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WAF2019 | UPDATA!基調講演〜データとヒトが作る“次代”〜「全人類上司化計画」で、労働生産性は飛躍的に向上する

         

ウイングアーク1st所属のBMX競技・中村選手が登場!

島澤によるDEJIRENのコンセプト紹介の後、再び田中が登壇。ここで田中はスペシャルゲストを舞台上に招きました。自転車競技「BMXフリースタイル・パーク」の中村輪夢(りむ)選手です。

BMX 中村輪夢選手(ウイングアーク1st所得)

中村選手は、今年10〜11月に行われたワールドカップ(中国・成都)で、見事優勝を果たし、今季年間総合ランクでもトップに立っており、来年の世界的スポーツイベント出場に向けても期待が高まっていることが報告されました。この中村選手と、2018年6月に所属スポンサー契約を締結したウイングアーク1stは、中村選手の運動データ分析や画像解析などを通じたパフォーマンス向上の取り組みを進めており、京都に専用の施設を建設中であることも発表されました。

これに対して中村選手は「データ分析を競技に生かす取り組みは、おそらく誰もやったことがなかったこと。自分が挑戦できることに大きな可能性を感じています」とコメントし、データを活用したパフォーマンス向上に意欲を示しました。

パナソニック、イオン、日本オラクルの取り組み

基調講演の後半には、「データとヒト」双方の力で組織や社会のアップデートにチャレンジするゲスト企業が、取り組みを紹介しました。

パナソニック「DesignThinking AI」「HomeX」


パナソニック株式会社参与・ビジネスイノベーション本部
本部長パナソニックノースアメリカ株式会社 副社長 馬場 渉 氏

最初の登壇者はパナソニックの参与・ビジネスイノベーション本部 本部長(パナソニックノースアメリカ株式会社 副社長)の馬場渉氏。同社による「DesignThinking AI」の取り組み、またそれをコンセプトとしたくらしの統合プラットフォーム「HomeX」について紹介しました。

「現実のくらしの中のフィジカル空間で認識されず、なかなか解決への行動に移らない“微少な問題”は——1.01の365乗は37.8だけど0.99の365乗は0.03になるように——解決されないまま放置され、長期的に大きな影響を及ぼす可能性があります。われわれは、くらしをよくするために生活者に小さな働き掛けを行い、問題解決のハードルを下げ、問題解決のきっかけをつくりたいと考えています。DesignThinking AIでは、デザインシンカー(生活者)の脳や心をモデル化・工業化し、それをくらしの中に埋め込んでいく、という考えに立っています」(馬場氏)

イオン「HACCPクラウド」


イオン株式会社 執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当 三宅 香 氏

2人目の発表者は、イオン株式会社執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当の三宅香氏。
改正食品衛生法の公布に伴い、イオングループの中核企業であるイオンリテールでは、株式会社サトーとの協働で「HACCPクラウド」を開発しました。2020年6月までに本州・四国のイオンおよびイオンスタイル約400店舗への展開を行っております。HACCPクラウドではスタッフの体調チェックデータ、加熱調理食品の調理時の中心温度データ、冷機器温度データ等をIoT技術で効率的・自動的に記録し、クラウド上で一元管理。すべての店舗の情報を管理者が同じ条件で、タイムリーに確認することができます。

「食品の安全はもちろんですが、今、大きな関心を集める食品ロスの問題も流通の過程の非効率さが一因となっています。情報を共有し、効率化を図れば、全体最適が実現できるのではないでしょうか。われわれはお客様の食卓に食品をお届けする時の最後のとりでだと認識しています。HACCPクラウドにより、食品業界の効率化は大きく進展すると考えています」(三宅氏)

日本オラクル株式会社 執行役 副社長 石積 尚幸 氏

日本オラクル「Oracle Cloud」


3人目は、日本オラクル株式会社執行役 副社長の石積尚幸氏。

企業向けソフトウエアの開発・販売会社として143カ国でビジネスを展開するオラクル(アメリカ・カリフォルニア州)は、20年ほど前から自社システムにグローバルシングルインスタンス(単一の情報システムを国内外グループ企業全体で利用)を導入しました。

データ活用でビジネスを成功させることを真のゴールとしており、そこから生まれたのが、より簡単に構築ができ、運用も楽で、コスト・パフォーマンスが高いデータ管理ソリューション”Autonomous Database”です。”Autonomous Database”には機械学習エンジンがデータベースに内包されており、MotionBoardと連携することで、簡単にデータの可視化から未来予測や深い分析を行うことができます。

「マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft AzureとOracle Cloudの相互接続を実現している他、オンプレミスで使っていただいているVMwareの環境をそのままOracle Cloudで使っていただけるなど、他社とのパートナーシップにより、エンタープライズシステムのためのテクノロジーを実現しています」(石積氏)

 
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