今年は残暑が長引いていますが、10月に入り、秋の訪れとともに、紅葉の美しさや涼しさを感じる時期となりましたね。
秋は何かと忙しい時期かと思いますが、ぜひ【データのじかんNews】を片手に、リラックスした時間をお過ごしください。今回も、皆様にとって有益で楽しい情報をお届けさせて頂きます。
それではまず、今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
DXの推進によって自社に蓄積したデータを収益に繋げる“データ・マネタイゼーション”への関心が高まっています。2023年10月12日に開催される『 データ・マネタイゼーション カンファレンス 2023』では、「データ・マネタイゼーション」のスペシャリストやそれを支援する製品/サービスが集結し、「データ価値」を高めるためのポイントを解説します!!
・データ・マネタイゼーション カンファレンス 2023|データビジネス最前線における「データ価値」を高めるためのポイントを解説!!
小売業界では、DXによる顧客満足度の向上、新たな価値やビジネスの創作に取り組んでおり、従来のリアル店舗+ECサイトといったeコマースからデジタル技術に大きく依存したデジタル・コマース(dコマース)への注目が高まっています。2023年10月12日に開催される『デジタル・コマース 2023』には、「デジタル・コマース」を支援する製品/サービスが集結します。その分野のスペシャリストがパーソナライズで進化する次世代のEC店舗戦略について解説します。
・デジタル・コマース 2023| “売れる”要素を顧客体験に組み込んだ次世代のEC店舗戦略とは?
デジタライゼーションへの取組みが進む中、自社の営業、マーケティングのDX(デジタルトランスフォーメーション)への関心が高まり続けています。2023年10月12日に開催される『営業・マーケティングDX 2023』には、営業、マーケティングのDXを支援する製品/サービスが集結。その分野のスペシャリストが“成果に繋げる”ためのデジタル化のポイントを、最新事例を交えて解説します。
・営業・マーケティングDX 2023 | 成果に繋げるためのデジタル化のポイントを最新事例を交えて解説するDXセミナー
筆者は長年にわたり事業会社(花王株式会社)において、企業理念(Corporate Philosophy)を活用した組織開発に取り組んできました。今回は、その内容を “理念で自走する強い組織(Philosophy Driven Organization)のつくり方” というパッケージにして、3回にわたって紹介していきます(第2回)。
・企業理念とその「本質」とは何か–理念で自走する強い組織の作り方②
閉塞感をテーマにしたシリーズの第3回は教育現場を取り上げます。第1回では若者たちに欠如する自己効力感が、第2回では母親たちに押し付けられる「序列化されたダイバーシティ」が社会全体の閉塞感につながっている点を指摘しました。そして、そのどちらも教育現場である学校と密接に結びついています。
・D&Iと逆行する学校教育—特別支援学級の増加で加速する「分離」の背景とは?
本特集「進化するAIは仕事をどう変えるのか」では、急激に進化していくAIが、仕事をどう変えてしまうのか。というホットなテーマを、会話形式と図解によって解説をする第2回。まず大規模言語モデル(LLM)をベースとした生成AIの進化の方向性を、技術的な観点から予想します。そして確実に進化していくAIが獲得する機能によって、ビジネスパーソンの業務がどのような影響を受け、どのようなスキルが求められていくのかを考察していきます。
「API」は現代のIT業界で欠かせないキーワードとなっています。特に最近、X(旧Twitter)のAPIの仕様変更・有償化が大きな話題となり、OpenAIのChatGPTのAPIも注目を浴びています。APIを使うことで、開発コストを削減しつつ、便利な社内サービスを構築する可能性が広がります。この記事では、APIの基本的な定義から、Web APIとの違い、実用例、そして使い方について詳しく解説します。
・【今さら聞けないIT用語】APIの全貌–TwitterからChatGPTまで、B2CからB2Bのビジネスへの影響と活用法
ビジネスアジリティとは、顧客の利益のために変化に適応し、変化を創造し、変化を活用する組織の能力と意志のことを指します。今回のタイムくんでは、このビジネスアジリティについて漫画で分かりやすく紹介します。
みなさんは「混雑率」という指標を目にしたことはあるでしょうか。混雑率は朝ラッシュ時の混雑具合を確認する際によく用いられる指標ですが、多くの人にとってはなんとなく意味を理解できる程度かもしれません。ただ、鉄道ファンにおなじみのデータの一つであり、ビジネスパーソンにとっても知っておいて損はない指標なのです。この記事では一般的なイメージとは乖離しがちな各路線の混雑率と、データの重要性について触れたいと思います。
・イメージに惑わされるな!鉄道ファンにおなじみの「混雑率」から読み解くデータの見方
少子化が加速する一方で、人々の教育熱は高まりつつあります。そうした中で、子供の習い事は多様化し、新たなトレンドが生まれています。子供たちの才能や興味に合わせた習い事は、彼らの成長や将来の可能性を広げる重要な要素となっています。この記事では、最新のデータや調査から、子どもたちの習い事のトレンドを追っていきます。
・最新の子どもの習い事、そのトレンドとは? 教育費との関係は?
