データのじかんNews 2023年04月Part.02 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2023年04月Part.02

データ活用・DXの最新情報を手早く知りたいあなたのために、データのじかんの最新記事を短信で紹介します!!

         

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

この原稿を執筆している2023年4月8日の前日は、4月の第一週の週末ということもあり、歓迎会が催されているのか、夕刻を過ぎたあたりから、真新しいスーツ姿で和気あいあいに歩くフレッシャーズたちの姿を多く見かけました。

人事異動、体制の変更、キックオフといったイベントが多い慌ただしい新年度のはじめの1週間、みなさま、大変お疲れ様でした。

さて前回に引き続き、読者様がより便利に、より活用しやすく“データのじかん”を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、今回もみなさまにお届けしてまいります!!

第49回の2023年4月Part2では、2023年4月3日~4月7日までに【データのじかん】で公開された9件の記事についてご紹介します!!

まずは今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■トレンド

データ・DXに特化したWEBマガジン「データのじかん」の人気シリーズ「4コマ劇場『タイムくん』」を用いて、4コマ漫画と用語の解説を組み合わせることで気軽に読み進められる『今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス』(ウイングアーク1st株式会社「データのじかん」編集部 編、トツカケイスケ マンガ、左右社)が、4月5日(水)に発売されます。

こちらの書店様で購入いただけます! 4月5日発売|マンガで読むビジネス/DX用語辞典 『今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス』

 

自治体、民間企業、産官学や官民連携、DX支援の現場における優れた「DX事例」を掘り起こして紹介し、広く共有する機会である「日本DX大賞」が今年も開催されます。このまとめでは、前回に引き続き、今回もデータのじかんが公式メディアパートナーを務める「日本DX大賞2023」について紹介します。

応募締切4月24日|今年も開催!日本最大級のDXコンテスト「日本DX大賞2023」 事例応募・決勝大会ライブ配信視聴者募集開始

 

ホフステードの6次元モデルは、人々の価値観が国民文化によってどのように異なるかを6つの次元(ものさし)でスコア化したものです。グローバルなスケールでデータを扱う際、特に人々の意識や動向に関わるものの場合は必須のデータベースといえます。さらに異文化間のコミュニケーションや組織マネジメントといった観点からも大きな示唆を与えてくれます。

日本社会は集団主義かつ個人主義? ‐‐異文化の組織マネジメントに欠かせない ホフステードの6次元モデル

 

DXが世界中で必須の現代において、日本の中小企業においてもDXは同様に避けては通れない重要なキーワードとなりました。DX(デジタルトランスフォーメーション)の意味を理解していても、実際の企業運営や日々の業務に活用していかなければ意味はありません。また、DXを活用しない企業は近いうちに淘汰されてしまう可能性すらあります。「デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門」(KADOKAWA 2022)は、中小企業診断士でコンサルタント会社を経営する長尾一洋氏が、中小企業の経営者やリーダーにとって知っておくべきデジタル活用の全てを解説した貴重な書籍です。

【書評】デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門 –中小企業のリーダーに必須のデジタル活用術!

 

2023年2月14日、ウイングアーク1st、株式会社ジール、日本マイクロソフト株式会社の共催によるウェブセミナーが行われました。セミナータイトルは「Power BIをもっともっと自由に!——分析用データベースエンジンDr.SumとPower BIの可能性を大量データを使ったデモで実感」。2022年5月26日より連携可能となったウイングアーク1st株式会社が提供するデータ分析基盤「Dr.Sum」と、「Microsoft Power BI」の可能性に迫る内容です。

Dr.Sum × Power BI連携の可能性。 BIツールとデータベースの連携の壁を取っ払い 業務部門のデータ活用も促進 –BIツール第4世代の前兆を追う

 

データのじかん週報では、データのじかんの編集部内で会話されるこばなしを週1度程度、速報的にお届けしています。「2023年4月7日付データのじかん週報」では、主筆の大川が参加したベンチャー企業の支援事業と日本で自動配送ロボットが公道の走行可能になった2つのトピックを紹介します。実は日本の「技術力」に対する視点について、2つのトピックは正反対でした。試験管で生まれるトップクラスの技術を誇る一方、ロボット産業は……。「オワコン」と認めることが全てのスタートになる。そんな話題です。

日本は「試験管」で世界と戦える。 ローコンテクストはいずれグローバルになる! オワコンを認めるからこそ、スタートに立てる。 –データのじかん週報2023/4/7付

 

■テクノロジー

イラストAIの多くは、テキストで完成イメージを指定すると、それに応じてイメージを返してくれる形で運用されています。百聞は一見に如かずといいますから、まずはいろいろなお絵描きAIに「データのじかん(The Data Times)」という単語でイラストを生成させてみましょう!

