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データのじかんNews 2023年10月Part.05

 

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

 

【データのじかんNews】では、読者様がより便利に、より活用しやすく【データのじかん】を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、みなさまにお届けしています。

 

第77回の2023年10月Part5では、2023年10月21日~10月28日までに【データのじかん】で公開された13件の記事についてご紹介します!!

 

         

15,000名以上のビジネスパーソンが参加する「updataNOW」。

今年は「updataNOW23」として、2022年10月31日(火)、11月1日(水)、2(木)の3日間に渡り、ザ・プリンセスパークタワー東京にて開催されます。

「データのじかん」からは、人気特集「Local DX Lab」で全国47都道府県の各地域の越境者として取材に応じて頂いたDXのトップランナーとデータのじかん編集長 野島光太郎氏とのトークショー、企業が取り組むDXついて取材に応じて頂いたリーダーの方々による5つのセッションの参加を予定します。

それではまず、「updataNOW23」でのセッション紹介記事も含め、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■updataNOW23

この記事ではデータのじかんを運営するウイングアーク1stのアンカーイベント「updataNOW23」へのご招待と、そのフィーチャーセッションに焦点を当てた内容をお届けします。このイベントでは、2023年版「中小企業白書」にもロールモデルとして紹介された八戸東和薬品の田中洋輔氏と奥佳祐氏、ウイングアーク1st株式会社 データのじかん編集長 兼 メディア企画室 室長 野島光太郎氏による「DXの最前線と捉え方」にスポットを当てたセッションを展開します。

・11/1開催「updataNOW23」|Local DX Lab トークショー ‐医薬品/製麺/介護と枠を超えてDXを仕掛ける八戸東和薬品のDXの最前線をキーパーソン2人に聞く

この記事ではデータのじかんを運営するウイングアーク1stのアンカーイベント「updataNOW23」へのご招待と、そのフィーチャーセッションに焦点を当てた内容をお届けします。このイベントでは、ResorTech EXPO in Okinawa実行委員会事務局にて広報を担当している一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)新里恵梨氏と同展示会のロゴやポスターといったクリエィティブ全般を担うディレクターの大城直也氏、ウイングアーク1st株式会社 データのじかん編集長 兼 メディア企画室 室長 野島光太郎氏による「DXの入り口と架け橋」にスポットを当てたセッションを展開します。

・11/1開催「updataNOW23」|Local DX Lab トークショー ‐ResorTech EXPOが仕掛けるDXの「入り口」と「架け橋」の設計

■トレンド

過去3回にわたり、日本社会のさまざまな局面に蔓延する閉塞感について考察してきました。閉塞感を引き起こしている原因として、第1回では若者の自己効力感の欠如について、第2回では母親たちに押し付けられる「序列化されたダイバーシティ」について分析しました。そして、前回はそのいずれとも密接なつながりを持つ学校教育の現場でも「序列化されたダイバーシティ」が「発達障害」を顕在化させ、特別支援学級の増加により「分離」が加速したり、教員たちを疲弊させたりしている現状について取り上げました。最終回となる今回は、日本社会に生きる私たちを束縛している閉塞感を少しでも軽くするための視座について考えてみたいと思います。それは、オーストリアの思想家であり、文明批評家でもあるイヴァン・イリイチが提唱した「コンヴィヴィアリティ」という概念にヒントを見出せます。

・「D&I」はわたしたちのためにある~閉塞感から抜け出すための「コンヴィヴィアリティ」とは?

ますます手口の巧妙化・複雑化が進む『サイバー攻撃』。その脅威は個人・企業にとどまらず、社会全体へと広がりつつあります。そのため、情報(データ)を取り扱う企業の多くは、サイバーセキュリティリスクを分析・評価し、組織の事業、サービス及び情報システムの安全を確保したり、技術・管理の両面から有効な対策を助言・提案して支援したりする人材を求めています。そこで今回は、企業のITへの脅威から守るための知識・技能を有することを示す『情報処理安全確保支援士試験』の試験内容、対策、本試験に合格することのメリットなどについてご紹介します。

