データのじかんNews 2023年08月Part.01 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2023年08月Part.01

 

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

 

【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

 

第64回の2023年8月Part1では、2023年7月24日~7月28日までに【データのじかん】で公開された10件の記事についてご紹介します!!

 

         

梅雨も明け、日差しが強い夏がやってきましたが、みなさま、元気に楽しんでいらっしゃいますか?暑い日々が続くかと思いますが、水分補給を忘れずに、健康に過ごしてくださいね。

今年の夏はコロナ禍の規制が解除されたこともあり、筆者も夏休みには、旅行やアウトドアで夏を満喫したいと思っています。

ただ、今年の夏の気温は、全国的に平年より高く、9月も高温傾向で残暑が厳しくなりそうとのことです。

こまめな水分補給や適切なマスクの付け外し、充分な休憩や空調の適切な利用といった暑さ対策は例年より継続的に行う必要がありそうで、体調管理に十分注意して頂きたいと思います。

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

みなさんは「東南アジア」と聞くと、どんな場所を想像しますか?データのじかんの読者様の中には、既に知見のある方も多いかもしれませんが、「発展途上国」「貧困」といったイメージを抱く方も、少なくないのではないでしょうか。私たちがスマホ片手に生活を送る今日、実はこの東南アジアでもテクノロジーは人々の生活に深く浸透し、変革をもたらしています。人々のスマートフォンには必ずといって良いほど、タクシーアプリ、フードデリバリーアプリ、決済・送金可能な銀行アプリ、といった、多くの便利なサービスが取り入れられ、日本の先をいくほど急速に普及しているんです…!

・東南アジアはもうテクノロジー先進国?日本の外で発展が急加速。その実態を知ろう!ーNOMAD TIMES— 本当のノマド?!萌子の旅して感じる世界の今 vol.1

世界的ブームとなっているChatGPTやGPT-4などの生成AIについて、その仕組みを会話形式と図解で分かりやすく説明する本連載「AIがおしゃべりできる秘密」の第3回目。連日のように登場する新しいAI技術の情報も交えて解説します。

・AIがおしゃべりできる秘密|第3回|コンピュータが言葉を操る方

データマネジメントに対する意識は高まりつつあるものの、多くの課題・問題が阻み、試行錯誤を重ねながら手探りで取り組んでいる企業は少なくはありません。そんな中、JDMCコミュニティ有志26名が企画運営、サイバーエージェント、DeNA、バンダイナムコネクサス、LINE Fukuoka、リクルート、メルカリ、オーケーなど24社が集結して、データ組織設計やデータの価値を定量化する取り組みなどを大いに語り合うデータマネジメントの祭典「デタマネFES」が8/1(火)から10日間毎夜開催されます。今回は、企業のデータマネジメント担当者にとって有益で、しかも無料で参加できる『デタマネFES・夏2023』について紹介します。

・デタマネFES・夏2023 みんなで語って聞くデータマネジメント=デタマネのフェスティバル 2023年8月1日の10日間開催

「都会のローカル線」と評されることが多いのが、神奈川県にあるJR鶴見線と大阪府の南海汐見橋線です。確かに両路線ともに周辺路線と比較すると運行本数が少ないのが現状です。しかし、沿線をよくよく調べると、また違った顔も見ることができます。JR鶴見線と南海汐見橋線を考察すると同時に、理解を深めるために周辺の路線も見ていきたいと思います。

・大都市圏のローカル線の「ローカル度」は意外と低い? JR鶴見線、南海汐見橋線沿線の“意外な姿”

■テクノロジー

梅雨真っ只中の2023年6月12日に開催されたセミナー「データのじかんSeminars | 実務家が知っておきたい!生成系AIの現在地点」のレポートをお届けします!お昼休みの時間帯に開催されたため、参加者の皆様は、ランチを楽しみながらゆったりとした時間の中で、最新話題のChatGPTをはじめとする生成系AIの現在地点を確認し、将来の発展や実務での活用をイメージする機会を得られたのではないでしょうか。当ページでは、セミナーレポートの他にも、アーカイブ動画の視聴やセミナー資料のダウンロードもお申し込みいただけます!