アートが人の専売特許だった時代は過ぎ去ったのか!? 進化がすさまじいイラストAIに「データのじかん」を描いてもらったら……

 

今年もホテル椿山荘東京(5月17〜18日)で「CIO Japan Summit」が開催されます。CIO Japan Summitは、企業のITリーダーやソリューションプロバイダーが集う完全招待制のイベント。第15回目となる今回の主要キーワードは「越境」。サミット議長の野村泰一氏(J.フロント リテイリング株式会社 グループデジタル統括部 チーフ・デジタル・デザイナー)と、サミットプロデューサー(マーカスエバンズ エグゼクティブプロデューサー)の嶋田美佳子氏に、2023年の今、ITリーダーに届けたい主要議題とサミットの見どころをお聞きしました。

2023年、IT/DXのリーダーが 「今」知っておくべき最重要議題とは? CIO Japan Summit 2023の議長とプロデューサーに聞く

■ライフ

ローマ教皇庁の図書館であるバチカン図書館。ここは1448年にローマ教皇ニコラウス5世によって設立された、世界最古の図書館の1つです。貴重な歴史的資料が数多く収蔵されています。実はこの図書館の資料の一部がデジタル化されており、バチカン図書館のサイトから閲覧することができます。なかには、伊達政宗がローマ教皇のもとに派遣した慶長遣欧使節に託した書状などもあります。このアーカイブ化プロジェクトには、実は日本のNTTデータが関与しています。

あの日本企業が、ローマ教皇庁の図書館のデジタル化に貢献。伊達政宗の書状などがオンラインで閲覧できます!

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トレンド

こちらの書店様で購入いただけます! 4月5日発売|マンガで読むビジネス/DX用語辞典 『今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス』

2023.04.04 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド1

すでにAmazonなどでも多くの予約をいただいており、ありがとうございます!

本記事では、日本全国で『今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス』をお取り扱い頂いている、購入できる書店様をご紹介します!読者の皆様のお近くの書店で是非、お立ち読みください!

応募締切4月24日|今年も開催!日本最大級のDXコンテスト「日本DX大賞2023」 事例応募・決勝大会ライブ配信視聴者募集開始

2023.04.03 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド2

DXを主導しているデジタル庁、経済産業省では、企業価値の向上といったインセンティブに繋がる「DXセレクション」、「DX銘柄」、「DXグランプリ」、「DX注目企業」といった多くの顕彰制度で、推進の普及を後押しはしているものの、日本の社会全体が一丸となって取組み、加速をかけるには、DXの必要性やメリットなどが見聞できる機会を設け、それらに多くの人が参加できる仕組みの創設と拡充が必要と考えられています。

そうした中、日本DX大賞実行委員会が取り組んでいるのが、2021年から開催している「日本DX大賞」で、今回で2回目を迎える本イベントでは、民間企業や自治体の優れたDXの取り組みを表彰し、広く発信することで、我が国におけるDX推進の加速を目指しています。

日本社会は集団主義かつ個人主義? ‐‐異文化の組織マネジメントに欠かせない ホフステードの6次元モデル

2023.04.03 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド3

前回は、ホフステードの6次元モデルの「権力格差」についてみてきました。今回は「集団主義/個人主義」です。

日本の集団主義/個人主義のスコアは46で、前回の権力格差と同様に世界のなかで中間に位置しています。これには意外と思われた方も多いのではないでしょうか。長い間、わたしたちは日本が集団主義の国だといわれてきたからです。

私見ですが、この認識のずれの要因のひとつに戦後の日本社会が米国をベンチマークしてきたことがあるのではないでしょうか。世界で最も個人主義が強い米国と比較すれば、相対的にはどうしても集団主義の社会に映ります。日本についてはのちほど詳しく考えてみたいと思います。

【書評】デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門 –中小企業のリーダーに必須のデジタル活用術!

