海外の経済大国からすると、日本の会社はデザインにお金をかけないって言われているらしいですけど、確かにアップル製品って箱とかがカッコ良くて、開封する時もなんかワクワクしますよね。そう考えると、日本の家電ってなんの変哲もない茶色いダンボールに入ってくることが多いので、同じ意味のワクワク感ってないですね。
でもやっぱり僕なんかは、箱にお金かけたところで中身は一緒なんだし、箱なんてどうせすぐリサイクルの日に捨てちゃうし、別にどっちでもいいのにって思っちゃいますけどね。でも、そういう無粋な感覚が根強く残ってるせいで日本は世界の経済大国から引き離されつつあるんだってこないだ社長に言われちゃいました。世界から見た日本人って話になると、なんか社長すごい熱くなっちゃう人なんですよね。ま、人っていうかウサギだけど…
あと、社長が日本はデザイナーの社会的地位が低すぎるってよく言ってるんですけど、海外だとデザイナーもビジネススクールとかで学んで経営に参加してるらしいんです。日本だとデザイナーはカッコイイものを作る人ってイメージなので、”デザイン”ってものへの考え方から変えていく必要がありそうですね。確かに「ビジネススクールを卒業してデザイナーやってます」って人とか会ったことないですね。ま、そもそも僕、人見知りなので知り合いすら少ないですけど(苦)今更ですが絶賛マイミク募集中です。
ちなみに、社長によると、アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾンのいわゆるGAFAって呼ばれる企業はデザインの力によって成長したって言われてるらしいですよ。
でも、会社がデザインに力入れるようになって、オフィスもオシャレに変わってきたら、僕なんかはちょっと気後れしちゃいそうです。僕ってスタイリッシュなイケイケのカフェより、昭和レトロな喫茶店の方が落ち着くタイプなんですよね。ただ、タバコは苦手なのでたまに咳払いしちゃったり手で仰いじゃったりすると、逆に喫煙者から煙たがられるっていう(笑)
なので、好きな女の人のタイプも派手なよく喋る感じの子よりは、清楚でおとなしそうな感じの子の方が…ってあれ、また話がそれちゃいました。
みなさんも、経営におけるデザインの重要性について考えてみると、意外と会社の成長率とか業務成績が上がっちゃうかもしれませんね!
それではまた来週月曜日の朝にお会いしましょう!先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。
(時田大夢)
本記事では、大阪会場で行われた一橋大学大学院 経営管理研究科 鷲田祐一教授によるセッション「デザイン経営の必要性」の概要をお届けします。 デザイナーは狭義のデザインではなく、経営にも参加するべきである、と提唱する「デザイン経営」のススメとはいったいどんなものなのか?について語ったその講演のハイライトをお届けします。続きを読む
自分の会社の商品の価値を高めたいのでアイデアを出して欲しいと依頼されたなら、みなさんはどんな提案をしますか? 商品の素材を変えたり、より簡単に使えるようにユーザビリティを高めたり、新しい使用方法を提案したり、など商品そのものの価値を高める方向に考え方は進みがちかも知れませんが、商品の価値を高める方法は実は商品そのものとは関係のないところにも存在します。 商品そのものは変わらなくても、利用者が増えることによって、商品の価値が上がる場合があり、これは『ネットワーク外部性』と呼ばれています。続きを読む
経営そのものをデザインする、という発想もビジネスの世界では重要である、と最近言われることがあります。
ビジネスとデザインの関係性についてこの機会に学んじゃいましょう!
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!