・情報処理安全確保支援士試験とは? –DX/業務/キャリアに役立つ! データのじかんの楽しい資格のススメ

急激に進化していく生成AIが、産業革命以来と言われるほど文明や社会にインパクトを与えています。インターネットやスマートフォンもビジネスに多大な影響を与えていますが、生成AIはその比ではありません。この生成AIの登場によって、激変してしまうビジネス環境が、我々ビジネスパーソンの仕事をどう変えてしまうのでしょうか。最新の情報を基にして考える特集「進化するAIは仕事をどう変えるのか」の生成AI講座第3回目です。

・進化するAIは仕事をどう変えるのか(第3回)

■テクノロジー

データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信しています。「Local DX」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズです。今回は、オタフクソース株式会社。広島県民の味、お好み焼きに欠かせない「search お好みソース」製造元の同社は、IHIと共同で「AIレシピ検索システム」を開発しました。

・オタフクソースが渾身の「味の見える化」を実現。AI活用システムを「試作品一号機」と呼ぶ理由

■社会

少子高齢化・人口減少による社会保障費増大や労働力不足が懸念される「2025年問題」や、2050年までに温室効果ガスの排出を差し引きゼロにする「2050年カーボンニュートラル」をはじめとした環境対応など、日本企業は多種多様な社会課題にどのように向き合い、取り組んでいくべきか。解決の有効な手段の1つとして、さまざまな企業が連携して解決を図っていくオープンイノベーションの機運が高まっています。2024年の法規制実施を控え、「物流の2024年問題」も大きな社会課題の一つです。人手不足に悩む物流業界の問題にとどまらず、産業インフラの崩壊を招きかねない事態となっており、2023年6月に経済産業省が「荷主の積極的な関わり」を盛り込んだ方針を発表しました。今回は、この物流の2024年問題にかねてより立ち向かう、あるオープンイノベーションの取り組みを見ていきましょう。

・「2024年問題」は、2023年6月に物流業者の課題から荷主の課題へと潮流が大変化。今こそ、データでつながり、社会課題を解決するオープンイノベーションを。

■ビジネス

筆者は長年にわたり事業会社(花王株式会社)において、企業理念(Corporate Philosophy)を活用した組織開発に取り組んできました。今回は、その内容を “理念で自走する強い組織(Philosophy Driven Organization)”のつくり方というパッケージにして、3回にわたって紹介しています(第3回)。前回は、人や組織の変身・変容(X:トランスフォーメーション)と企業理念の浸透との相関についてみてきました。そうした変身・変容をはばむ“壁を超える”ためには、質の良い “問い” を理念から紡ぎだすアプローチが有効であるというのがその結論です。今回は、いよいよその具体的な手法について紹介していきます。

・企業理念の活用の実際–理念で自走する強い組織の作り方③

革新的なデジタルテクノロジーの相次ぐ市場参入、中国の台頭と垣間見える変調の兆し、グローバルサウスなどと呼ばれる新興勢力の急激な成長など、世界経済の激しい変化の中で、日本の製造業の存在感は、相対的に低下しつつあるとの声も少なくありません。しかし、ミスミグループ本社常務執行役員 ID企業体社長の吉田光伸氏は、「製造業の戦い方が転換点に来ており、変化に対応することで日本の製造業は存在感を発揮できる」と主張しています。同社はFA(ファクトリーオートメーション)などの自動製造機械の機械部品や自動車、電子・電気機器などの製造に使われる金型用部品などを扱うメーカーと商社の2つの顔を持つグローバル企業です。「転換点」の渦中にあるのは同社も同様だが、「顧客時間価値の最大化」という変革のターゲットを定め、組織文化形成の取り組みと、機械部品調達のためのAIプラットフォーム「meviy(メビー)」などについてお話を伺いました。

・なぜミスミは業界に革新をもたらし続けられるのか。「meviy」の事業責任者・吉田氏が明かす、「顧客時間価値」という一貫した視点

マネジメントするなかでのチームビルディングは、メンバー自身による自己開示や、上長からのよりよいフィードバックがカギであります。イノベーションの創発が求められるなかで、心理的安全性によるチームビルディングも言及されている昨今。「ビジュアルでのコミュニケーションによって自然と頑張らなくても成果が出るマネジメントができる」と語るのはミロ・ジャパン合同会社でカスタマーサクセスとサポート部門を率いる安間 太郎氏です。どうやってチームを率いてカスタマーサクセスで成果を出しているのかについてお話を伺いました。

