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【WAF2018 TOKYO】ウイングアークがMotionBoardで挑戦する「農業×IoT」 農場の生産性を高めるために取り組んだこととは

         

サーバー通信と描画の最適化による性能改善

島澤:サーバーの通信の最適化と描画の最適化、両方のアプローチから、今回の性能問題の改善に取り組みました。こうした比較的単純な描画でも、けっこう有意な差がでますね。FlashとHTML5で、Flashのほうを先にクリックしたとしても、HTML5のほうが表示までは速い。

大畠:では、もう1つ見てもらいましょう。今度はリアルタイムです。先ほど、IoTのお話をしました。MotionBoardは、リアルタイムで画面に表示するため、いろんなところでお使いいただいているんですが、これがHTML5になると、どのようなかたちに変わっていくのか。

こちらも、右側がFlash、左側がHTML5です。

島澤:裏側で何が起こっているかというと、(スライドを指して)上に青い波形がありますよね。これを学習データとして……下でずっと緑色の波形が流れてると思いますが、ずっと裏側でRを叩いて、各波形に差異がないということを計算し続けています。それをリアルタイムにやり続けています。

FlashとHTML5を、今、同じ定義で開いてます。この緑色の……少しHTML5のほうが間延びしちゃいましたね。FlashとHTML5で、まったく同じ定義なんですね。でも、画面のリフレッシュレートにけっこう差があると思います。HTML5のほうが明らかに速いというところで、同じ定義を持ってきても、基本的には(HTML5が)速く動きます。せっかくなので、何かノイズを発生させてもらうといいですかね。

大畠:わかりました。では、パルスいきます。

島澤:もう少しパルスがあっても……もう1回、押しましょうか。

大畠:もう少しですね。

島澤:こんな感じですね。これは、ランダムにノイズを入れているんですけど……リセットされちゃいましたね(笑)。今、ランダムにノイズを入れることによって……もう1回押せますか?

大畠:はい。

島澤:この波形は、学習データに対して差異があるということで、それを検出してアラートとして描画する。そういったことを、100ミリ秒ごとに行っています。HTML5は、だいたいFlashの2.5倍くらいの描画スピードを持っています。では、次(の話題)にいきましょうか。

(デモ終了)

[著] ログミーBiz編集部
世界をログする書き起こしメディア「ログミーBiz」は優れたスピーチや対談、パネルディスカッションなどを全文書き起こしてログ化し、価値ある情報をより多くの人に届けるためのサービス。本記事は「ログミーBiz」に掲載された「ウイングアークがMotionBoardで挑戦する「農業×IoT」農場の生産性を高めるために取り組んだこととは」を許可を得て掲載しています。

 
 
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