理プラットフォームの社会実装について 一般社団法人 運輸デジタルビジネス協議会
15:50 健康経営に繋がる各社の実施事例・取組事例のご紹介 ミズノ株式会社
15:55 事例紹介 ソフトバンク株式会社+TDBC

開催概要

データのじかんでは、昨年に引き続き、「TDBC Forum 2021」に密着し、当日の様子の取材を予定しています。

最後にイベントの詳細をお伝えしますが、今年はオンラインで来場することなく参加できるため、参加人数の増加が予想されます。

参加を検討されている方はお早目にお申込み下さい。

TDBC Forum 2021 イベント開催情報

開催日 2021年7月7日(水)
時間 13:00~16:30(予定)
会場 オンラインにて開催
参加費 無料 ※事前登録制 (お申し込みの方には事前に視聴用URLを送付)
定員 1000名

「トレンド」ランキング

人気のカテゴリ