では、設定方法を解説していきます。編集モードに入り、右から2番目のコンテナのアイコンをクリックしますと、どこに配置しますかと聞いてきます。
この際にレイアウトのどこかの区画をクリックすると、他のアイテムと同様に区画に配置されます。そうではなく、配置したいと思える範囲を矩形で選択してください。
ちなみにサイズはあとからでも変更できます。任意の開始点をクリック、また終了点をクリックすると、「新規コンテナ」と言うウインドウが立ち上がります。
ちなみに、背景色を透明にチェックを入れると、本当に透明になります。何もアイテムを配置していないと消えたように見えますが、近くにカーソルを持っていくとウインドウが表示されますので、大丈夫です。配置するアイテムも背景色を透明にしたりすると、下のチャートと重なって立体的な表現を行なうことができます。今回は、解りやすいように、背景色は透明にしません。
このあとは、ボードを作成するのと同じ形でできます。レイアウトで区画を割りアイテム任意に配置するだけです。もちろん、検索項目だけでなくチャートでもなんでも同じように配置することができます。
最終的には、検索項目を5つと、左端にこのコンテナを閉じためのボタン(表示非表示)を設置すると完成。の前に、コンテナを表示させるボタンも左端に配置し、これで完成。いかがでしょうか。
余談にはなりますが、このコンテナのサイズは、2800×2800ピクセルまで構成できます。通常のパソコンの画面ですと大きくても幅が1920ぐらいではないかと思います。つまり、そのサイズ以上のコンテナを配置することが出でき、そこはスクロールで表示するようになります。ちなみに、オプションである3rd Party Data Galleryのボードに関しては、このコンテナの横スクロールを多用し、たくさんのチャートを一画面に収める工夫がされていますので、一度ご確認いただければ幸いです。
今回の「コンテナ」の機能は、いかがだったでしょうか?問題解決のヒントになれば幸いです。是非ともご活用してみてください。
[著]MotionBoard Cloud 導入支援・定着支援パートナー
株式会社ギミックプロジェクト 山口 純平氏
ハウスメーカーにて商品企画、経営コンサルティング会社にて経営支援、営業支援、設計事務所にて営業マネージャー、新事業企画責任者を経て、クラウドコンピューティングの定着支援を専門に行なう株式会社ギミックプロジェクトを設立。ボードの作成は理路整然としており分かりやすく、また独自の研修カリキュラムには定評がある。
本記事はウイングアーク1st株式会社の運営するThe BLOGに掲載された記事を許可を得て掲載しています。
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