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ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース #019:世界屈指の有用性を誇る日本のパスポートを持っている人は日本国民のわずか17%!?

         

まいどどうも、みなさん、こんにちは。

わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。週に一度の更新ということで、これはつまり七日に一度はこの記事を執筆する、ということであり、今のところ毎週火曜日になるといそいそと近所のカフェなどに出掛けてはこの記事をチョメチョメと書かせてもらっておるわけですが、月日が流れるのはウサギの気持ちよりも遥かに早いようで、すでに十九回目ということは十九週間もそのような生活を続けていることになるわけです。

さてさて、先週もビッグニュースの目白押しだったように思いますが、まずは何と言ってもアメリカの大統領選でトランプさんが圧勝しましたね。あの、USA!USA!のコールはUSAGIの最初の3文字でもあるので、わたくし的には結構耳障りの良いシュプレヒコールなのであらゆる場面でもっとやってほしいですし、なんならユーエスエージーアイ!までのフルバージョンをアメリカ国民のみなさんにやってもらいたいところです。ユーエスエージーアイ!のゴロが悪いのがちょっと難点ですが。

あとは、ビットコインが8万9000ドルを突破し最高値を更新したり、第二次石破内閣発足低下する支持率、そして、自民党が単独過半数を失った現在の国会で動向が注目されている国民民主党を率いる玉木雄一郎とグラドルとの気になる関係性を本人が概ね認めた、というのも数日前にかなりヒートアップして報道されていましたが、そこで彼を吊し上げたとて、それって政治とはあまり関係ないような気がしないでもないような気がする、というのがわたくしの見解であります。その影で松本人志が文春を相手に行なっていた裁判の訴状取り下げも話題になりました。

で、ここからが本題ですが、みなさんはパスポートと呼ばれる小冊子のような身分証明書をお持ちでしょうか?わたくしウサギ社長はニューヨーク育ちでありますので、幼い頃から日本とアメリカを幾度となく行き来する生活を送ってきており、日本国のパスポートは常に所有しているのですが、日本国民の中でパスポートを所有している率がなかなか低い、という統計がありまして、そちらが非常に気にかかりましたので、今回は日本のパスポート保有率についてお話ししてみたいと思います。

外務省の旅券統計、というものが実は毎年発表されています。パスポートは外務省が発行しているので、当然彼らは今世界に何冊の日本国のパスポートが存在しているのか、というのを把握しているわけです。まぁ、そうは言っても、国民の半分くらいはパスポートを持っているのではないか、とわたくしはなんとなく考えていたわけなのですが、これが全くの出鱈目でありまして、なんとちゃんと数字を見てみると、国内在住日本人の有効旅券数は2064万5745冊となっており、これはつまり、国民のわずか17%しかパスポートを保有していないことを意味するわけです。いやはや、これは由々しき事実であり、なかなか衝撃的に低い数値なのではないか、これは何かの間違いではないか、我が目を疑うとはこういうことか、と思いわたくしの方で何度も何度もデータを確認してみたのですが、これが正しい数値なのだそうで、なんと2割にも満たないのが現実なのだそうです。

出典:旅券統計 | 外務省

近年の推移を見てみると、2019年では23.8%、とかろうじて2割以上の方がパスポートを保有しており、それ以後の下降の一旦はコロナ禍による行動制限の影響も少なからずあったことが推測できますし、2023年の国内における旅券発行数は前年比約2.8倍増の340万1533冊となっていることから、少しずつではありますが上昇の兆しはあるようです。でですよ、この17%という数値がどれほど低いのか、というのを知るためには他の国のパスポート保有率と比較してみることが最もわかりやすい方法かと思うので、比較してみるのですが、おとなり韓国では40%、と日本の倍の数値になっており、台湾は60%と3倍以上となっています。アメリカがあまりにも広大なため、あまり外国に行かない、と揶揄されることが多いアメリカにおいてもパスポート保有率は50%以上となっているわけです。

出典:旅券統計 | 外務省

これは、控えめにいって非常にMOTTAINAIことであり、なぜかと言うと、日本のパスポートというのは世界でも屈指の有用性を誇る、極めて価値の高いパスポートであり、実際の数字は世界情勢において多少上下しますが、なんとおよそ190カ国にビザの事前申請なしで入国できる、他の国から見るともはや魔法レベルのパスポートなのです。つまり30歳まで待たなくとも魔法使いになれるのです。

パスポートを所有していない理由に関する調査結果を見てみたところ、特にZ世代の方々は海外に関心がない人が多く、若者の海外離れが進んでいる、と言われています。その理由として挙げられるのが、日本の方が海外よりも安全であり、衛生面でも優れていて、物価も言うほど高くなく、食事もおいしい、という点であるそうです。これはそのまま外国人観光客がなぜ日本に興味を示しているのかとほぼ同じ、というのがちょっとした皮肉であり、しかも最近の円安が追い風となり、インバウンドで日本にやってくる外国人観光客の数は順調に上昇し続けているため、オーバーツーリズムという別の問題を生み出しているわけです。

わたくしがまだ若いウサギだった頃には、日本国のパスポートとバックパックを持って世界各国を旅して回ったものですが、それぞれの国は独自の素晴らしさと解決すべき課題を併せ持っており、それを目の当たりにすると、日本やアメリカのような先進国と呼ばれる国で生まれ育ったことがいかに恵まれたことか、豊かさとは何か、ひいては幸せとは何かについて時には心を痛めながら考えたものでした。そして、その経験は今となってはハイスペック経営者として成功を収めているわたくしの原点となるものであり、WikipediaやYouTubeではとても体験できないような世界線が存在することを一人でも多くの人に実際に体験してもらいたいとわたくしは常日頃から考えておるわけです。

旅に出ることはイバラの路を見つけては靴を脱ぎ捨てるようなザ・ブルーハーツ的行為でもありますが、旅を経験することによって普段の生活に対する視点が変わったり、より感謝の心を持つようになったり、世界の問題に関心が湧いてきたりなどすることもあるわけなので、特に若者のみなさんの場合は、たとえそれほど海外に興味がなかったとしても、いつどこで急に海外に行ってみたくなるタイミングが訪れるかはわからないものです。とりあえずパスポートの取得だけはできる時にやっておくことがウサギ的にはオススメでありますし、そのことをどうしても伝えたくって今回はパスポート保有率のトピックについて語ってしまいました。興味がある方はこちらのニュース動画もぜひ併せてご覧ください。

さて、そんなわけで、今回のちょびっとラビットは「世界屈指の有用性を誇る日本のパスポートを持っている人は日本国民のわずか17%!?」という話題についてちょびっとの課題感とメッセージ性を盛り込んで取り上げてみました。それでは、また来週お会いしましょう。ちなみに、ちょびっとラビットのまとめ読みはこちらからどうぞ!アデュー、エブリワン。

(ウサギ社長)

 

参照元

・日本人のパスポート保有率17%に低下 22年発行数は3年ぶりプラス 女性・若年層がけん引 | TRAVEL JOURNAL ONLINE ・世界屈指の日本パスポート、保有率が超低空飛行の危機-官民で支援 | Bloomberg ・世界最強の日本パスポート | IACE Travel ・日本人のパスポート保有率、23年は横ばいの17% 再取得の予想に反し 女性の取得割合増加 | TRAVEL JOURNAL ONLINE ・旅券統計 | 外務省

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