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みなさん、おはようございます。新米社員の時田大夢です。
突然ですが、みなさんに問題です。
父親と息子が交通事故にあい、病院に運ばれました。父親は軽傷で済みましたが、息子は重症で頭に怪我をしており、すぐにでも手術を行う必要がありました。
救急担当の脳外科の先生が息子の姿を見て、こう言いました。「私はこの患者を手術することはできません。この子は私の息子です。」どういうことでしょうか?
するどい人はすぐにわかっちゃうと思いますけど、答えはこのお医者さんは息子のお母さんなんです。お医者さん=男性っていうイメージを逆手に取った結構有名なクイズらしいです。
いや、でもまさにそんな場面に遭遇して僕ビックリしちゃいました。
うちの会長さんって噂には聞いていたんですけど、てっきり男性の方だと思い込んでいたんですよね。でもよく考えたら男性か女性かっていう話は一度も出てきていなくて、なんで男性だって思い込んでたのか今となっては不思議なんですけど、やっぱりそういうところで「なんとなくこうだろう」っていう思い込みがいろんな偏見になっちゃうんじゃないかなって、ちょっと反省すると同時に、その偏見の無意識加減にちょっと我ながら怖いなって思っちゃいました。まぁ、そういう意味ではうちの社長なんて人間だと思ってたらウサギだったんで、そういうビックリは経験済みだったんですけど。。。
でもこれって性別に限らず、「まだ子供だから」とか、「血液型がA型だから」、「エンジニアだから」、「学校の先生だから」、「サラリーマンだから」、「日本人だから」、逆に「日本人じゃないから」…とか、全部そういう偏見に結びつきそうなポテンシャルがあって、結構そう考えると世の中って偏見に満ち溢れてるんだなって思って、ちょっと背筋が凍るような気持ちになりました。
世界経済フォーラム(WEF)が、毎年発表しているジェンダー・ギャップ指数の2019年度版によると、日本は調査対象となった153カ国のうち121位だったそうです。これって主要7カ国(G7)の中で最低で、日本にとっても過去最低の数字だったみたいです。ってことは状況は良くなってないってことですもんね。
アメリカでも仕事のメールの署名が女性名になっていただけでクライアントの態度が変わったり、というお話もあるみたいです。
そう考えるとジェンダーギャップの問題ってかなり意識の奥の方にあるので、それを改善させるのってなかなか至難の技なのかもしれないですねー。ちょっとでも今回の経験を生かして、僕もジェンダーギャップの改善に貢献できるようにマンガのキャラなりに努力していこうかと思いました。まずは会長さんに気に入ってもらって早く出世してお賃金のアップを目指すところから頑張ります!
それにしても、方向音痴極まりない僕が無事に郵便局に無事に案内できてよかったです(笑)
さてさて、先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。それではみなさんまた来週!
(時田大夢)
筆者もライターを務める年間約400万人に読まれる「データのじかん」のタイムくんが書籍化されるとのことで、一足先に読ませてもらいました。そこで今回、DXを推進する立場であった筆者自身の観点で、DXを推進する方、DXを学びたい方向けに書評をお送りします!続きを読む
作者:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業、デザイン制作会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして勤務し、2004年に独立。
「タイムくん」の漫画は、そんな作者のITへの予備知識やデザイナーとしての情報整理、イラストレーターとしてのスキルとシュールな性格が掛け算されて生まれています。
普段は本作とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
https://www.totsunet.com/
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