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大盛況のうちに幕を閉じたDatalympic 2018でしたが、Datalympic実行委員会では来年の、あるいは来年以降の大会に向け、厳しい予選を勝ち抜くためにファイナリストに残ったチームがどんな計画や戦略を実行してきたのか、今回の大会を通じてどのようなノウハウが培われたのか、どんなところで苦労したのか、などファイナリストとして決勝に参加した5チームから直接話を伺い、来年参加するチームの参考となるよう、そしてDatalympic実行委員会の方でも知見を蓄積できるようにまとめてみました。

第一弾では、「Actfolio ~高大接続に向けた教育現場の緩やかなIT化」のプレゼンを行った株式会社ジールの「MBとYシャツと私」チームの3名の話をお届けしました。

この取材で貴重な話を数多く聞くことができたことに気をよくした吉田守氏率いるDatalympic実行委員会は、よりによってクリスマスの日の早朝に一路大分へと飛び、「旅先でもバスに乗ろう!RouteView for Inbound」のプレゼンを行なった株式会社オーイーシーの「いいちこのロック」チームを取材しました。

左から、松尾さん、山原さん、桑本さん、嶋澤さん、坂本さん

「いいちこのロック」は株式会社オーイーシーの社員で構成されたチームで、チームメンバーは山原豊さん、松尾優さん、桑本風李さん、嶋澤美季さん、坂本将幸さんの5名です。

Q. 参加のきっかけを教えてください。

そもそものきっかけは、「デザイン・シンキング(デザイン思考)」を業務に取り入れたい、という社長の意向によりデザイン・シンキングの研修を山原さんと松尾さんが東京で受講したことでした。

この時、2人で4日半の研修を受けました。受講に際して、社長からは2つのことをお願いされていました。1つ目は受講した内容を社内にフィードバックすること、2つ目はデザイン・シンキングをお客さんに対して実際に実行することでした。

これまで、社内報告やワークショップは何度かやってきましたが、研修だけで終わってしまうことがほとんどでした。よりデザイン・シンキングを広めるためにどうしたらよいか、ということをちょうど考えている時にウイングアークの営業の今井さんからDatalympicが開催される、という連絡を受け、これはデザイン・シンキングを実践してみるのにちょうど良い機会だと考えました。チームメンバーは東京での研修中に、山原さんと松尾さんが居酒屋で話し合って決めました。声がかけやすいメンバーで、積極的に動いてくれそうな人たちを集めた結果、今のチーム編成となりました。

なので、Datalympicに参加した一番の目的はデザイン・シンキングを実践することでした。それに、コンテストに参加することで箔が付き、会社が変わるきっかけになるかもしれないと考えました。デザイン・シンキングを使う、というプロセスも大事でしたが、せっかくやるなら一位になって100万円もらいたい、とも実は思っていました。

Q. 参加を決めた後、まず何をしましたか?

最初にやったことは、チーム名を考えることでした。

デザイン思考の研修のフィードバックも兼ねていたので、デザイン思考についての話をしつつ、その内容をDatalympicで実践してみましょう、という話になりました。そのあとの飲み会の席で「いいちこのロック」というチーム名が決まりました。ちなみにその時に飲んでいたのは残念ながらいいちこではなく、ワインでした。(笑)

最初のアイデア出しは全員でやりました。役割を最初から決めていたわけではありませんでしたが、途中から自然に決まっていった感じです。タスクを洗い出して、そのタスクに対する担当を決めました。自然な成り行きで、難しそうなことは全て松尾さんが担当することいつのまにかなっていました。(笑)

難しいこと担当の松尾さん

坂本さんと嶋澤さんが資料作りとアイデア出しを担当、桑本さんは、素材写真の撮影や音声録音、帳票作成などを担当、松尾さんはテクニカルな部分のほとんどを担当し、山原さんがプレゼンのスピーカーを務める、という役割に最終的には落ち着きました。

Q: スケジュールはどんな風に決めましたか?

チーム名を決めた流れで、週に一回、水曜日の定時後にミーティングをすることが決まり、手書きのカレンダーを作ってスケジュールを考えました

スケジュールは完成すべき日から逆算して作りましたが、結局足りなくなって追加された日もありました。ミーティングは2時間の予定でしたが、結局3時間やっていることが多かったです。

実際の作業は、平日の業務終了後はなかなかやる気になれず週末にやっていました。夜に3、4時間くらい作業して、MotionBoardを使って何ができるのか、できないのか、というのを学習しました。チーム内のやりとりは最初は社内で使っているグループウェアでやっていましたが、これは社内ネットワークでしか使えなかったため、最終的には社外でもやりとりできるSlackを使いました。

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