前回のデータのじかんNewsで桜の開花について触れましたが2024年3月29日の時点でも東京ではまだ開花が宣言されていない状況です。
桜の開花には、冬の終わり頃からの累積気温が600℃に達するという理論がありますが、今年はすでに700℃に達しているにもかかわらず、開花を迎えていないそうです。
この週末は天気が良い予報なので、開花が期待されます。みなさんもお花見に出かけてみてはいかがでしょうか?
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
本特集「藤谷先生と一緒に学ぶ、DXリーダーのための危機管理入門」では、金沢工業大学客員教授で危機管理の専門家である藤谷昌敏氏を迎え、DXリーダーが押さえておくべき危機管理入門として、危機管理について学び進めていきます。
・混沌たるリスク時代がやってきた、デジタルテクノロジーの力で社会を救えるのか-「デジタル遷都」によるリスクヘッジとは-藤谷先生と一緒に学ぶ、DXリーダーのための危機管理入門-その3
データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。「Local DX」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。今回は北海道釧路市のデジタルステーション デジラポ クシロミツワベース(通称デジラポ)。デジラポは「学校」および「家」に次ぐ子供たちの第三の居場所として設立され、小学校4年生から高校3年生までの子供たちであれば無料で使える公設民営の施設で地域が一丸となって新しい教育の形を実践しています。今回は館長 幸村仁氏に伺ったお話を紹介します。
・昨年オープンしたばかりのラポールくしろによる「デジラポ」を取材!最新デジタルデバイス満載の「第三の場所」を放課後の子供たちに無償で提供。
「データのじかん」の新特集、「World DX Journal」へようこそ!世界中で巻き起こるデジタル変革(DX)のリアルな声を、まるでそこにいるかのように届けます。報道におけるバイアスをそぎ落とし、生の一次情報を根拠に、日本から世界のDX動向をリアルタイムでキャッチ。読者のみなさん、各地のデジタル最前線の情報を通して、世界がどんな風に様変わりしているのか、目撃してみませんか?情報をシェアするだけじゃない、世界を「読む」ことで、これからを生きるヒントを一緒に探していきましょう。さあ、この冒険に、あなたも参加しませんか?第3弾はアメリカ アトランタ在住のデータのじかんFRIENDの原田朋さんがレポート。
・ITが日常生活に溶け込んでいるアメリカの生活–世界の一次情報からDXの光を照らす「World DX Journal vol.03」
対話を含む体験を通じて、参加者や組織の考えを発散・相互理解を醸成し、新たなアイディアの創出やチームの活性化といった成果を期待できるワークショップ。本記事では、今度ファシリテーター(進行役)を初めて務めることになった、という方やワークショップを何度か主催したもののなかなか思ったような成果が得られないという方に向けて、代表的な5つのフレームワークをそのまま使えるよう、必要なもの、手順とともにまとめてご紹介します!
・ワークショップでよく使われる5つのフレームワークをその特徴や具体的な手順とともに紹介!
チェンジマネジメントとは、組織内の変更を効果的に管理し、成功させるためのプロセスや手法です。今回のタイムくんでは、この『チェンジマネジメント』について紹介します。
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2024.03.27 公開
2024年の年明けは様々なことが起きました。石川県の能登半島地震や羽田空港の海上保安機と日航機との衝突事故は強い衝撃を日本全国に与えました。これまでも日本では大規模地震、台風、気候変動、津波、火山噴火、大火災などの自然災害リスクのほか、グローバリズムの進展に伴って感染症リスク、環境リスク、社会リスクなど様々なリスクを経験してきました。中でも企業は、日米貿易摩擦、バブル崩壊、リーマンショックなどの厳しい経済リスクを乗り越え、今、米中対立による貿易摩擦やウクライナ戦争、台湾有事などの新たなるリスクに直面していると言えます。 こうしたリスク時代に企業はどのように行動し、どのような経営を目指したら良いのでしょうか。 本稿では、これまで日本に甚大な被害をもたらした大震災について説明し、今後予想される自然災害リスクについて解説します。次に企業の危機管理としてBCP(事業継続計画)について触れ、最後に大規模災害や戦争などの緊急事態に対応する「デジタル遷都」について、ウクライナ戦争と台湾有事を事例として挙げ、その有用性と効果について述べます。