・データのじかんSeminars レポート|2023年6月12日開催無料セミナー 実務家が知っておきたい!生成系AIの現在地点 (ChatGPT/Midjourney/DALL·E2まで)

全国的に晴れ渡った2023年6月29日、木曜日に開催されたセミナー「データのじかんSeminars | デジタル人材がいなくても大丈夫!経営者と実務家のための生成系AI 〜3つの白書から読み解く最新デジタル技術の活用戦略〜」のレポートをお届けします。中小企業の経営者と実務家向けに、生成系AIを含む新しいデジタル技術の活用法や進め方について、「中小企業白書」、「DX白書」、そして2023年6月に公開されたばかりの「2023年版ものづくり白書」、合計1,000ページにも及ぶ最新情報を交えながら解説した濃密な1時間。当ページでは、セミナーレポートの他にも、アーカイブ動画の視聴やセミナー資料のダウンロードもお申し込みいただけます!

・データのじかんSeminars レポート|2023年6月29日開催無料セミナー デジタル人材がいなくても大丈夫!経営者と実務家のための生成系AI 〜3つの白書から読み解く最新デジタル技術の活用戦略〜

■社会

ここ数ヶ月、AIを取り巻く状況は刻一刻と変化しつつあります。画像生成AIからAIチャットbotまで、さまざまなAIツールが登場しています。特にOpen AIが提供するAIチャットbot「ChatGPT」は無料で使えるということで大きな話題になりました。こうした状況を踏まえ、GAFAをはじめ、さまざまなIT企業もAIチャットに参入しつつあります。世界各国がAI事業に注目し、AIによって人々のワークライフスタイルが大きく変りつつある今、気がかりなのが、日本におけるAI研究の遅れです。

・AIの研究開発で大きく遅れをとる日本。日本におけるAI業界再生の鍵とは?

■ビジネス

2021年2月に日本財団が行った「18歳意識調査」によると、50.4%がコロナ禍で「閉塞感を感じている」と回答しました。コロナ真っ盛りの時期、どこにも行けない若者たちの2人に1人が閉塞感を感じていたのは特に不思議なことではないでしょう。では、新型コロナが5類に移行し、行動制限もなくなった今、社会に立ち込める閉塞感はなくなったのでしょうか?

・新卒就職率97.3%なのに息苦しい…希望が見えない若者たちを取り巻く閉塞感

データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。「Local DX Lab」は地域に根ざしたDXのあり方を探るシリーズです。今回は「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに掲げ、生活・健康上のお困りごとを解決する数々の商品を送り出す大阪府の小林製薬株式会社です。大阪に本社を構えグローバルな展開を進めている同社で、2023年1月からCDOに就任した石戸亮氏に日本のメーカー企業でどのようなDXをこれから行っていくのか、石戸氏に今何を見据えて、DXに取り組もうとしているのかについて、お話を伺いました。

・「あったらいいなをカタチにする」小林製薬は、DXで今何を目指しているのか

■ライフ

データのじかんは2019年、当時、株式会社デコムに在籍していた松本健太郎氏を取材しています。「データ・ドリブン至上主義時代のデータとの向き合い方」についてご教示いただき、その後もupdataNOWなどのイベントにご登壇いただきました。松本氏はこれまでにビジネス書16冊を執筆しつつ、現在は、人材育成サービスを提供するグロースXで執行役員マーケティング責任者を務めています。傍から見れば、松本氏は先を見通しつつ、ステージを変えて独自のキャリアを形成していっているように映っています。同氏は「学び」と「キャリア」をどう捉えているのでしょうか。近況を交えてお聞きしました。

・グロースX執行役員マーケティング責任者の松本健太郎氏に聞く、DX・リスキリング時代の「学びへの姿勢」と「キャリアへの向き合い方」

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トレンド

東南アジアはもうテクノロジー先進国?日本の外で発展が急加速。その実態を知ろう!ーNOMAD TIMES— 本当のノマド?!萌子の旅して感じる世界の今 vol.1

2023.07.25 公開

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こんにちは!申し遅れました!
筆者の私はフリーランスとして、ASEANを拠点に海外を転々としながら活動しています。
いわゆる「ノマドワーカー」というものです。

本連載では、私が海外各国で実際に経験した、テクノロジーや発展の状況をみなさまにお届けしてまいります。
1人の「越境者」として、記事を通じて皆様に気付きを提供できたらと思います!

