4月も下旬に入り、今週末からはゴールデンウイークですね。
今年のゴールデンウイークは最長で4月26日（土）から5月6日（火）までと11連休になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
筆者は野球観戦と知人たちとのキャンプを予定しているのですが、何とか雨が降らないことを願うばかりであります。
それではまず、今回紹介する記事をダイジェストで紹介します！！
2025年2月6日、長野県長野市の県立長野図書館にて、信州ITバレー推進協議会が主催する「DXアイデア工房 実践型DXワークショップ」が開催されました。本ワークショップは、自治体職員を中心に約40名が参加し、現場の課題をデジタル技術で解決する「身の丈DX」のアイデアを共創することを目的としています。モデレーターを務めた「データのじかん」主筆・大川真史氏のファシリテーションのもと、参加者は日常業務における課題を洗い出し、ツールやデータの活用方法を議論しました。具体的な事例紹介やグループワークを通じて、現場発のDX推進の重要性と可能性を再認識する機会となりました。 （・・詳しくはこちらへ）
「データ・情報は生もの！」をコンセプトに、リアルな体験を通じてDXの現場を伝えるシリーズ『DX Namamono information』。第11便では、鉄道・旅行ライターの新田浩之氏が、神戸空港と羽田空港のWi-Fiおよびモバイル通信環境を比較調査しました。その結果、Wi-Fiとモバイル通信の速度差が顕著であることが明らかになりました。特に、羽田空港ではモバイル通信の速度が遅く、4K動画の視聴にはWi-Fiの利用が推奨されるとのことです。一方、神戸空港ではWi-Fiとモバイル通信の速度差が少なく、快適なネット環境が整っていることが確認されました。この記事では、空港利用者が知っておきたいネット環境の実態と、その活用方法について詳しく解説しています。 （・・詳しくはこちらへ）
2025年5月16日（金）、東京都港区にて「データ界隈100人カイギ #01」が開催されます。本イベントは、データに携わる多様な専門家が一堂に会し、知見を共有し合うコミュニティ「データ界隈100人カイギ」の初回となります。会場参加とオンライン参加のハイブリッド形式で実施され、データ文化の推進に取り組むメディアが集結します。「データのじかん」「Ledge.ai」「ワークフロー総研」「DOORS DX」「R²（データサイエンスとワタシのルーツ）」「TECH+」などが登壇し、それぞれの視点からデータ文化の最前線や背景、想いを語ります。テクノロジーを活用するだけでなく、それを受け入れ、使いこなす“データ文化”の重要性に焦点を当てた本イベントは、新たな視点や着想を得られる貴重な機会となるでしょう。 （・・詳しくはこちらへ）
「データのじかん」の連載記事『ついに汎用人工知能（AGI）が登場する第1回』では、2027年にAGI（汎用人工知能）が登場し、「知能爆発」を経て人間を超える超知能（ASI）へと進化するという衝撃的なレポートを紹介しています。このレポートは、元OpenAI社員によって公開され、理論的根拠を示しており、世界中のAI関係者に強い衝撃を与えました。記事では、AGIの実現性が急速に高まった理由や、世界モデル（World Model）の概念について、大学講師の知久卓泉（ちくたくみ）氏と大学院生のサルくんの対話形式で解説しています。世界モデルとは、人間が五感から得られた情報や体験をもとに外界をモデル化し認識する仕組みであり、AIが現実世界を理解し、予測するための重要な概念です。この記事は、AGIの未来やその社会的影響について考察する上で、非常に興味深い内容となっています。 （・・詳しくはこちらへ）
2025年4月16日に公開された「データのじかん」の記事『INDUSTRIAL-X 八子知礼氏とディアワンダー 前刀禎明氏の対談から学ぶ「テクノロジーと右脳で創造を解き放つ変革人材像」』では、DX（デジタルトランスフォーメーション）時代に求められる「変革人材」の育成について、INDUSTRIAL-Xの八子知礼氏とディアワンダーの前刀禎明氏が対談しています。彼らは、テクノロジーと人間の関係性、変革人材に必要なマインドセット、そして好奇心と創造性を育む方法について議論し、AIを活用した創造的な思考の重要性を強調しています。特に、前刀氏が開発したアプリ「DEARWONDER+」を通じて、AIとの対話を通じたアイデアの拡張や創造性の向上について紹介されています。 （・・詳しくはこちらへ）