・オンライン x AIでのイノベーションワークスペース「Miro」のCX統括責任者安間さんに聞くハイブリットワーク時代の「頑張らない」「スゴい」マネジメントの要諦

今年5月に開催した「デジタル・AI深掘りセミナー」で講師を務めたウイングアーク1st株式会社の大川真史氏を講師に迎え、デジタル化成功事例を学び、自社への応用を考え、デジタル化の進め方を明確にする『明日からできるデジタル化のアイデアが見つかる!デジタル化ワークショップ「Let’sデジ活!」』が2023年11月8日、福井商工会議所ビルにて開催されます。本ワークショップでは、中小企業のDX支援だけでなく、取材を通して企業の課題解決に向けた取組みを間近で見てきた大川氏と、中小企業だからこそできるDX推進について学び、具体的なデジタル化の進め方を明確にします。

・2023年11月8日開催|明日からできるデジタル化のアイデアが見つかる!デジタル化ワークショップ「Let’sデジ活!」 ~「中小企業だからこそできるデジタル化とは!?」を考えるワークショップ~

■ライフ

2023年8月23日に近畿地方に上陸して鉄道網に大きな混乱が生じた台風7号のように、近年、台風や大雨の影響により、東海道新幹線が計画運休、運転見合わせが相次いでいます。東海道新幹線の代わりに中京・関西と関東を結ぶ代替ルートはあるのでしょうか?2024年に敦賀延伸を果たす北陸新幹線も絡めて検証していきましょう。

・【中山道 or 北陸経由】結局、ベストな東海道新幹線の代替ルートはどこだ!?

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を最も受けた業界の一つが、観光業界です。観光立国として、観光資源による経済効果を高めよう、と取り組んでいた国の方針から一転、感染症を抑えるために、様々な規制がかかり、経済的に大きな影響を受けました。しかし、ワクチンの流通などもあり、様々な規制が緩和される中、円安の後押しもあり、再び日本の「観光」業界に世界各国が再注目しています。そこで、今回は、訪日外国人数に着目し、そのデータから、観光業界の実態を探ります。

・コロナ禍前後で訪日外国人数はどのように変わった? 日本の観光業の今を探る

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

updataNOW23

11/1開催「updataNOW23」|Local DX Lab トークショー ‐医薬品/製麺/介護と枠を超えてDXを仕掛ける八戸東和薬品のDXの最前線をキーパーソン2人に聞く

2023.10.23 公開

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本記事では、八戸東和薬品が取り組んできた「アナログのクッションが育むDX」と良い意味での“朝令暮改”を実現した「MotionBoard Cloudの導入事例」を基に、updataNOW23でのセッションの見どころやおすすめポイントを紐解いていきます。

「みんなで幸せになるデジタル活用」をコンセプトに掲げ、さらに異業種へ挑戦するなどデータを原動力に意欲的な企業変革を進めている同社のDXを通じて、田中氏と奥氏が私たちにどのようなメッセージや価値をもたらしてくれるのかを、探っていきましょう。

11/1開催「updataNOW23」|Local DX Lab トークショー ‐ResorTech EXPOが仕掛けるDXの「入り口」と「架け橋」の設計

2023.10.25 公開

本記事では、沖縄県のデジタル化・DXの機運を高めるべくイベントやセミナーなどの支援情報はもちろん、IT活用やDX事例、IT導入に係る情報を日々収集して発信し続けている「ResorTech Okinawa(リゾテックオキナワ)」の活動を基に、updataNOW23でのセッションの見どころやおすすめポイントを紐解いていきます。

観光を主産業とする日本屈指のリゾート地である『沖縄』において、リゾート×テクノロジーがコンセプトの県最大のDX展示会『ResorTech EXPO in Okinawa』に取り組んできた新里氏と大城氏が私たちにどのようなメッセージや価値をもたらしてくれるのかを、探っていきましょう。

トレンド

「D&I」はわたしたちのためにある~閉塞感から抜け出すための「コンヴィヴィアリティ」とは?

