データのじかんNews 2025年1月Part.03 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2025年1月Part.03

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちは!!【データのじかんNews】担当の畑中一平です。【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。第136回の2025年01月Part3では、2025年1月15日~1月17日までに【データのじかん】で公開された10件の記事についてご紹介します!!

         

2025年1月13日(月)は成人の日でこの日は「振袖」や「羽織袴」を着用した方を多く見かけました。

成人式の起源は、日本の古い成年の儀式に遡りますが、現在の形式での成人式が行われるようになった背景には、戦後の日本の社会的・文化的変化が大きく関係しているそうです。

第二次世界大戦後の1946年、日本政府は「成年式奨励に関する件」という通達を発行しました。これは、戦争による混乱と価値観の変化の中で、若者たちに社会の一員としての自覚と責任を促す目的がありました。また、成人とされる年齢が満20歳に設定されたことで、この年齢に達した若者を公式に祝う国民的な行事として成人式が定着しました。

1950年代に入ると、全国的に地方自治体が主催する成人式が開催されるようになり、成人の日が国民の祝日として制定されることで、成人式は日本の年中行事の一つとして位置づけられたそうです。

それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

あなたは、AIやインターネット「だけ」の情報で満足できますか?たった数秒で誰もが膨大なデータを収集できる世の中、刺激たっぷりで本当にあたなの日々の学び、気づきにつながるのはヒトが体験、体感した「生情報」ではないでしょうか。「データのじかん」の新特集では、データだけでは見つけられない情報をお届けするために「生情報取材班」を結成!その道のプロたちが、データだけではわからない脇道、寄り道、余分な生情報を読者の方にお届けします!9月24日付のまいどなニュース/京都新聞によると、京都市は京都市バス停留所や地下鉄の駅に設置されている無料公衆無線LANサービス「KYOTO Wi-Fi」を、10月から順次終了することを発表しました。今回は、最後に「KYOTO Wi-Fi」を使いつつ、その終了の背景を探っていきます。

データの会社「ウイングアーク1st」が運営する動画チャンネル「UpdataTV」がプロデュースする架空の町中華である「データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス〜」が、ここに誕生しました!高田馬場にある老舗の町中華で手塚治虫氏がオリジナルメニューを出前していたことでも有名な中華料理店「一番飯店」を舞台。データ飯店 店長石井りょうさんが、夜な夜な、データに関わる皆さんと集まり、楽しいおしゃべりを楽しんでいます。#7、#8は、意識低い系AIコンサルタント マスクド・アナライズさんがゲスト。

今までこのAI講座では、CatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)の仕組み、このLLMが急激に大規模化する理由、SLM(小規模言語モデル)登場の意義、数年後にAGI(汎用人工知能)を完成させるというOpenAIの戦略、ASI(超知能)の創り方、を話してきました。ではAIは、今後どのような形態に進化していくのかを考察してみました。今回は、研究開発のアイデア出しから論文執筆まで一連のプロセスをAIだけで完結できる画期的なAI「The AI Scientist」を主に紹介します。

■データ活用

「AI事務員宮西さん」とはAI事務員なだけにAI生成画像を使って作っていて、AIデータについて書いた漫画です。保険会社で事務員として働く宮西さん。勤めている保険会社もこれからはAIの時代だとデータ部門の新設を行うことになりました。なぜか事務員の宮西さんが配属されることになり、データ組織を立ち上げるまでの話です。同じようにデータ組織を立ち上げる事を考えている人に入門書として書いてます。それでは本編をご覧ください。

ビジネス環境の急速な変化に対応するため、データマネジメントの重要性はますます高まっています。データマネジメント業界のコミュニティ「データ横丁」では、AIやデータ活用が活発で事例も豊富な金融業界を対象に、全6回のシリーズセミナーを企画。第1回は カード業界向けに「金融機関におけるデータ利活用とリスク管理」をテーマに、三菱UFJニコス株式会社 常務執行役員 安田 裕司氏が登壇した。CDO (Chief Data Officer)というデータ利活用における「攻め」の立場と、リスク管理を担う「守り」の要のCRO (Chief Risk Officer) という両方を経験した立場から、MUFGとして取り組んだビッグデータ基盤「OCEAN」の導入や、現職でのAI活用推進についてお話いただきました。

