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WAGRIは現時点では個人の登録を受け付けておらず、法人のみが会員になることができます。会員になると、データの使用・提供と共に、データを蓄積・分析することで商品の品質や収穫量の改善につながったり、高度な生産管理の達成が期待できます。
さて、データの具体的な入手方法はというと、API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使用します。
・他会員企業がプラットフォーム上に登録したAPIを有償・無償で利用
・自社で開発したAPIを自社で利用
・自社で開発したAPIを他会員企業へ有償・無償で提供
各所から提供される様々なデータを、WAGRIプラットフォーム上で共有されているAPIを使って読み込むイメージですね。
つまりWAGRIを利用するにはある程度ICTの知識を持っていることが前提となりそうです。
WAGRIの会員である椿原茂さんは、WAGRIに参加した理由を「熟練農家の方が手取り足取り教えてくれる機会も減ってきているので、感覚を知識的に継承したいから」と語っています。こうした変革をきっかけに、農業人口の若返りが進み、日本の農業に活気をもたらしてくれることが期待されています。
WAGRI公式ページ 農業ビッグデータ活用の時代へ WAGRIフォーラムが開催
(佐藤ちひろ)
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