2023.10.21 公開

イヴァン・イリイチはもともとカトリックの司祭でしたが、のちにローマカトリックを「独善的・官僚制的・排外主義的体質」と批判し、教会活動から離れた後、1973年に『コンヴィヴィアリティのための道具』※を発表しました。近年、メディアアーティストの落合陽一氏やデザインエンジニアの緒方壽人氏が言及したことで、「コンヴィヴィリアリティ」と言う言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。では、イリイチが提唱する「コンヴィヴィアリティ」とはどんな概念なのでしょうか?

情報処理安全確保支援士試験とは? –DX/業務/キャリアに役立つ! データのじかんの楽しい資格のススメ

2023.10.22 公開

みなさんは『情報処理安全確保支援士』という国家資格をご存じでしょうか?

情報処理安全確保支援士試験はIPAが実施している情報処理技術者試験のうち、『情報処理技術者』の高度な情報セキュリティの知識・技能の習得が目的の試験で、合格後にIPAへ登録申請を行うことで、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)として政府機関や企業等における情報処理安全確保支援士の国家資格を得ることができます。

情報処理安全確保支援士は士業の資格であるため、個人事業主がセキュリティ関係の仕事が得やすくなる他に、企業のデータやITを脅威から守れるスペシャリストであることから、企業のエンジニア、コンサルタントにとっても合格しておいて損のない国家試験であることから、本試験が創設された2017年以降、毎回(春・秋)1万5千人以上の方が応募しています。

進化するAIは仕事をどう変えるのか(第3回)

2023.10.27 公開

前回はChatGPTなどの生成AIが、オフィス業務を具体的にどのように変えてしまうかについて話しました。そして生成AIは、あくまで優秀な個人秘書として扱うことで、そのユーザーの労働生産性を大幅にアップさせることができるとも説明しています。

GoogleのDuetも同じような機能なので、そこは大差ないはずです。それより、ユーザー企業が生成AIをどのように導入するかによって、生成AIの機能や使い勝手に差が出てきます。

テクノロジー

オタフクソースが渾身の「味の見える化」を実現。AI活用システムを「試作品一号機」と呼ぶ理由

2023.10.26 公開

従来、同社は液体調味料を新規開発する際、個人の経験を頼りに膨大なデータから目標とする味に近いレシピを抽出して試作を行っていました。このシステムによって瞬時にレシピを見つけられるようになりました。およそ100年の歴史をもつこの企業は、いかにしてこのDXプロジェクトを成功させたのでしょうか。中心人物である同社の研究室長・吉田充史氏に話を伺いました。

#DX(デジタル・トランスフォーメーション)#Local DX Lab

オタフクソースとIHIが共同開発したのが「AIレシピ検索システム」です。プロジェクトが本格的に立ち上がってから、2023年5月に使用を開始するまで、実に4年もの歳月がかかったそうです。

社会

「2024年問題」は、2023年6月に物流業者の課題から荷主の課題へと潮流が大変化。今こそ、データでつながり、社会課題を解決するオープンイノベーションを。

2023.10.21 公開

トラック運送を中心とする物流業界では、高齢化と若い働き手不足が同時進行する構造を背景に、長時間労働の慢性化がかねてから問題視されてきました。そんな状況が改善されない中、2024年4月1日以降は働き方改革関連法の施行によって、自動車運転業務の時間外労働時間の上限が1年間で960時間に制限されます。

もちろん業界も、この物流の2024年問題を座視していたわけではありません。当事者であるトラック運送事業者が中心となり、業務の見直し、自社拠点での中継輸送の実施、高速道路の活用、フェリー等へのモーダルシフトなどトラックドライバーの労働時間の抑制に取り組んできましたが、自社の努力ではやはり限界があります。その理由の1つが、「荷待ち時間」や「荷役作業時間」です。「荷待ち時間」はトラックへの荷物の積み卸しが始まるまでの待機時間のことで、「荷役作業時間」は、荷物の積み卸しをする作業時間です。

1運行当たりの荷待ち時間の平均は1時間34分、同じく荷役作業時間の平均は1時間29分というデータがあり、ドライバーというと運転(=移動時間)が長いイメージですが、実際には1回荷物を運ぶたびに、別途約3時間の拘束を伴う実態があります。