■社会

“何かに対して批判的(Critical:クリティカル)ではないほうがよい・・・”この一文に対し「その通りだ/どちらかといえばその通りだ」と感じた方は多く、またそう考えることがベターとされやすいのが現代という時代ではないでしょうか。しかし、2024年4月に刊行された『クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ』((著)山口周、プレジデント社、2024)は、「クリティカル・ビジネス(直訳で批判的なビジネス)」こそが、新時代に必要なパラダイム(多くの人々に共通するものの見方・考え方の規範)だと力強く主張しています。それはいったいなぜなのか、クリティカル・ビジネス・パラダイムとは何なのか?本記事でクリティカル・ビジネス・パラダイムの基本を知り、ビジネス・社会運動に関する見方を更新してみませんか。

■ビジネス

こんにちは。データのじかん編集部です。データのじかんがメディアパートナーを務める「Manufacturing Japan Summit 2025」が今年も開催されます。2025年2月4・5日に開催される本サミットは、「ものづくり大国」の未来を見据え、日本製造業の課題解決と再興を目指す重要なビジネスイベントです。豪華講演者によるプレゼンテーション、効率的なOne-to-Oneミーティング、そして業界リーダーとのネットワーキングを通じて、リアルな課題や解決策について本音で語り合う機会を提供します。製造業が直面する変革期において、戦略的な知見と革新的なソリューションを共有し、業界の未来を切り拓く場となります。そんな中、今回は悩めるモノづくりリーダーのために、本サミットについて、登壇内容を中心に紹介します。

2024年11月11日、12日の両日、ホテル椿山荘東京において、弊メディア「データのじかん」もメディアパートナーを務めるCIO Japan Summit 2024が開催されました。2日目は、2021年にDX認定取得、2022年にDX注目企業に選出された株式会社荏原製作所の執行役CIO(情報通信担当)の小和瀬浩之氏が登壇。花王、LIXILといった名だたる企業で情報システム部門の責任者を務めたエキスパートとして、経営とIT、業務が三位一体となった改革の「実際」を語っていただきました。

■ライフ

まいどどうも、みなさん、こんにちは。わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。近年では北九州市のド派手な若者たちの成人式が「ニューヨークのファッションショーでも披露された」なんていう枕詞と共になんとなくオシャレな感じでニュースで紹介されたりしてちょっと戸惑いますが、それが終わればすっかり見慣れた日常の通常運転ムードに切り替わる季節ですね。

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

 

トレンド

「KYOTO Wi-Fi」開始から約12年で幕引き…。役割終了の理由「5Gの普及」は本当か?現地で計測してみた「DX Namamono information」 第7便

2025.01.16 公開

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「KYOTO Wi-Fi」は、外国人観光客の利便性向上を目的として2012年8月にスタートしました。現在、地下鉄駅やバス停留所に加え、商業施設にも設置されており、Wi-Fiスポットの数は約2000箇所に達しています。

しかし、地下鉄駅やバス停留所のWi-Fi機器は更新時期を迎えており、更新には約6500億円が必要だそうです。また、これまで機器の運用を担っていたKDDIなどの企業は、地下鉄やバス停留所から撤退する方針であり、京都市が独自に運用を続ける場合、約4000万円のランニングコストが追加でかかるそうです。さらに、地下鉄駅やバス停留所でのWi-Fiの利用者数も2019年度から8割減少しています。

計画では、地下鉄駅でのWi-Fiサービスは9月末に終了し、バス停留所でのサービスは2025年3月末までに終了する予定です。ただし、商業施設に設置されているWi-Fiについては当面サービスが継続されます。

「KYOTO Wi-Fi」開始から約12年で幕引き…。役割終了の理由「5Gの普及」は本当か?現地で計測してみた「DX Namamono information」 第7便

「KYOTO Wi-Fi」開始から約12年で幕引き…。役割終了の理由「5Gの普及」は本当か?現地で計測してみた「DX Namamono information」 第7便

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#7|著書「会社で使えるChatGPT」も爆売れ!マスクド・アナライズさんと語る!データを用いた課題解決のアプローチとは?|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

2025.01.16 公開

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データに携わる人々が気軽に集い、“美味しい”トークを楽しむ町中華「データ飯店」。第7回のゲストは、話題沸騰の新刊「会社で使えるChatGPT」著者・マスクド・アナライズさんです。謎のマスクマンとしてSNSや執筆活動で活躍するマスクドさんと店長・石井が、データを軸とした課題解決の実践法を熱く語ります。データは共通言語として社内外のコミュニケーションを円滑にし、見える化から新たな気づきを生むキーになる――その活用の極意を、実際の成功事例や“アゲ体験・サゲ体験”を交えながら深掘り。さらに、美味しい餃子や上海焼きそばを頬張りつつ、現場視点ならではのリアルな苦労話や、“会社事情を踏まえたアプローチ”の重要性にも迫ります。笑いあり、学びあり、ちょっぴり辛口トークも満載の一品を、どうぞお見逃しなく!

