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IoTの普及とともに注目を集める「デジタルツイン」とは?5つのメリットと活用例も紹介

         

デジタルツインの実際の導入例

最後にデジタルツインの実際の導入例をご紹介します。その活用の場は製造業だけでなく、スポーツひいては国土全体まで及びます。

航空機エンジンのメンテナンスに活用する“GE”


発電、エンジン製造など電気事業の多くの領域をカバーするGE社は、航空機エンジンをデジタルツインでモデリングし、保守費用を削減しています。燃料の特性や気温、気圧、砂埃の量といった詳細なデータを把握することで最適な洗浄頻度を分析し、洗浄コストをカットできるのです

製造環境すべてのデジタル化を目指す“シーメンス”


インダストリー4.0を牽引するドイツの先進企業、シーメンス。デジタルツインの分野でもトップを走っており、製品のライフサイクルを初めから終わりまでデジタル化し、製造プロセス・制御システムとの連携によって生産性を抜本的に高める「デジタルエンタープライズ」に取り組んでいます。

初めてのデジタルワールドカップ“2018 FIFAワールドカップロシア大会”


2018年のFIFAワールドカップロシア大会で使用されたデジタルツインは、ボールや選手の動きをデジタル上に再現しました。監督・データ分析担当者は配布されたタブレットで選手の位置情報やフィジカルコンディションを把握し、選手交代やフォーメーション構築に役立てます。このような先進的な取り組みから同大会は「初めてのデジタルワールドカップ」と呼ばれたのです。

国土全体をデジタル上に再現する“Virtual Singapore”


シンガポールで行われているのは、国土全体をデジタル空間に再現し都市計画や災害対策に生かそうという壮大な取り組みです。3D空間に東京23区とほぼ同じ約720㎢のシンガポールがそっくり再現され、建物にズームインすれば建物の大きさやエネルギー消費量、住人の数などの詳細情報が、全体を俯瞰すれば交通状況や天候といったデータが得られます。日本の国土交通省が目指すインフラ・データプラットフォームの参考例としても挙げられている興味深い事例です。

終わりに

デジタルツインの概要・メリット・活用例についてご紹介しました。

今後大容量データのリアルタイム通信に適した5G回線が整備されることで、さらに普及することが期待されるデジタルツイン。紹介したようなメリットの幅広さから企業だけでなく国家も注目する技術です。いち早く理解・導入することで得られるリターンは少なくありません。

あなたの受け持つ工場や製品をデジタル上に再現することで見えてくるものはないですか?

参考URL
デジタルツインとは何か? 最新事例から読み解く、取り組むメリット フロスト&サリバン連載~産業別に見るICTのインパクト~┃ビジネス+IT
デジタル・ツインとは何か? GEが航空機エンジンの保守費用を大幅削減した方法┃ビジネス+IT
シーメンスが描く「クラウド製造サービス」、3つのデジタルツインも訴求┃MONOist
いまさら聞けない「デジタルツイン」┃MONOist
Virtual Singapore┃Singapore Government
資料1-3 建築分野の生産性向上について┃国土交通省
注目の次世代技術「デジタルツイン」で都市が丸々バーチャル化する日┃小林啓倫(現代ビジネス)

宮田文机

 
デジタルツインの5つのメリット

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