ビジネス

企業理念の活用の実際–理念で自走する強い組織の作り方③

2023.10.23 公開

理念浸透活動の目的は、理念と実践を結びつけ、組織を活性化し、事業目標を達成することです。端的にいえば、ビジネスのサクセスを実現することです。

理念の浸透には、トップのコミットメントが欠かせないといわれます。それはそのとおりなのですが、しかし、いくらトップが旗を振っても、部長・部門長のミドル層が腰を上げなければ理念の浸透活動は動きません。業績と組織運営に責任を持ち、実質的に会社を動かしているのはこのクラスだからです。ここら辺の構造や力関係は、DXを推進するときの課題に通じるところがあるのではないでしょうか。

なぜミスミは業界に革新をもたらし続けられるのか。「meviy」の事業責任者・吉田氏が明かす、「顧客時間価値」という一貫した視点

2023.10.23 公開

ミスミグループの現在の社員数はグローバルで約1万2000人、年商は4000億円に迫ります。同社の一番の強みは、3000万点を超える商品のラインアップにあります。ミスミは、この膨大な点数の商品をカタログ化して顧客に配布、製造業において機械部品のカタログ販売を始めたパイオニアです。この革新的な試みが、現在の同社の地位につながったと吉田氏は振り返ります。

「それまでは、例えば部品を1つ注文しようと思っても、その都度、図面を描いて複数のメーカーにFAXを送信して見積もりをとる必要がありました。当然、部品が手元に届くまで一定の日数を要します。ところが当社のカタログは、部品の仕様はもちろん価格も納期も全て明記されています。精密機械部品を標準化してカタログに掲載することで、部品調達における非効率を劇的に解消したのです」

オンライン x AIでのイノベーションワークスペース「Miro」のCX統括責任者安間さんに聞くハイブリットワーク時代の「頑張らない」「スゴい」マネジメントの要諦

2023.10.25 公開

Miroと聞くと「あぁ、オンラインでホワイトボードのように付箋を貼って議論ができるツールだね」と思い出す方も多いかもしれません。2011年に始まったこのサービスは、現在全世界で6,000万人が使うまでに成長しています。しかし、現在はサービスのポジショニングを「イノベーションのためのワークスペース」にシフトしていると安間氏は語ります。

「多くの企業で経営者はイノベーションを優先事項に挙げながらも、『イノベーションのパフォーマンスに満足しているか』と問われると10%以下しか満足していません。イノベーション自体が生き残りのための戦略になりつつあるのですが、実際にはそれが出来ていないのです。

2023年11月8日開催|明日からできるデジタル化のアイデアが見つかる!デジタル化ワークショップ「Let’sデジ活!」 ~「中小企業だからこそできるデジタル化とは!?」を考えるワークショップ~

2023.10.28 公開

今回は、主筆として『データのじかん』で調査研究・情報発信に務めているエヴァンジェリスト・大川真史氏が講師を予定している『明日からできるデジタル化のアイデアが見つかる!デジタル化ワークショップ「Let’sデジ活!」』へのご招待と、そのフィーチャーセッションに焦点を当てた内容をお届けします。

本ワークショップでは、IT企業を経て三菱総合研究所に約12年間在籍、2018年より現職、および東京商工会議所ものづくり専門家WG座長を務めるなど、デジタル化支援のエキスパートとして活躍中の大川真史氏が、中小企業だからこそできるDX推進についてと具体的なデジタル化の進め方を明確にしていきます。

そこで本記事では、大川氏の過去の発信や活動を基に、私たちにどのようなメッセージや価値をもたらしてくれるのかを、探っていきましょう。

ライフ

【中山道 or 北陸経由】結局、ベストな東海道新幹線の代替ルートはどこだ!?