#7|著書「会社で使えるChatGPT」も爆売れ!マスクド・アナライズさんと語る!データを用いた課題解決のアプローチとは?|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

#7|著書「会社で使えるChatGPT」も爆売れ!マスクド・アナライズさんと語る!データを用いた課題解決のアプローチとは?|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

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#8|マスクド・アナライズさんと語る!データとキラキラおじさんと日本の未来|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

2025.01.16 公開

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データに携わる人々が気軽に集い、“美味しい”トークを楽しむ町中華「データ飯店」。第8回では、前編に続き“意識低い系AIコンサルタント”マスクド・アナライズさんが降臨! データがもたらす組織改革のヒントはもちろん、“キラキラおじさん”が生き生きと活躍するための秘訣や、AI×データが変える日本の未来像など、ディープかつ笑いを交えたトークが大盛り上がり。数字だけでは動かない“人間の気持ち”をどう生かすか、共通言語であるデータをどう社内外に浸透させるか――本音炸裂のエピソードが満載です。新刊「会社で使えるChatGPT」の執筆秘話も続々飛び出し、データ活用の実践例からリアルな苦労話まで、思わず「あるある」とうなずいてしまうこと間違いなし。後編の今回は、日本のDXの未来を考えるうえで押さえておきたいポイントが盛りだくさん。ぜひお見逃しなく!

#8|マスクド・アナライズさんと語る!データとキラキラおじさんと日本の未来|データ飯店〜データに携わるモノたちの2.5thプレイス by UpdataTV〜

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階層化する知能 第2回 【多様化するAI】

2025.01.17 公開

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前回、AIはやがて階層化・多様化していき機能分化するだろう、という話をしました。ここ数か月だけでも、様々なSLMや新型LLMなどが発表されているので、今回はそれらを紹介します。

Softbankの孫会長が、今からはAGIの時代だ、と宣言したのは10月なので、世間的にはしばらくAGI狂騒曲が続くでしょう。今からAIは階層化するとか多様化するだの言っているのは、私ぐらいなのかもしれませんね。

でも、孫会長は5億ドル(730億円)出資したOpenAI のAGI一択のように宣伝していながら、実はSLMのSakana AIにも300億円を出資してリスクヘッジしています。さすが孫会長は策士ですね。欲しかったOpenAIを子会社化できなかった経験があるからでしょう。

階層化する知能 第2回 【多様化するAI】

階層化する知能 第2回 【多様化するAI】

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データ活用

第10話|組織のミッションを決める by AI事務員宮西さん–データ組織立ち上げ編

2025.01.15 公開

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データマネジメント解説、連載の第10回が始まりました。さて、組織のMVVを決める集中討議が始まりました。今回の話はMVVの中でも「ミッション」を決める時の話です。

・・・・・

会議室のホワイトボードに「MVV」と書かれた文字と、それを取り囲むように書かれた「Mission」「Vision」「Value」の単語。司会役を務めることになった松田先輩がにこやかに提案する。松田先輩はふわふわした雰囲気の中にも知識と経験が詰まった頼れる先輩だ。

「まずは、ミッションを決めましょうか。」

松田先輩からテーマが発せられたが、「ミッション」とか「ビジョン」とか「バリュー」とか、横文字が並ぶたびに頭が混乱してくる。

第10話|組織のミッションを決める by AI事務員宮西さん--データ組織立ち上げ編

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三菱UFJニコス 常務執行役員 安田裕司氏に聞く「金融機関におけるデータ利活用とリスク管理」–金融業界のデータマネジメント最前線#1レポート

2025.01.17 公開

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金融機関においては、2008年のリーマンショックの影響により、世界的な金融機関が連鎖的に資金ショートを起こして実体経済にも悪影響を及ぼしました。その後、リスクデータ集計とリスク報告を担保するレギュレーション、BCBS239がスタート。データ管理の「守りの強化」が進められました。