2023.04.03 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド4

本書の第1章では、DXとは何なのか、DXによって何ができるのかといった基本的なことから解説を始めています。ペーパーレスや脱ハンコなどもDXの一つではありますが、それを実行しただけではDXを推進しているとはとても言えません。また、デジタル化による効果はコストダウンだけではありません。もちろん、DXによってコストダウンすることはメリットの一つではありますが、それが最大の価値ではないということです。

DXによる最大の価値は、初期投資以外にその後の投資がいらない「限界投資0」という点です。つまり、売上アップや事業拡大などに挑戦する際に、追加の経費を考えずにチャレンジできるという点がDXの特質と言えると強調しています。

Dr.Sum × Power BI連携の可能性。 BIツールとデータベースの連携の壁を取っ払い 業務部門のデータ活用も促進 –BIツール第4世代の前兆を追う

2023.04.04 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド5

社内外のデータを活用し、社員一人一人がデータを分析するいわゆるBIツール第3世代の代表格であるセルフサービスBIの登場により、企業のビジネス判断速度は加速してきました。

その一方で、分析の元となるデータをどのように情報システム部門が収集・管理していくか、利用部門に対してどれだけ迅速にデータを共有できるか、また利用部門は得られたデータに対し適切な集計分析を行えるのかといった点は、未だ多くの企業で課題として残っているのが現状であり、昨今の全社的なDXの取り組みで再注目されています。

本セミナーでは、セルフサービスBIツールとして多くの企業への導入実績を誇るマイクロソフトの「Power BI」と、データ分析基盤として国内トップシェアであるウイングアーク1stの「Dr.Sum」の連携について、小売業における店舗のPOSデータの集計・分析を例に、具体的なデモを交えて詳しく紹介されました。

日本は「試験管」で世界と戦える。 ローコンテクストはいずれグローバルになる! オワコンを認めるからこそ、スタートに立てる。 –データのじかん週報2023/4/7付

2023.04.07 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 トレンド6

茨城県のベンチャー支援政策のピッチイベント「ライフサイエンススタートアップ Demo Day Pitch」に参加しました。ライフサイエンスといえば、創薬・医療・ヘルスケアなどの領域ですから、つくば研究センターや製薬会社といった官民の研究機関が軒を連ねる茨城県らしい切り口ですね。ただ、意外と他のピッチイベントとも同じような話題が挙がることも多かったです。

テクノロジー

アートが人の専売特許だった時代は過ぎ去ったのか!? 進化がすさまじいイラストAIに「データのじかん」を描いてもらったら……

2023.04.07 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 テクノロジー1

いや~、技術の進化はすさまじいですね。いや、もちろん、「イラストAI」の話です。

2022月9月ごろから「Midjourney」が話題になり始め、そのクオリティと短時間で簡単に高精度なイラストが生成される驚きからSNSなどで大勢が沸き立ち、「Stable Diffusion」「NovelAI」「お絵描きばりぐっどくん」などその後もそれぞれに特色を持つサービスが注目を集めました。

これに対し、「簡単にイラストが生成できるなんて素晴らしい!」と希望を抱く人もいれば、「人間のイラストレーターの職が奪われるのでは……?」と不安の声も見られます。

そこでイラストAIを取り巻く現在の状況を俯瞰し、私たち人間は“彼ら”とどう付き合っていくべきかについて考えてみましょう。

2023年、IT/DXのリーダーが 「今」知っておくべき最重要議題とは? CIO Japan Summit 2023の議長とプロデューサーに聞く

2023.04.07 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 テクノロジー2

データのじかんでは2020年に、野村泰一さんに取材させていただいています。当時野村さんは、全日本空輸株式会社(ANA)にてイノベーション推進部の部長でした。その後、2022年4月J.フロント リテイリング(大丸松坂屋百貨店の持株会社、以下JFR)に移られ、同社ではグループデジタル統括部 チーフ・デジタル・デザイナーを務められています。