2023.10.22 公開

まずは名古屋から東京までの代替ルートを考えてみましょう。最初に東海道の代替ルートとして中山道を思い浮かべるでしょう。実際に中山道ルートには名古屋と新宿を結ぶ中央本線が存在します。

中央本線は塩尻駅を境に東はJR東日本、西はJR東海と別々に管理されていることもあり、名古屋と新宿を結ぶ定期直通列車は存在しません。そのため、塩尻駅での乗り換えが必須となります。

名古屋駅を朝8時に出発する特急「しなの5号」に乗ると、塩尻駅には9時54分に着きます。塩尻駅では約20分の待ち合わせ。同駅で10時18分に発車する特急「あずさ18号」に乗ると、新宿駅には12時45分に到着します。所要時間は4時間45分、普通車指定席の料金は11880円(通常期)です。なお「かがやき528号」が運行されない日は「はくたか562号」の利用で東京駅着は14時52分になります。

コロナ禍前後で訪日外国人数はどのように変わった? 日本の観光業の今を探る

2023.10.28 公開

今回は、JTB総合研究所が発表している訪日外国人数の動向調査からデータを見ていきます。

観光立国として、観光庁が設立された2000年代後半には1000万人弱だった訪日外国人数は、2010年代後半には3000万人を超え、2019年には過去最大の3188万人までおよび、着実に増加してきました。これは、日本の魅力的な観光地や文化的なイベントへの興味が高まっていることが影響しています。特に、2014年からの5年間で訪日外国人数は2000万人弱と大幅に増加しており、成長が期待される中で、2020年に新型コロナウイルスの流行が始まりました。

日本を含む世界各国で渡航が規制され、訪日外国人数は、2020年は412万人まで、2021年には24万人まで激減しました。しかし、緩やかに規制解除の動きが広まった2022年には、383万人まで増加。様々な規制が概ね解除された2023年はどのような動向になるのでしょうか?

10月31日付 データのじかん主筆「大川真史の週報」

データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!

【先週】

CEATEC、 Maker Fair Tokyo、 Japan IT Weekを視察しました。
地方や個人など手触り感のある課題に対するデジタル化、スキルや知識ではないデジタル人材育成などが共通していると感じました。
また岩沼市商工会(宮城)での講演、サービス創新研究所のワークショップ、docomo R&D OPEN LAB ODAIBAでのIoTLT参加、旭鉄工(愛知)さまでの講演などを行いました。
 

【今週から】

栃木県スマートファクトリー導入計画策定の専門家として県内製造業を支援します。11月は、福井商工会議所でワークショップ、青森県情報サービス産業協会で講演、釧路でワークショップを予定しています。

編集後記

今回は『「D&I」はわたしたちのためにある~閉塞感から抜け出すための「コンヴィヴィアリティ」とは?』という記事を紹介させて頂きました。

就職氷河期以降の“失われた30年”を過ごした筆者にとって、計4回に渡って取り上げてきた「日本社会のさまざまな局面に蔓延する閉塞感」についての講評にはとても共感しています。

と同時に、筆者世代が感じ続けた「閉塞感」が世代を超えて伝番し続けている現状は、もはや社会問題として捉え、根本解決に向けて舵を切らなければならない時期を迎えているとも思っています。

D&Iとは、ダイバーシティ&インクルージョンのことで、多様性を認識するだけではなく、一人ひとりが受け入れ、尊重することによって個人の力が発揮できる環境を整備したり、働きかけたりしていく、という考え方です。

記事中で取り上げているように、「他者から操作されること」が前提の日本のビジネスモデルにおいて、「D&I」は言葉だけが独り歩きしていると感じることは多く、昨今は仕事において「役に立つ」という実感が得られない人が増えているのではないでしょうか?

筆者が身を置く製造業のエンジニアの多くは、イノベーションに関わる、消費者のニーズに応えることで充足感が得られると思うのですが、こういったことが体感できるシーンが減り続けています。

企業が道具として掲げる「D&I」は人件費や製造コストの削減に無理やりディレクションしている風潮があり、モノづくりに情熱を持つエンジニアから「最大限に自律的な行動」を奪ってしまっている雰囲気が最近の現場では漂っています。

こういった負のループから脱却するためにも、守りではなく、攻めのDXへの注目が高まってくれれば?と思います。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


データのじかんとは?

データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

(畑中 一平)

 

データのじかんを運営するウイングアーク1st主催|国内最大級のビジネスカンファレンス「updataNOW23」10/31、11/1、2開催

10/31(火)~11/2(木)開催のデータでビジネスをアップデートする3日間のビジネスカンファレンス「updataNOW23」。「updataNOW23」はウイングアーク1st社主催の国内最大級のカンファレンスイベントで、DX・データ活用を軸にした約70セッションと30社以上が出展する展示など、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されます。

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