また、日本とは何が違い、そこから何が学べるのか?
日本の発展の現状と未来を考えるきっかけになれば幸いです!!

AIがおしゃべりできる秘密|第3回|コンピュータが言葉を操る方法

2023.07.26 公開

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では前回の宿題だった大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)の説明をしましょう。機械翻訳や自動要約、質疑応答などは、同一のモデルで表現できることができます。

前回説明した時系列ニューラルネットワークであるRNNの発展形Seq2Seq (Sequence to Sequence)を用いれば、実現可能になってきたのです。

ニューラル言語モデルは、入力された時系列データから、出力単語の確率分布を求めるモデルです。したがって、ある時系列データが入力されると、コーパスの統計結果から、最も出現確率の高い単語列を計算して出力ができるようになります。

基本的に単語とその前後の単語での確率分布なので、コーパスになかった単語列、つまり文章でも出力できるようになります。もちろんその精度は、学習するコーパスの質と量に依存します。

デタマネFES・夏2023 みんなで語って聞くデータマネジメント=デタマネのフェスティバル 2023年8月1日の10日間開催

2023.07.26 公開

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デタマネFES・夏2023』とはデータマネジメント(以下、データマネ)の推進と啓蒙活動を行うJDMC主催で、2023年夏の8月1日から10日までの10日間にわたり開催されるロングランイベントです。

データマネの取り組み方、実行方法は企業規模や業種によって様々で、全ての課題・問題に一つの解答があるわけではなく、また完全な結論に至ることもありません。データマネ実践者が日々改善を続ける努力こそが、この分野が進化し続ける源泉ともいえる実情において、データマネの現状を皆で共有し、未来を模索する機会に対してのニーズが高まっています。

会期中のライトニングトーク(LT)セッションでは、データ組織の設計、データの価値を定量化する取り組みなど、6つのテーマを設定。 ”みんなで語って聞いてデタマネ倍速しよう”をかけ声に、デタマネ業界のトップランナーたちが集合し、各社が試行錯誤を重ねている「イマ」をオープンに発表します。

大都市圏のローカル線の「ローカル度」は意外と低い? JR鶴見線、南海汐見橋線沿線の“意外な姿”

2023.07.27 公開

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JR鶴見線は扇町方面・海芝浦方面・大川方面の3路線から成り立つ。扇町方面は鶴見~扇町間7キロで、通称「本線」と呼ばれています。沿線には京浜工業地帯の工場群が立ち並びます。

海芝浦方面は浅野駅から分岐し、海芝浦駅へ向かいます。海芝浦駅のホームからは東京湾と京浜工業地帯を一望できることから、デートスポットとしても知られています。大川方面は武蔵白石駅から分岐し、大川駅までの1キロで、大川支線は3線の中で最も距離が短いです。

鶴見線のダイヤは京浜工業地帯の通勤客に特化していると言っても過言ではありません。鶴見駅の時刻表を見ると平日朝・夕ラッシュ時は1時間あたり10本以上も設定されています。しかし、日中時間帯は1時間あたり3本となり、そのうちの1本は途中の浜川崎止まりです。海芝浦行きは1~2時間に1本、大川行きは日中時間帯に列車の設定自体がありません。

このように朝・夕ラッシュ時と平日時間帯でダイヤの様相が変わるのがJR鶴見線の特徴です。

テクノロジー

データのじかんSeminars レポート|2023年6月12日開催無料セミナー 実務家が知っておきたい!生成系AIの現在地点 (ChatGPT/Midjourney/DALL·E2まで)

