データのじかんNews 2023年09月Part.01 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2023年09月Part.01

 

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

 

【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

 

第69回の2023年9月Part1では、2023年8月28日~9月1日までに【データのじかん】で公開された5件の記事についてご紹介します!!

 

         

9月になり、夏の熱気が徐々に和らぎ、朝夕は心地よい秋風の吹き始めを感じるようになりましたね。紅葉が始まる前のこの短い期間は、一年の中でも特に変わりゆく季節の美しさが感じられせいか、筆者にとっては一番好きな時期でもあります。

またこの時期は新学期や新しいプロジェクトが始まる時期でもあり、新たな挑戦とともに気持ちも新しくリセットされる瞬間でもあります。

この月の上旬をどのように過ごすかは、その後の秋季にも影響を与える重要な時期。まさに、新しい季節、新しい可能性が広がるスタートラインと捉え、何か新しいことにチャレンジしてみはいかがでしょうか?

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

コロナ禍もようやく落ち着き、東海道新幹線もコロナ禍前の混雑に戻りつつあります。実はコロナ禍中、東海道新幹線では新たな料金制度や新サービスを導入しましたが、お盆の帰省などで新幹線を利用したにも関わらず、その全貌を把握していない方も多いのではないでしょうか。意外と複雑で色々な選択肢がある東海道新幹線東京~新大阪間の運賃を改めて整理するのも、日常生活における「データ整理」の一環でしょう。今回はその内容をまめとめてみました。

・【意外と複雑】東海道新幹線東京~新大阪間は結局いくら?—新サービスに追加料金は必要?

いまやデータをビジネス活用していくことは当たり前になっている時代。ですが実際に新しいサービスや事業領域をつくり出す立場の人々は、多様なデータをどう捉えたらよいのでしょうか。最新のテクノロジーとエンターテインメントを融合させた「 FantTech(ファンテック)」を通じて、オンラインでの新しいエンターテインメント体験を提供する株式会社サイバーエージェントFANTECH本部の伊達学氏と遠藤優也氏のお2人に、同社の事業戦略やサービス開発におけるデータからの価値の創り方について聞いてみました。

・FanTechのNo.1企業を目指すサイバーエージェントの 「データとコミュニケーション」を生かした組織づくり

前回は、新卒就職率が100%近いのに閉塞感を抱える日本の若者と、失業率が約20%に達しても、将来に対しなお楽観的な中国の若者を比較しました。その背景に見えてきたのは、諸外国よりも日本の若者たちの自己効力感が低いことでした。つまり、客観的な状況云々より、直面する困難に対して「自分ならうまくできる」、「立ち向かって解決できる」と思えないため、筆者は「閉塞感を感じ続けているのでは」という仮説を立てたのです。ただ、この仮説を前提にするといくつかの疑問がさらに生まれます。現在、日本では教育現場でも、職場でも、社会全体でも「ダイバーシティ」や「多様性」が声高に叫ばれています。本来なら多様な価値観を受け入れる風潮が強まれば強まるほど、社会や組織を構成するメンバーは自己効力感を高められるはずです。誰もが安心して自分の強みを発揮できるのでは、と思ってしまいますが、かえって閉塞感に支配されてしまっているのです。では、この矛盾はいったいどこからくるのでしょうか?

・「ダイバーシティ」が閉塞感を加速する?母親たちが子育てを楽しめない理由とは?

■ライフ

「認知的焦点化理論」とは、人が何かに向き合う際、どれだけ他人に配慮できるかといった観点で人を分類しようとする試みのことです。今回のタイムくんでは、この「認知的焦点化理論」についてマンガで分かりやすく紹介します。

・【タイムくん 第156話】認知的焦点化理論

さまざまな手法でデータを収集できるようになった昨今。収集したデータを新たな施策に生かすために、さまざまな手法で手軽にデータ分析が行われるようになりました。一方で全く違う対象の調査結果を目の前の対象に当てはめても適切な成果を得ることはできません。そんなときに知っておきたいのが「外的妥当性(一般化可能性)」という概念です。これはデータをうまく活用するためには必ず押さえておきたい考え方になりますので、ぜひこの記事でしっかりこの概念について理解してみてください!

・外的妥当性(一般化可能性)とは? データを正しく活用するために知っておきたいキーワード

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

トレンド

【意外と複雑】東海道新幹線東京~新大阪間は結局いくら?—新サービスに追加料金は必要?

2023.08.30 公開

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東海道新幹線に乗車するには、乗車券の他に特急券が必要です。もちろん、普通車指定席に乗車するには乗車券と指定席特急券が必要になります。また、「のぞみ」と「ひかり」「こだま」では料金が異なるのは前提として覚えておきたいところです。

問題は指定席特急券で、指定席特急券はシーズンにより料金が異なります。JR東海は2023年4月に閑散期、通常期、繁忙期、最繁忙期のシーズン別4段階制を採用しました。

FanTechのNo.1企業を目指すサイバーエージェントの 「データとコミュニケーション」を生かした組織づくり

2023.08.30 公開

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FanTechとは、サイバーエージェントによれば、「FanTechアプリを通じて、オンライン上で新しいエンターテインメント体験を提供すること」とあります。同社がこのFanTechという言葉を打ち出し始めたのは、2022年のことです。同社がそれまでABEMAなどのサービスで培ってきた配信技術やコンテンツ制作のノウハウと、さまざまなエンターテインメントを結び付けて新しいサービスを創造する狙いがあった、とFanTech事業の立ち上げから全体を見てきた伊達氏は振り返ります。

「ダイバーシティ」が閉塞感を加速する?母親たちが子育てを楽しめない理由とは?