「守りを主体に態勢整備を進めてきたが、MUFGが「クラウドファースト宣言」を行った2017年に利活用の議論にも本格着手した」と安田氏は振り返ります。

利活用の中核として、Amazon Web Services(AWS)を活用したビックデータ基盤の構築に着手しました。それがOCEANです。安田氏はOCEANの導入で解決したかった課題として、情報系システムとBIツールの乱立とサイロ化、“Excelリレーによるデータ収集”、データの散在やダークデータの存在、操作性の高い整備済みデータの欠如を挙げました。これらの課題に対して、OCEANとTableau(BI)に原則一本化することで解決を図ったそうです。

三菱UFJニコス 常務執行役員 安田裕司氏に聞く「金融機関におけるデータ利活用とリスク管理」--金融業界のデータマネジメント最前線#1レポート

三菱UFJニコス 常務執行役員 安田裕司氏に聞く「金融機関におけるデータ利活用とリスク管理」–金融業界のデータマネジメント最前線#1レポート

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社会

【書評】新時代のビジネスで重要なのは‟批判的”であること!?『クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ』

2025.01.15 公開

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早速、先に挙げた2つの問いにお答えしましょう。

Q.クリティカル・ビジネス・パラダイムが必要とされるのはなぜか?
A.それは、現代において企業は、社会の要請にこたえるのではなく社会に対しオルタナティブな回答を提示することが求められているからです。

Q.クリティカル・ビジネス・パラダイムとは何か?
A.それは、既存の社会の在り方に対し批判的な立場から問いかけを行い、新たな価値観や市場を作り出すビジネスが当たり前となったパラダイムです。

『クリティカル・ビジネス・パラダイム』は、コンサルティングとリベラルアーツの2領域にまたがる知識をバックボーンに仕事術や新たな社会像の提示を行う著作家・経営コンサルタントの山口周(やまぐち しゅう)氏によって執筆されました。

【書評】新時代のビジネスで重要なのは‟批判的”であること!?『クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ』

【書評】新時代のビジネスで重要なのは‟批判的”であること!?『クリティカル・ビジネス・パラダイム:社会運動とビジネスの交わるところ』

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ビジネス

2025年2月4・5日開催|Manufacturing Japan Summit 2025|ものづくり大国、日本の再興へ:製造業の未来を語り合うビジネスサミット

2025.01.15 公開

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「Manufacturing」とは原材料や部品を使用して製品を作るプロセス=モノづくりのことで、それを主事業にしている企業の業種である「製造業」を意味する言葉としても使用されています。

モノづくりとは、物理的、化学的、または機械的な手段を使用して、何か新しいものを作り出すことで、製造業においては、生産ラインでの大量生産から、特注品の単品生産まで、さまざまな形態があります。

この「Manufacturing」は、設計、原材料の調達、製造方法の選択、品質管理、そして最終製品のテストといった複数の段階を含むことが一般的です。

日本においても製造業は経済の重要な部分であり、多くの産業で使用される製品や部品を提供することで、日々の生活や他の農業・鉱業、製造、建設、サービス、技術・情報をはじめとする様々な分野のビジネスを支えています。

2025年2月4・5日開催|Manufacturing Japan Summit 2025|ものづくり大国、日本の再興へ:製造業の未来を語り合うビジネスサミット

2025年2月4・5日開催|Manufacturing Japan Summit 2025|ものづくり大国、日本の再興へ:製造業の未来を語り合うビジネスサミット

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荏原製作所の0から1を生む「攻めのDX」とグローバル経営への転換を実現する「守りのDX」─CIO Japan Summit 2024 イベントリポート

2025.01.16 公開

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1912年創業の荏原製作所は、国内外にグループ会社およそ120社ほどを有し、2023年12月期の売上収益は連結で約7600億円、従業員数約2万人(連結)の巨大企業です。その情報システムを統括する執行役CIO(情報通信担当)の小和瀬浩之氏は、「当社のITの特徴は、経営・業務部門・IT部門の三位一体によってなされる全社的なデジタル推進体制にある」と強調します。

荏原製作所は、中長期の成長戦略の中核に「IT戦略」を据えています。現在の中期経営計画「E-Plan2025」でも、「2025年をめどにERPシステムの全社導入」「グローバルITインフラ統合化・共通システムの拡大」「グローバルでの業務の標準化」「データドリブン経営」「デジタルツイン/メタバース空間の活用」など、明確な目標を掲げています。