2025年4月16日に公開された「データのじかん」の記事『FAプロダクツ、岡野バルブ製造、i Smart Technologies・旭鉄工、変革を推進するDXリーダーとの対話から探る「次世代型製造業の未来を手繰り寄せるDX推進の勘所」』では、製造業のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進における実践的な知見と成功の鍵が語られています。本記事は、株式会社INDUSTRIAL-Xが主催した「Conference X 2024 – THE NEW MODEL of DX -」のセッション「次世代型製造業の未来」の内容を再構成したもので、3名のDXリーダーが製造業の現場でDXを推進する中で得た経験や知見を共有し、以下のようなポイントについて議論しています。 （・・詳しくはこちらへ）
JR西日本グループのデジタル戦略子会社「TRAILBLAZER」は、従来の企業文化を打破し、革新的なDX推進を目指す取り組みを展開しています。2023年10月に設立された同社は、「GO WILD WEST!」というミッションのもと、迅速な意思決定と柔軟な働き方を重視し、フルリモート勤務やリアルタイムプロモーション制度など、独自の人事施策を導入しています。この記事では、TRAILBLAZERのキーパーソン3名の対話を通じて、大企業におけるDX成功の鍵や、文化刷新の重要性について深掘りしています。 （・・詳しくはこちらへ）
ヤンマー建機株式会社のDX推進グループ課長・田中重信氏が主導する「草の根DX」について紹介する記事です。同社は、現場主導の「市民開発」と全社的な「社内コミュニティ」の構築により、DXを加速させています。市民開発では、ローコードツールを活用して現場の課題解決を促進し、社内コミュニティでは、部門を超えた情報共有と学びの場を提供しています。これらの取り組みにより、経営層と現場が一体となったDXサイクルが確立され、業務効率化や新たな付加価値の創出が実現されています。 （・・詳しくはこちらへ）
2025年2月4日・5日にホテル椿山荘東京で開催された「Manufacturing Japan Summit 2025」では、国内の製造業のリーダーやソリューションプロバイダーが一堂に会し、講演やディスカッションを通じて、産業界が抱える課題や今後の展望について意見を交わしました。本稿では、埼玉県入間市市長の杉島理一郎氏と、エリコンジャパン株式会社バルザース事業本部シニアアドバイザーの田岡秀樹氏による対談「日本ものづくりの再興を語る～入間市の挑戦が日本中を巻き込む?!～」の内容をダイジェストでご紹介いたします。 （・・詳しくはこちらへ）
「データのじかん」の連載漫画『AI事務員宮西さん』第15話「初めてのアセスメント」では、保険会社で事務職を務める宮西京華さんが、突然データマネジメント担当に任命され、戸惑いながらも成長していく姿が描かれています。データマネジメントの全体像を把握するためにDMBOKを読み始めたものの、専門用語の多さに圧倒される宮西さん。そんな中、先輩の松田紗友里さんから「データマネジメント成熟度アセスメント」を提案され、会社の現状を把握することの重要性に気づきます。客観的なデータと主観的な意見を組み合わせて現状を評価し、課題を明確にすることで、具体的な改善策を計画する第一歩を踏み出します。 （・・詳しくはこちらへ）
セガサミーホールディングスの石森卓郎氏が、グループ全体のデータマネジメント推進における取り組みを語ったインタビュー記事です。同氏は、データ活用を「全社的な文化」として根付かせるため、BIツールの導入やデータガバナンスの強化を進めています。また、データ活用における人材育成や組織間の連携強化にも注力し、データドリブンな意思決定を支える体制づくりを推進しています。この記事では、石森氏の具体的な施策や課題へのアプローチが紹介されており、企業のデータ活用戦略に関心のある方にとって有益な内容となっています。 （・・詳しくはこちらへ）
『タイムくん』第192話「ヒューマンウォッシング」では、オンラインコミュニケーションが主流となった現代における人間関係の変化と、それに伴う先入観や誤解について描かれています。物理的な接触が減少したことで、相手のイメージを勝手に作り上げてしまう「イメージウォッシング」が生まれ、実際に対面した際にそのギャップに戸惑う様子がユーモラスに表現されています。また、AIによる「ヒューマンウォッシング」との比較も交えながら、先入観を手放すことの重要性が示唆されています。マンガならではの自由な表現で、現代のコミュニケーションの課題を考えるきっかけとなる一編です。 （・・詳しくはこちらへ）
「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」第40回では、ウサギ社長が湖畔で遭遇した黒い白鳥をきっかけに、「ブラックスワン理論」について考察しています。この理論は、予測不可能で大きな影響を与える出来事を指し、過去の経験や統計からは予測できないが、発生すると社会や経済に多大な影響を及ぼすとされています。記事では、ブラックスワン理論の背景や事例、そしてVUCA時代におけるレジリエンスの重要性について、ユーモラスな語り口で解説しています。 （・・詳しくはこちらへ）
