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ネットワーク外部性の直接的効果の例

ネットワーク外部性の直接的効果は、SNSや特定の電話サービス、オンラインゲームなどの通信サービスに大きな影響を及ぼします。

直接的効果とは、同じ製品やサービスを使っている人が増えれば増えるほどに、価値が増加する現象です。

いくつか例を見てみましょう。

SNSの場合


フェイスブックやTwitterなどのSNSの場合、利用者が増えれば増えるほどサービスの質や利便性が上がります。

数人のみが使っているサービスよりもフェイスブックのように数億人が使っているサービスの方が、情報もたくさん飛び交いますし、自分の趣味趣向にあった人と出会うこともできるために、より楽しめるはずです。逆に、提供しているサービスが時代にそぐわなくなりユーザー数が減ってしまうと一気にアクティブユーザー数が減ってしまう、ということもあり、直接的効果は諸刃の剣となることもあります。

携帯電話の場合



携帯電話の場合、世界に一台だけの携帯電話を自分一人で持っていたところでそこまで便利とは言えません。

繋がりたいと思っている相手も携帯電話、あるいは最低でも固定電話にアクセスできることが必要です。

最近では、通話機能以外の連絡手段も増えてきているので、それらを包括的に利用できるiPhoneなどのスマートフォンが主流です。同じiPhoneを使っている人が増えることでiPhone自体の価値も高まります。

また、同じキャリア同士の通話が無料になるなどのサービスが提供されている場合もあるので、同じ通信会社を使っている人が多ければ多いほどに無料通話ができる相手も増えるため、価値が向上していると言えます。

最近では、ずいぶんと減ってきましたが、海外から日本に来た知人や友人と待ち合わせる際に相手の携帯が日本では使えないため、こちらから連絡が取れない、という場面に遭遇することがあります。この場合、こっちが携帯を持っていることではなく、相手が持っていることに意味があることを心の底から実感します。これはネットワーク外部性を体感できるレアな瞬間と言っても過言ではないかも知れません。(笑)

オンラインゲーム


オンラインゲームの場合、1人でプレイするのではなくて、大勢で参加して戦うものや協力型のゲームなどがあり、利用者が増えて複数人でやることで、より楽しむことができるので価値が高くなるといえます。

将棋やチェスなどの対戦型のゲームでは、ユーザー数が増えれば増えるほど、同じレベルの人との対戦を楽しむことができる可能性が高くなり、有段者と初心者が対決する、といういずれの対局者にとっても、またその試合を見学している人にとっても面白いとは言えない状況を回避できるため、ユーザー数が増えることはサービスの向上に繋がります。

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