2023.09.01 公開

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ここ数年、「ダイバーシティ(多様性)」という言葉はすっかりお馴染みになりました。最近では、「ダイバーシティ」をさらに一歩進めて「インクルージョン(包括、一体性)」とセットにして使われることも増えています。その目指すところは、誰もが人種や性別、民族や社会的背景、宗教や個性、価値観に関わらず、お互いを認め合い共生を実現する社会や組織の実現といってよいでしょう。この観点はSDGsの「誰一人取り残さない」という理念とも合致するように思えます。

しかし、ダイバーシティはさまざまな文脈で用いられており、必ずしも社会的公正や個人の権利や尊厳を基盤にして論じられている訳ではないことに注意が必要です。

ライフ

【タイムくん 第156話】認知的焦点化理論

2023.08.28 公開

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その昔、秋元康さんが書いた本に「成功するために必要なのはここ一番のジャンケンに負けない才能だ」みたいなことが書いてあって、なるほど!って単純な僕は感化されて、それ以来僕はどんなジャンケンにも人一倍真剣に取り組みことにしています。

まぁ、だからと言って勝率が上がるわけではないので、二人でやる時はだいたい五割くらいの勝率しかないですし、複数人になると勝てることはほとんどないです(笑)。

結局のところはほぼ統計学の計算通りの結果になるわけなんですけど、大事なのは勝率の問題じゃなくて、本当に大切な時に勝つことが大事なんじゃないかなぁって思います。学生の頃の部活とかでも本番になると集中力が高まって良い結果が出る人と、やたらと本番に弱い人と結構タイプ分かれたような気もしますし。

外的妥当性(一般化可能性)とは? データを正しく活用するために知っておきたいキーワード

2023.08.30 公開

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ある集団を対象にした調査結果をどの対象まで適応(一般化)できるか?を「外的妥当性(一般化可能性)」といいます。

例えば、成人女性を対象にした仕事への意識調査結果を小学生の女児に当てはめるのは難しそうに思えます。このとき、外的妥当性は低い、といえます。一方、同じ調査結果を労働世代の18歳から60歳までの女性に結果を当てはめる場合は外的妥当性が高いといえます。

09月04日付 データのじかん主筆「大川真史の週報」

データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!

【先週】

 内閣府経済社会総合研究所フォーラム「中長期の経済財政の展望」が興味深い論点と議論でした。
 「コンプライアンスに使われる時間(書類・データ収集作成など)は23%」
 「間もなくGDPギャップがゼロになるので施策転換が必要」
 「組織の論理や分析者の価値観で必ずバイアスは発生するのでそれを前提に」
 「今後の見通し予測には過去の見通しと結果が見られるスパゲティチャートが有効」
 「生産性が低い産業の労働者が減っているので全体の生産性が上がってる」
 といったコメントがありました。
 動画も公開されています。

 

 ある方からお声がけ頂き「リコーつくる~むフェスティバル2023」に参加しました。
 ものづくりの多様性と熱量の高さに感動を覚えました。
 メイカームーブメントに理解が高い企業のひとつだと再認識しました。
 
 データのじかん・サービス創新研究所共催「ドラッカーの5つの質問ワークショップ」を開催しました。
 2時間超のイベントでしたが楽しく考え抜く時間になったと思います。
 

【今週】

 EPFCの理事会があり先日開催したイベント(スイッチサイエンス高須さん、プロトアウトスタジオ菅原さん登壇)について議論があると思います。

編集後記

前回のデータのじかんNewsの冒頭で高校野球について紹介させて頂きましたが、この夏の大会の観戦での新横浜から大阪への移動では、新幹線を利用しました。

今回紹介させて頂いた『【意外と複雑】東海道新幹線東京~新大阪間は結局いくら?—新サービスに追加料金は必要?』という記事で紹介しているように、東海道新幹線の普通車指定席の購入方法や料金体系は複雑で、インターネットからの購入においても複数のサービスがあるため、筆者自身、最適な選択肢が選べていない気がしていました。

そしていつも悩むのが『新幹線eチケットサービス』を利用するか?です。

このサービスは、切符を受取ることなく、新幹線eチケットに紐づけた交通系ICカード・モバイルSuicaなどを自動改札機にタッチするだけで、そのまま東北・北海道、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線に乗車できるサービスです。

新幹線発着駅でよく見かける『みどりの窓口』の大行列や券売機に並ぶことなく購入できてしまうため、自宅の最寄り駅から新幹線を経由した最終目的の降車駅まで乗換案内の検索結果通りに移動できるので便利だろうな、とは思ってみたものの、どうしても利用する気にはなれませんでした。

それは手持ちのSuicaで予約した乗車券+特急券が使えるかどうか?が確認できず、登録誤り等のトラブルで、乗車できなくなってしまうのではないか?といった不安があったからです。

一度、できてしまえば、今回、登録したSuicaを選択すれば良いので、以降、安心して利用することができる?と考えており、そこで今回は、トラブルが起きても対処できるように、1時間前に新横浜駅に赴き、Suicaで改札機を通過できるか?に挑戦してみました。

結果は無事成功でしたが、改札機でタッチしない限りデータで繋がらないeチケットのシステムに不安を感じていたのは、色々聞いてみるとどうやら筆者だけではないらしく、未だに『みどりの窓口』が行列になる一つの要因として、こういったことに不安を感じている方がいらっしゃるから?と思いました。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

 
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