ヤンマー建機株式会社のDX推進グループリーダー・田中重信氏は、社内外のコミュニティ活動を通じて、DX推進の新たな可能性を切り拓いています。同氏は、品質保証部でのデータ活用を起点に、社内コミュニティを立ち上げ、200人以上のメンバーと共に「草の根DX」を推進。また、社外のユーザーコミュニティにも積極的に参加し、異業種間の知見共有や人材育成に貢献しています。この記事では、田中氏のキャリアの転機やコミュニティ活動への想い、そして未来への展望が語られています。 （・・詳しくはこちらへ）
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2025.04.15 公開
2025年2月6日、大寒波襲来中の長野県長野市で、信州ITバレー推進協議会による「プロジェクト共創ネットワーク」地域DX推進部会主催の「DXアイデア工房 実践型DXワークショップ」が開催されました。
県立長野図書館3階「信州・学び創造ラボ」で行われたワークショップには、長野県内の自治体でDX化を推進する担当職員を中心に、支援・協力団体を含む約40名が参加。自身の現場はもちろん、地域全体でデジタル化を進める方法を実践的に学びました。
モデレーターは、数々の中小企業や製造業等のDXにコミットしてきた「データのじかん」主筆・大川真史。日常に潜む「もっとこうなったら便利なのに…」という「最小単位の課題」に着目し、それらに日々悩まされる「現場の人々」が自らクリエイティビティを持って解決へと向かっていけるようなファシリテーションを行います。
現場ならではのリアルな視点から生まれた「身の丈DX」のアイデアに、会場は大盛り上がり。和気あいあいとしたワークショップの様子をお届けします。
2025.04.16 公開
「データ・情報は生もの！」がコンセプトのデータのじかん新企画『DX Namamono information』！ググって分かる、AIが集める情報だけでは絶対に分からないデジタル活用・DXに関する情報を、あなたに向けて全国の「体験者」の方々がご案内します！一次情報とニュースを合わせて読むと、自分事化や理解度アップも間違いなし！
第9便は鉄道・旅行ライターの新田浩之さんに、意外と困ることの多い空港のネット事情についてレポートいただきます。
個々の空港のWiFi事情に関するレポートは数多く存在します。しかし、地方空港と首都圏の空港を比較したレポートは少ないような気がします。そこで、出張を利用して、神戸空港と羽田空港におけるWiFiとネット事情をチェックすることにしました。
2025.04.16 公開
データ界隈100人カイギ運営事務局（所在地：東京都港区、運営代表者：ウイングアーク１ｓｔ「データのじかん」編集部内）は、データに携わる人々をつなぐコミュニティ「データ界隈100人カイギ #01」の初めてのイベントを、2025年5月16日（金）に東京都港区で開催いたします。本イベントは、会場参加・オンライン参加のいずれも可能なハイブリッド形式で実施されます。また、当日は「データのじかん」の編集長・野島光太郎氏もキュレーターとして登壇を予定しています。
「データを捨てよ、町へ出よう！」をスローガンに、ITツールベンダー、コンサルタント、CDO、データサイエンティスト、エンジニア、ビジネストランスレーターなど、肩書や業界の垣根を越えた多様な“データに携わる方々”が一堂に会し、知見をシェアし合うことを目指すコミュニティです。
テクノロジーやDXが進展するなかで、データを有効に活用し、その価値を最大化するには「人」と「文化」が欠かせません。「データ界隈100人カイギ」では、こうした考え方を軸に、登壇者によるセッションやネットワーキングの機会を設け、参加者同士の対話と共創を促進します。
2025.04.16 公開
生成AIの急激な性能向上により、「『AIアート』はアートではない」といった論争が世界中で巻き起こっています。こうした議論が生まれるほど、AIは短時間で高品質な画像や動画を生成できるようになっており、その背景には「世界モデル」という概念と、「拡散モデル」というテクノロジーの登場があります。
本シリーズでは、AIがどのようにして画像や動画を生成するのか、その原理と具体的なテクノロジーについて、図解を交えながら分かりやすく解説していきます。そして、AIに創造性はあるのかという問いについても考察してまいります。
第1回では、AIアートをめぐる現状と、生成AIの仕組みにおいて重要な概念である「潜在空間」と「世界モデル」についてご紹介します。
2025.04.16 公開
