5G以前の過去の世界のみなさん、おはようございます。2025年の崖から日本を救うため、未来から遙々やってきた使者、過去川 旧太郎(かこがわきゅうたろう)と申します。「旧太郎」とか「旧ちゃん」とか「過去川旧太郎さん」とか気軽に呼んでもらえると嬉しいです。
私は、なんていうか、いわゆる過去フェチな家系の育ちでして。父上も母上もレトロな感じのアイテムにロマンティックが止まらないタイプで、どう考えても実用性ゼロでしょってモノをアンティークショップとかで見つけてきては買い集めちゃうんですよね。
でも、未来の世界にはそういう過去フェチな人結構多いんです。うちの母上なんかは平成中期から後期あたりが好きで、中でも一番のお気に入りデバイスが iPhone5sなんですよね。だから過去にやってきてお土産に、iPhone5s用のケースでも買って帰ろうかと思ってたんですけど、微妙に過去具合が思ってたのとちがくて、5s使ってる人があんまりいなくてちょっと残念です。
そうそう、この間タイムくんと一緒に秋葉原へ行ったら、ファミコン?っていうんですか、かのNINTENDOが発明した初代ゲーム専用コンピューターの本物が売っててめちゃくちゃ感動しました!あとは、駄菓子?って言うんですか、10円とか20円とか破格の値段で手に入る上に、お会見は現金のみっていうシステムになってるところとか、ほんと臨場感溢れる絵に描いたような過去って感じで、過去川的にはツボっちゃった感じで、感動に打ち震えちゃいました。
しかも、支払時に起こる何とも言えないもどかしさたるや。例えば、30円(税込 32円)のものを買うとき、100円玉1枚だしたら、10円玉6枚、5円玉1枚、1円玉3枚が戻って来て、手元の枚数だいぶ増えるし数えて確認しなきゃだし、なんか軽くアクシデントですよね(笑)
わざわざそんな手間なことをするなんて、これがよく言われる「粋」ってやつなんですか??
過去川の時代なんて、完全キャッシュレスなので、現金とかはミュージアムとかにしかなし、会社の会計に限らず、個人もお金を使う度に全部自動で帳簿とかに記録されるので、自分で集計する必要ないんです。
他にもRPAの進化によって、この時代でいう面倒な単純作業がない分、仕事が苦痛って言う人もこの時代ほどはいないんです。週に3日くらいしか働かないですし。
でも、今みなさんが面倒だと感じてる1つ1つに手間暇かけた作業や非効率なことも、後から振り返れば「温もりがある事だったんだな」と哀愁すら覚えると思えるので、あと少しの間存分に味わってみると良いかもしれませんね。
っていうのをお伝えしたくて、タイムくんに変わって今日はお話させていただきました。そしてここだけの話、あの有名な細井さんの若かりし頃にお目にかかれたなんて光栄です。
そうそう、今週は台風15号が接近中とのことで、通勤電車の中でこれを読まれている過去の方々におかれましてはくれぐれもご注意をば。それではまた来週、月曜日の朝にお会いしましょう!先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。
(過去川 旧太郎)
RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、簡単に言うと人が行ってきた事務作業をロボットを活用して自動化するシステムのことです。
ロボットと言っても、鉄腕アトムのような人型ロボットではなく、パソコン内で作動するソフトウェアが人の代わりに作業をしてくれる、というイメージです。特に、旅費や給与などのデータ入力、データ収集や分析、膨大なデータをもとにした経営管理まで、幅広い業務を自動化できるとして期待されています。
2018年5月9日から5月11日の3日間に渡り、東京ビッグサイトで開催された第1回AI・業務自動化展を取材した。
展示内容としては、チャットボット、RPA(Robotic Process Automation)製品、OCR機能などを取り扱っているブースが多く、遠い存在、あるいは魔法の杖のように思えた「AI」に具体的な実用性が割り当てられ始めている、という印象を受けた。また、一部の機能では導入にかかる費用の面でも機能性に見合う金額になりつつあることが確認できた。展示会で垣間見えたRPA製品、OCR機能、チャットボットのそれぞれの現状についてまとめてみた。
2019年5月8日~10日の3日間、有明・東京ビッグサイト青海展示棟にて、第2回AI・業務自動化展が開かれた。
AIやRPAのような業務自動化ツールを利用したビジネスツール・サービスの展示やセミナー、商談が行われるのが「AI・業務自動化展」。昨年の第一回レポではRPA(Robotic Process Automation)・OCR・チャットボットといったAI・業務自動化ツールの種類ごとに、概要や魅力、課題点などを紹介した。 今年も同様にAI・業務自動化ツールの現在を、実際の展示ブースの中からいくつかピックアップしてレポート。働き方改革・生産性向上といった企業の課題に本当に役立つのか、これから向かう未来はどうなるのかなどについて取り上げていく。
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
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