これら目標実現のため、同社では「攻め」と「守り」の両面でDXを推進していくそうです。攻めのDXでは、デジタルによる革新的な生産性向上の他、既存ビジネスの変革と新規ビジネスの創出により、製品・サービス・ビジネスモデルを変革することを目指します。一方、守りのDXでは、攻めのDXを支えるERPやタレントマネジメントシステムなどの情報インフラの変革を進めます。

荏原製作所の0から1を生む「攻めのDX」とグローバル経営への転換を実現する「守りのDX」─CIO Japan Summit 2024 イベントリポート

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ライフ

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #027:メタ社、ファクトチェックやめるってよ。

2025.01.15 公開

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例年、この時期になると2月末はウイングアーク社もメソポ田宮商事も会計年度の締めとなるため、2024年度に計上すべきものを整理して着地の準備をしつつ、2025年度に向けての予算決めやら年間計画やらを立て始める時期に突入していく感じです。余談ですが、わたくしは七草粥のような小動物系草食動物的な食べ物よりも1ポンドのサーロインステーキの方が断然好みです(笑)。

今週のニュースとしては、ロサンゼルスの山火事がお金持ちがたくさん暮らすエリアということもあり、かなりの注目を集めています。わたくしの友人宅も全焼してしまった、という知らせを耳にし、しかもそれがつい先日日本に遊びに来ていた友人夫婦だったので、わたくし的にも他人事のようには思えない事件となっており、世界どこで暮らしても何かしらの災害リスクはあるもの、ということを改めて実感しております。

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #027:メタ社、ファクトチェックやめるってよ。

ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #027:メタ社、ファクトチェックやめるってよ。

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編集後記

今回は「階層化する知能 第2回 【多様化するAI】」という記事を紹介させて頂きました。

この記事では、AIの進化とその多様化について考察しており、特に、「The AI Scientist」というAIフレームワークが研究開発プロセスを自動化し、研究者の役割を置き換える可能性を持っている点をフォーカスしています。このフレームワークは、研究アイデアの発案から実験、結果の収集と分析、さらには論文執筆までをAIが自動で行うことができ、また、AI技術の急速な進化が続く中で、これらの技術が社会に与える影響も探求されている・・といった内容です。

昨今、AIは加速度的に進化し続けており、それと同時に多様化も様々な形で進行中していると感じています。ただアプリやクラウドの利用制約がない個人においてはAIが活発に利用されている一方で、エンジニアリング分野における筆者の環境、即ちビジネスにおいてはAIの利活用に対してまだまだ躊躇しているのが実情です。この躊躇の理由は以下と筆者は認識しています。

① コストとROI(投資対効果)の問題

AI技術を導入するには初期投資が必要であり、特に中小企業にとっては財務的な負担が大きい場合があります。また、投資に見合うだけの効果が保証されていないと感じる企業も多いです。

② 技術への理解不足

AIに対する理解が不足していることが、導入を躊躇する一因です。特に経営層や意思決定者がAIの潜在能力や適用可能性を正確に理解していない場合、導入が遅れることがあります。

③ データの問題

AIは大量のデータを必要としますが、データの質や整理、プライバシー保護の問題も含めて対応が難しいことがあります。また、データが不十分であると、AIの性能が十分に発揮されないこともあります。

④ 変化への抵抗

組織内において新しい技術への抵抗感が存在することもあります。従来の方法やシステムに慣れ親しんでいる従業員からの反発がある場合もあります。

⑤ 規制と倫理的懸念

AIを取り巻く法的・倫理的問題も導入を躊躇させる要因です。プライバシーの保護、バイアスの問題、責任の所在など、未解決の課題が多く存在します。

これらの課題に対処するためには、教育や啓蒙活動を強化し、AI技術の利点や適用方法を明確に伝えて、「標準化」を推し進める必要があります。また、導入にあたっては段階的に進めることで、リスクを抑えつつ組織内の受け入れを促進することが効果的だと思います。

記事中で紹介している研究開発のアイデアから論文執筆までのプロセスを一貫して自動化できる「The AI Scientist」というAIがエンジニアリングの分野にも応用されれば、モノづくりやコトづくりの現場での負担を大幅に軽減することが期待されます。製品開発からテスト、評価に至るまでの工程が効率化され、創造的な業務により多くの時間を割けるような未来を筆者は期待しています。

それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします!


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

データで、ビジネス、世の中、社会を変えようとしている 越境者のみなさまへ データを捨てよ、未来に出よう。

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(畑中 一平)

 
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