2023.07.24 公開

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生成系AIをテーマにした3本立てセミナーシリーズの第一回目となった本セミナーでは、AIの広範な分野の中でも話題をさらっているChatGPTをはじめ、画像生成系のMidjourneyやDALL·E2など、さまざまな生成系AIの現状の立ち位置を確認しながら、実務におけるAI活用の最新動向について解説しました。

ChatGPTは、LLM(大規模言語モデル)の一種であり、過去の豊富な情報を元にして次に続く単語を予測し、文章を完成させることができます。ChatGPTは、入力されたテキストを理解できる形式に分割した単位を「トークン」と呼び、全ての処理は英語で行われます。そのため、2バイト文字の日本語と1バイト文字の英語では、ChatGPT上では英語の方が早く正確な結果を示すことが多いです。これは、日米のAIに対するイメージの違いにも関連しているかもしれません。

データのじかんSeminars レポート|2023年6月29日開催無料セミナー デジタル人材がいなくても大丈夫!経営者と実務家のための生成系AI 〜3つの白書から読み解く最新デジタル技術の活用戦略〜

2023.07.27 公開

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生成系AIをテーマにした3本立てセミナーシリーズの第二回目となった本セミナーでは、中小企業の経営者と実務家向けに、生成系AIを含む新しいデジタル技術の活用法や進め方について、「中小企業白書」、「DX白書」、そして2023年6月に公開されたばかりの「2023年版ものづくり白書」を交えながら解説しました。

当セミナーでは、「白書」と呼ばれる、特定の分野についての現状の分析と将来の展望をまとめた政府刊行物を元に、日本および国際的なデジタル化の取り組みを把握し、生成系AIを活用してデジタル化を進めるための考え方や実務における活用イメージを持つことができる回となりました。

社会

AIの研究開発で大きく遅れをとる日本。日本におけるAI業界再生の鍵とは?

2023.07.27 公開

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日経新聞がオランダの大手学術情報出版社の協力を得て、被引用件数が上位10%の「注目論文数」をデータ化したところ、2019年以降は中国が大躍進。一方、日本とアメリカは停滞しています。また、日本の注目論文数はアメリカの1/10程度とそもそもの数自体も大きく遅れをとっていることがわかります。

また、AI関連調査企業であるZeta Alphaが公開した、被引用数トップ100のAIに関する論文の出所のデータにも、日本の名前は上がっておらず、AIについて大きく遅れをとっていることがわかります。

それではなぜ、他国と比較し、日本のAI研究は大きく遅れをとったのでしょうか?

ビジネス

新卒就職率97.3%なのに息苦しい…希望が見えない若者たちを取り巻く閉塞感

2023.07.26 公開

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かつて私は10年ほど中国に住んでいましたが、帰国のたびに中国に住んだことがない友人たちには「大変でしょう?」とねぎらわれたものです。おそらく、中国の政治的な状況を考慮すると、日本で生活するより「はるかに閉塞感があるのでは」という心配だったのだと思います。しかし、あくまでも個人的な感覚ですが、当時の中国よりも「今の日本の方が閉塞感は遥かに大きい」と感じます。そして、それはコロナ禍かどうかとはあまり関係ない気がするのです。

日本人である私が日本で生活するのは中国よりもはるかに便利ですし、日本では多様な価値観を受け入れる前提があるはずなのに、この閉塞感はどこから来るのだろう、というのがこの記事の出発点です。

「あったらいいなをカタチにする」小林製薬は、DXで今何を目指しているのか

2023.07.28 公開

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そもそも、石戸亮氏はなぜ小林製薬株式会社に入社したのでしょうか。その理由についてこう語ります。