2024.03.29 公開
少子高齢化が現在進行形で進み続ける日本が抱える問題はもちろんそれだけではありません。子供が少ないにも関わらず平成の30年間で共働きの家庭は1.6倍増加し、1980年代に約600万世帯だった共働きの世帯数は2020年には1200万世帯を超え、学校後に帰宅しても家には誰もいない環境で時間を過ごすいわゆる「カギっ子」と呼ばれる児童の数も増えていると言われています。
放課後の子供たちが自宅で一人で時間を過ごす、ということが必ずしも子供に悪影響をもたらすわけではありませんが、自宅以外の選択肢を子供に提供する、いわゆる「子供の居場所作り」は日本が抱える課題の一つとなっています。
2024.03.30 公開
いわずと知れたGAFAM(Google, Apple, Facebook/Meta, Amazon, Microsoft)。
IT界の巨人をはじめ、アメリカでは多くのテクノロジー企業がしのぎを削っています。
新しいもの、改善されたものが次々に生まれています。買い物、医療、教育、金融、ビジネスなど、ありとあらゆる分野で便利なものがどんどん出てきています。
たくさんあるツールの中でも、GAFAMだけではなくて、ITを活用して多くのツールやサービスが日常生活に溶け込んでいます。
あまりにも日常的過ぎて、ITの恩恵を受けていることさえ気づかないものもあります。そんな日常に溶け込んだサービスの中で、アメリカ生活24年の筆者が、現地生活を通して目にしたツールやサービスをご紹介していきます。
2024.03.27 公開
ワークショップで重要なアイディアの発散と収斂を実現するための手法としてポピュラーなのがKJ法です。文化人類学者の川喜田二郎氏によって考案されたこの手法では(そのイニシャルからK(KAWAKITA)J(JIRO)法と名づけられたのですね)、発散と収斂のフェーズをはっきりと分割し、さらにその要素をカードや図によってわかりやすく可視化することで自由なアイディアの創出とその体系化を容易にします。
2024.03.25 公開
チェンジって英語で小銭を意味するので、チェンジマネジメントっては小銭を管理する能力のことを指してるのだと思っていました。もしそうなら、僕みたいに日頃から十円単位で小銭の管理を行っていたり、ATMで小銭を預金しようとすると手数料がかかることも知ってる人材は、既にチェンジマネジメントを熟知しているので、これはイコール出世のチャーンスってことで、その前祝いとして回転寿司でランチを食べてきたんですけど、実際はそういうことじゃないみたいですね(笑)。まぁでも、お寿司は美味しかったので良かったです(笑)。
今回のタイムくんでは、『チェンジマネジメント』について紹介しましたが、筆者はオチだけでなく、会議の名前が『トキメキ☆管理職会議』であることにも笑わせて頂きました。
さて漫画で紹介している『チェンジマネジメント(Change Management)』とは、組織やプロジェクトにおいて計画的に変更を実施、管理、統制するプロセスや手法のことを指します。取り組みとしては主に以下の4つに分けられます。
・人的対応:
組織内の人々の変更への適応や受け入れのサポート。
コミュニケーション、トレーニング、従業員のサポートなども含む。
・プロセス:
新しい方法やプロセスの導入の計画、実行。
・技術:
新しいシステムや技術の導入など
・組織構造:
部署の再編成や職務の変更、組織の構造変更など
昨今のビジネス環境において、変更は技術の導入、組織構造の変更、業務プロセスの再設計など、さまざまな形で生じます。チェンジマネジメントの目的は、変更による影響を最小限に抑えながら、組織の目標達成を支援することにあります。
最近、多くの企業がデジタイゼーション、デジタライゼーション、そしてデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいますが、これらの取り組みには変更が伴い、時には従業員の不安や抵抗を引き起こすことがあります。
チェンジマネジメントは、変更プロセスを通じてコミュニケーションとサポートを提供し、このような抵抗を管理しながら変更への受け入れを促進します。
組織や部署で新たな施策を計画しても、なかなか受け入れられず実践に移行できないことは珍しくありません。
組織やチームで改善や変革が進まない場合、チェンジマネジメントの導入を検討することをお勧めします。これにより、目指す変化を効果的に実現し、組織全体の成長と進化に貢献できるかもしれません。
それでは、次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
(畑中 一平)
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