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2023.09.25 公開
「データ・マネタイゼーション カンファレンス」は、品質向上・コスト削減ではなく、経営資源として蓄積しつつある「データ」の「価値」をビッグデータやAIで高める方法を紹介するイベントで、今年は2023年10月12日(木)にJPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)にて開催されます。
このカンファレンスでは、データ活用に課題を抱えている企業に向け、データ価値/品質、データ流動化、新商品/サービス開発などの実例を交え、データ収集~保管~保護~活用といったフローやポイントをデータ・マネタイゼーションのスペシャリストたちが解説します。
なお、本カンファレンスはセッションだけでなく、データ・マネタイゼーションを支援する製品やサービスなども展示されるので、知識だけでなく、エクスペリエンスも得ることができます。
2023.09.25 公開
「デジタル・コマース 2023」は、小売業でのDXや顧客体験、次世代のEC店舗戦略などを紹介するイベントで、今年は2023年10月12日(木)に、JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)にて開催されます。
このイベントでは、従来の販売戦略に課題を抱えている企業に向け、デジタルを活用した新たな商取引のデジタル・コマース(dコマース)を軸に、取組みの事例やトレンドなどをその分野のスペシャリストたちが解説します。
なお、本イベントはセッションだけでなく、デジタル・コマースを支援する製品やサービスなども展示されるので、知識だけでなく、エクスペリエンスも得ることができます。
2023.09.28 公開
「営業・マーケティングDX 2023」は、営業、マーケティング向けのDXを紹介するイベントで、今年は2022年10月12日(木)に、JPタワーホール&カンファレンス(東京都千代田区)にて開催されます。
このイベントでは、営業、マーケティングに課題を抱えている企業に向け、データの活用、デジタル技術による組織の業務改善、宣伝広告、B2Bマーケティングなどの実例を交え、デジタル化のポイントをその分野のスペシャリストたちが解説します。
なお、本イベントはセッションだけでなく、営業、マーケティングのDXを支援する製品やサービスなども展示されるので、知識だけでなく、エクスペリエンスも得ることができます。
2023.09.26 公開
第2回のテーマは「企業理念の本質について」です。前回、DXは技術や経験で対処できる「技術的課題」ではなく、当の本人が変化しなければ前に進まない「適応課題」であることを指摘しました。ではどのようにしたら、人や組織は変わることができるでしょうか。そのひとつの道筋にパーパス経営に代表されるような企業理念の活用があります。今回は企業理念の本質に迫りながら、それがどのように人や組織の「変身・変容(Transformation)」につながるのかみていきましょう。
2023.09.27 公開
文部科学省の「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)」にも日本の学校教育が直面している課題として「学校では『みんなで同じことを、同じように』を過度に要求する面が見られ、学校生活においても『同調圧力』を感じる子供が増えていったという指摘もある」と言及しています。ここにおいても「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」という概念は突破口になりそうですが、データは何を物語っているのでしょうか?
今回は「特別支援学級」の増加を切り口に分析してみたいと思います。
2023.09.29 公開
それでは、本稿のテーマである生成AIがビジネスパーソンの業務に対して、どのような影響を与えていくのかについて考えてみたいと思います。
前回の話は、生成AIの活用によってITエンジニアの労働生産性が格段に向上することで、社会実装されるソフトウェアの機能向上のスピードがさらにスピードアップしていく、という話でした。
業務上ビジネスソフトを利用している多くのビジネスパーソンのオフィス環境は必然的に変化していくはずです。もちろんビッグテックの言いなりになって最新のビジネスソフトを次々と更新し続けると、莫大な投資が必要になります。また従業員たちが新しいビジネスソフトに追従し続けることができるかも問題になるでしょう。
2023.09.30 公開
WEBに関わっていると、「API」という言葉を聞くことがあるかと思います。また、開発の現場などでエンジニア同士の会話に耳を傾けていると、「それってAPIでつなげたりしないの?」などわりかし頻繁に登場する単語だったりします。
しかし、突然IT業界に縁もゆかりもない人からAPIの意味を教えてください、と真顔で問い詰められると答えに窮してしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、その回答を見つけるべく「APIとは?」とググった結果、めでたくこのページにたどり着いたあなたのために、
について紹介していきたいと思います。ぜひ、最後までお付き合いください。
2023.09.25 公開
今更ながらコロナ以前とコロナ以後の世界ってずいぶん変わっちゃったなぁって、改めてその事実を噛み締めるような瞬間が最近増えた気がするんですよね。それって例えばお祭りとかイベントの開催とかが再開されたからなのかもなぁって思いながら、楽しく過ぎ去った今年の夏を思い出してちょっぴりセンチメンタルになるみたいな心持ちにもなりつつ、コロナ禍の静かな世界もアレはアレで悪くなかったのになぁって思っている自分もいたりします。