野村泰一さんはこれまで事業会社の方でしたが、今回でホールディングスの立場となりました。おそらく世間的にはJFRという会社名より、大丸・松坂屋・パルコといったブランド名の方が知られていると思います。しかしブランド名が立っているが故、データ活用の観点では個々の施策が先行してしまい、グループ全体のデータ活用には課題がありました。入社して1年も経っていませんが、今は人材育成や文化醸成も含めたデジタル戦略を取りまとめているところです。

ライフ

あの日本企業が、ローマ教皇庁の図書館のデジタル化に貢献。伊達政宗の書状などがオンラインで閲覧できます!

2023.04.03 公開

データのじかんNews 2023年4月Part2 ライフ

NTTデータは、国立国会図書館の約200万件ものコンテンツをデジタルアーカイブ化した実績を持っています。そのノウハウを活かし、『AMLAD』と呼ばれるデジタルアーカイブサービスを提供しているのですが、それに目を付けたバチカン図書館が、NTTデータをビジネスパートナーとして採択したというのが、このプロジェクトの流れです。

バチカン図書館には、古くは2世紀のものから20世紀のものまで歴史的価値のある資料が残されています。特に、羊皮紙(羊などの動物の皮を木枠に張って限界まで伸ばし、ナイフで削って乾燥させたシート状のもの)やパピルスに書かれたものや、金銀によって装飾が施されたものなどは厳重に保存管理されてきました。しかし、年月の経過とともに劣化が進み、いずれ解読不可能になると懸念されていました。そこで、バチカン図書館はNTTデータにデジタルアーカイブ化の協力を要請することになったというわけです。

00月00日付 データのじかん主筆「大川真史の週報」

データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!

【先週】

とても興味深い審議会が2つありました。産構審研究開発・イノベーション小委員会では企業のイノベーション評価指標について議論があり、日本の名だたる有名企業の指標を例示されるも「PBR1以下の企業のKPIは正しいのか?」という至極真っ当な指摘があり面白かったです。


第36回中小企業政策審議会では今年の中小企業白書(案)の説明があり、公表されたら読書会をやりたいと思います。また、価格転嫁・取引適正化の話もあり、先日公表された発注者の取引適正度のインパクトが結構あって低評価の企業は色々対応し始めたそうです。


また2つの展示会にも行きました。Japan IT Weekでは以下3つの展示が面白かったです。

nancoという新しい在庫管理サービスがありIoTデバイス開発製造プロセスや仕様がとてもユニークで興味を持ちました。
IIJが展示していた水田の状況把握や水回り作業の省力化のMITSUHAが非製造業の製品開発らしさが満載でとても面白く話を聞きました。
明光電子ブースで展示していたSIRCのIoTアナログメーターユニット、IoT電流センサユニットが独創的で驚きました。
もう1つの展示会ファッションワールド東京では、サステナブルをテーマにした出展が多く、その中でもユニフォームネットのReBatonに多くの人が訪れていました。東商ものづくりゼミで受講されてた会社です。


【今週】

ChatGPTのハンズオン、知財ガバナンス研究会のイベントなどに参加します。

編集後記

データのじかんNews 2023年4月Part2 編集後記1

日本のWBCの優勝の興奮が冷めやまない状況が続いている中、2023年のプロ野球のペナントレースが開幕となりました。

このデータのじかんNewsの編集後記で何回か紹介させて頂きましたが、筆者はSWALLOWS CREWに入会する程のヤクルトのファンで、今年も早速4月1日(土)に神宮球場で観戦してきました。

コロナ禍が始まって以降、禁止されていた声出し応援が解禁され、熱気がある応援で有名な広島カープの名物応援である「スクワット応援」も久しぶりに見ることができました。

データのじかんNews 2023年4月Part2 編集後記2

当日は、神宮球場の芝の全面張り替えを記念した『グランドウォーク』のイベントが試合後に催され、筆者も神宮球場のグラウンドを一周するなど、久しぶりに本来の野球観戦が楽しめるようになったなぁと感じた一日でした。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


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データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

 
 
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