「最初のきっかけはたまたまファミリーマートのエグゼクティブ・ディレクター チーフマーケティング・オフィサー(CMO)の足立光さんに呼ばれ、バーに行った際に小林製薬の社長の小林章浩さんに出会ったことですね。2021年当初は『小林製薬でもこれからDXを推進していく。とはいえ、手探りだから月に1回くらいでミーティングに出てもらえないか?』というご依頼でした。そこから徐々にデジタル周りの施策に関わるようになり、2023年1月から私も正式にCDOとして入社する形になります。

同じタイミングで、小林製薬にもともとあったIT部門をCDOユニットという形にして社長直下の組織に変更しました。CDOユニットは『旧業務改革センター』にあったシステム部と新設された『DX推進グループ』で構成されています。

ライフ

グロースX執行役員マーケティング責任者の松本健太郎氏に聞く、DX・リスキリング時代の「学びへの姿勢」と「キャリアへの向き合い方」

2023.07.25 公開

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大学を卒業されてからベンチャーの営業職に就いた松本さんは、後にエンジニアに転身。そのエンジニア時代、今でいうところの「リスキリング」を行い、多摩大学大学院で統計学・データサイエンスの学び直しをし、以降データサイエンティストとしてご活躍されています。

エンジニア時代の松本さんの役割は、主にSQLを使ってデータを抽出することでした。当時はデータサイエンティストが注目されており、統計学などの専門書がたくさん出版されていました。松本さん自身も書籍を何冊か読み込みましたが、しかし、いくら読んでもデータサイエンスのことは、あまり理解できなかったそうです。

データサイエンスはそれほどに難しいのでしょうか?

08月01日付 データのじかん主筆「大川真史の\久々の/週報」

データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!

【先週】

 内閣府経済社会総合研究所ESRI政策フォーラム「新しいGDP基準:2025SNAに向けて」があり興味深い資料が並んでいます。
 デジタル化時代の経済活動で生み出される価値が金額で捕捉出来ているか等の議論があり、
 各国共通で「データを固定資本として記録する」方向で検討が進んでいるとの事でした。

 3月に公表された「研究開発の俯瞰報告書」ですが俯瞰の前提となる事項を整理した文書が公表されました。
 特に「科学と社会」では科学に対する考え方の変遷から説明されていて興味深いものになっています。

 「令和4年度 文部科学白書」が公表され今年は「大学・高等専門学校の機能強化」が特集されました。
 その高専改革の筆頭である神山まるごと高専の取材を先週実施しました。

【今週】

 札幌で講演2本(公開1非公開1)、ワークショップ1本、
 今年の経産省DXセレクションに選定された池田食品さんへの視察をします。
 https://www.noastec.jp/news/seminar-event/post_1683.html

 またOOKABE GLASSさんの取材も行います。

編集後記

今回は、『大都市圏のローカル線の「ローカル度」は意外と低い? JR鶴見線、南海汐見橋線沿線の“意外な姿”』という記事を紹介させて頂きました。

JRに乗った際、よく車内の路線図を見ながら、交通インフラの活用方法などを想像したりしながら移動時間を過ごすことが多いのですが、今回記事で紹介された『JR鶴見線』は本線と2支線で成り立っているせいか、かなり特徴的で、気になってしまい、色々調べてしまうことがよくあります。

筆者は神奈川県に在住しているものの、実は1回も『JR鶴見線』を利用したことがありません。というのは、この路線を利用する機会が今まで全くなかったからです。

記事中で触れている駅自体が海に面した『海芝浦(うみしばうら)駅』は、『夕暮れがきれいな海の近くの駅』で有名なのは知っていて、いつかは訪れてみたいと思っています。

この海芝浦駅は、会社の私有地内にあるため、駅の外にでることができないのですが、併設された『海芝公園』にはベンチがたくさん設置されており、海を眺めながらゆっくりとした時間を過ごしたりすることができるそうです。

最近は、工場の設備や運用の様子を視察する「工場ウオッチンング」が流行っているらしく、筆者もJFEスチール、東京ガス、東京電力などの巨大プラントが夕日に映って立ち並ぶ景観を見てみたいと思います。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

 
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