でも、あのコロナ禍の影響であらゆる業界で起きたブレイクスルーって実はすごい破壊力でしたよね。以前は三十分程度の打ち合わせのために駅まで行って電車乗り換えたりして、どこぞの本社ビルとかに入ってからは事前に発行してもらった入館証をぶら下げて、帰りがけにエレベーターの扉が閉まるタイミングでみんなで頭下げる、みたいな、儀式的なやりとりを大真面目にやってたわけですから。それで半日余裕で潰れてた日もあったなぁって考えると、オンラインミーティングって今更ながらありがたいですよね。
2023.09.28 公開
そもそも混雑率とは輸送人員÷輸送力で算出される混雑度の指標を意味します。例を使って説明すると、鉄道会社が用意した容器(輸送力)に水(輸送人員)を入れ、水(輸送人員)の入り具合を数値化したものが混雑率というわけです。
毎年、国土交通省は都市鉄道の主要路線の混雑率を発表しています。これは各路線の最混雑区間における最混雑時間帯1時間あたりの平均混雑率を算出・公表したものです。ようは最も混雑している区間における最も混雑している1時間(平日朝ラッシュ時)の混雑具合を観察する、ということです。
混雑率は100%を定員乗車としています。具体的には、座席につくか、つり革につかまるか、ドア付近の柱につかまる状態です。
150%は肩が触れ合う程度で、新聞は楽に読める状態、180%は体が触れ合う程度で、新聞は楽に読める状態を指します。
2023.09.29 公開
アクサダイレクト生命が0〜9歳の子どもがいる母親を対象に行った第8回「子どものおけいこ事に関する調査」によると「子どもにおけいこ事をさせている」と回答した母親の割合が2022年に過去最高の55.9%となっています。半数以上の家庭で一つ以上の習い事を子どもにさせているということになります。
これまでのデータによると、習い事をさせている家庭の割合は消費増税を巡るさまざまな発表に応じて増減する傾向があったそうです。2019年の10%への消費増税から時間が経ったことで今回の増加につながったと考えられます。
また、コロナ禍の休園、休校に伴う体力、学力の低下を習い事で補いたいと考える家庭も少なくなかったそうです。
データのじかんの大川が「主筆の週報」として上司である野島編集長への週次レポートをメルマガで公開!
NISTEP「全国イノベーション調査2022年調査統計報告」が公開され、
2019-2021年で1/3の企業がイノベーション(プロダクト・イノベーション又はビジネス・プロセス・イノベーション)を実現したそうです。デジタル化については前回(2017-19)から変化が小さいものです。
NISTEP「科学技術予測調査 ビジョニング総合報告書」が公開されました。
今回の科学技術予測調査はホライズン/ビジョニング/デルファイ→シナリオで進める中のビジョニングという位置づけです。ビジョニングとは「ありたい」「望ましい」未来社会像を個人及び社会の価値観を考慮しながら共創的に描くことですが、今回は
特筆すべきはインプットなしで一般市民(しかも若者から現役世代)がワークショップに参加していることです。
ESRI「企業間取引の成立におけるCEO間のジェンダーバイアスについて」が公開され、CEOが同性間の取引が有意に多い事が示されました。異性のCEOと知り合う機会の少なさなどが要因となっています。ただし取引の質については調査されていないため、女性CEO間の取引が多くの付加価値を出しているなど証明されれば、女性CEOの増加や男性CEOが積極的に女性CEOと知り合う行動に繋がるかもしれません。
今週はお客様向けのプライベートイベントがあり「中小製造業DX事例の紹介と進め方」をテーマに講演します。
また10/16(月)夜、10/23(月)夜にウイングアーク1st 東京オフィスにてワークショップを
開催しますのでご興味がある方がご参加ください。
今回は『D&Iと逆行する学校教育—特別支援学級の増加で加速する「分離」の背景とは?』という記事を紹介させて頂きました。
「D&I」とは、「Diversity and Inclusion」の略で日本語で言うと「多様性」と「包摂性」を意味します。
記事中では、「特別支援学級」の増加の要因が社会が求める生産性向上、効率重視、成果主義であると述べており、もし筆者が現在の学校教育で幼少期を迎えていたとしたら、筆者の場合、「特別支援学級」に分離されてしまったのでは?と感じました。
実は筆者は幼少の頃、極度のあがり症だったため、コミュニケーションや対人関係で問題がある児童と周囲から見なされた時期があり、今思い起こすと『同調圧力』に対して極度のアレルギー反応を発症していたのではないか?とこの記事を読んでふと思いました。
筆者が小学生だったのは今から40年以上前のことになるのですが、当時は『同調圧力』に従っていた子供が大多数で、例えば運動が苦手だった筆者が半ば強制的に近所の野球チームに所属し、苦手な人や大人たちと一緒に野球をしたりするのが実は苦痛で仕方がありませんでした。
昨今よく取り上げられるPTAや自治会加入などの話題は『同調圧力』に対する反発と捉えており、「子どもはそれぞれ違っていい」という教育を受けた子供たちが大人になって発言力を持つようになって、問題として発信しはじめたからではないか?と思っています。
またD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)が進む中、心理的なストレスを受けたり、混乱したりする「ダブルバインド(二重束縛)」を感じることは年々増え続けており、矛盾がグレー化され、これらがなかなか解決に進まないのは『同調圧力』によるものと筆者は感じています。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
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