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核家族から拡大家族ー家庭内をオープンイノベーションする

日本では未だに、家事は女性が担うものという価値観が根強くありますが、本来は家庭のインフラとして必要なはずです。

ビジネスでも本業と直結しない領域はアウトソーシングするケースが増えているように、家事に関してもアウトソーシングで解決できる問題は多々あります。家事を人に頼むという罪悪感は、「自分の家族を拡大する」と考えることで払拭できると思っています。このように、外部の人を家庭の中に取り込んでいくことを私は「拡大家族」と定義しています。

タスカジは、家庭内のオープンイノベーションをお手伝いできる存在になりたいと考えています。家事は女性の問題であると同時に、男性の問題でもあり、家族の問題です。もし家事に関する問題があるなら、家族が全員で話し合い、どうすれば解決できるかを考える必要があります。もし家族の中で家事を回すことができないのであれば、不足している部分は外部の力を借りてイノベーションを起こしていくということです。 まずは家庭で楽しく、子供は何人欲しい、どのように育て、どんな教育を受けさせたい、老後はどのようにどこで過ごしたいなど、家族の将来像や目標を考えてみてください。それを実現していくためには今、何をすべきなのか。家族の中でどのようにマネジメントしていけば目標に近づくことができるのか、ビジネスと同じ観点で考えてみることです。その際、夫婦は対等なパートナーとして、どちらか一方が負担するのではなく、不満のない形で落としどころを探っていく。家族で楽しい話をしながら、その中で家事の分担を話していけば、自然とオープンイノベーションに進んでいくのではないでしょうか。

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お話をお伺いしたDataLover:和田 幸子(わだ さちこ)さん

1999年より富士通株式会社でシステムエンジニアとしてERPの開発に従事。慶應義塾大学経営管理研究科でMBA取得後、Webマーケティングや新規事業の立ち上げなどに参画。2008年に第1子出産、翌年フルタイムで復職。2013年に富士通株式会社を退職し、同年11月にブランニュウスタイル株式会社(現:株式会社タスカジ)を設立、2014年7月に「タスカジ」サービスを開始。共働き家庭における家事の担い手不足を社会課題ととらえ、新しいライフスタイルの実現に必要な社会インフラを「IT」で作ることを目指す。

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(取材・TEXT:SEデザイン+木下真之 PHOTO:Inoue Syuhei 企画・構成・編集:野島光太郎)

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