DXは、単にデジタル技術を活用すること自体を目的とするものではなく、本質は、それらを駆使していかに事業目標を達成するかにあります。そのためには、デジタル技術を正しく理解し、ビジネス課題の解決に向けて、経営的な観点からどのように活用できるかを考えられる人材が求められます。それこそが、いわゆる「DX人材」あるいは「変革人材」と呼ばれる人たちの定義です。
では、そのような人材は、どのように育成していくべきなのでしょうか。豊富な知見を持つ二人が、このテーマについて語り合いました。
対談の第一のテーマは、「AIをはじめとするテクノロジー」と「それを利用する人間の役割」を、どのように配分すべきかという問いでした。デジタルの導入や業務の変革に取り組む際には、現場の従業員や管理職の中に、必ずと言っていいほど“抵抗勢力”が現れます。従来のやり方を変えることに対して抵抗を感じる人々が、新しいテクノロジーを受け入れ、自らの業務や事業そのものを変革していく意識を持つには、どうすればよいのでしょうか。
INDUSTRIAL-X 八子知礼氏とディアワンダー 前刀禎明氏の対談から学ぶ「テクノロジーと右脳で創造を解き放つ変革人材像」– Conference X 2024 データのじかん参加レポート01
2025.04.16 公開
IoTやAIをはじめとするコンピューター技術は、製造業の経営と現場に大きな変革をもたらそうとしています。いち早くDXに取り組み、失敗を恐れず挑戦してきた3人の企業オーナーが集まり、製造業におけるDX推進のキーポイントや勘所、そして事業や産業の変革に向けた考え方について意見を交わしました。
田口紀成氏は、ITエンジニアを経てIT企業の経営を経験した後、製造業におけるコスト最適な自動化を支援する株式会社FAプロダクツの経営に携わっています。また、オウンドメディア「Koto Online」の編集長も務めるなど、ITとFAの両面に精通した専門家です。
これまでに約60社の企業にインタビューを行ってきた田口氏は、「DXに成功する企業は、流行や曖昧な定義に惑わされることなく、DXをあくまで企業の存続と成長のための手段として捉えている」と述べ、その実感を語りました。
このような視点があるからこそ、幹部層やマネジメント層がチャレンジに意欲的になり、マネジメント層・現場社員・市場（顧客）との距離を縮めることが可能になるのです。
FAプロダクツ、岡野バルブ製造、i Smart Technologies・旭鉄工、変革を推進するDXリーダーとの対話から探る「次世代型製造業の未来を手繰り寄せるDX推進の勘所」– Conference X 2024 データのじかん参加レポート02
2025.04.17 公開
データに関わるさまざまな立場の方々による“内輪トーク”を通じて、データの世界の楽しさや、その世界へ飛び込む勇気をお伝えするトークドキュメンタリー番組「ボクらのデータの時代」。
第2弾では、株式会社TRAILBLAZERの皆さまにご登場いただきます。
日本社会は人口減少時代を迎え、企業には従来のビジネスモデルを超えた持続可能な成長と、新たな顧客価値の創出が求められています。こうした変革を支える鍵となるのがDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進です。
しかし、大企業に根づく伝統的な組織文化や慣習は、ときにDX実現の障壁ともなり得ます。この課題に立ち向かうため、JR西日本グループはデジタル戦略子会社「株式会社TRAILBLAZER」を設立。組織の枠組みを大胆に見直し、DX推進を加速させる取り組みに挑戦しています。
本番組では、TRAILBLAZERのキーパーソン3名による対話を通じて、大企業におけるDX成功の鍵を探ります。
2025.04.17 公開
ヤンマー建機株式会社が本格的にDXに乗り出したのは、2022年のことです。わずか2年足らずのうちに、経営層と現場が一体となったDXサイクルを確立し、変革を軌道に乗せることに成功しました。このスピード感ある推進を可能にした背景には、「草の根DX」と呼ばれる取り組みの存在があります。
この取り組みをリードしているのが、ヤンマー建機株式会社 DX推進グループリーダーの田中重信氏です。本記事では、田中氏が実施してきた具体的な施策や、その過程で直面した課題、そしてそれらにどう対処してきたのかについてご紹介します。
ヤンマーは、2022年度から2025年度までを対象とした「デジタル中期戦略」において、中期的な重点課題の一つとして「DXに対応する次世代経営基盤の構築」を掲げています。その達成に向けて、「デジタル基盤の構築」「既存オペレーションの最適化」「新たな付加価値の提供」という3つのステップを設定し、それを推進するための4本の柱を策定しています。
「草の根DX施策の組織化・グループ展開」は、その4本の柱のうち3本目に位置づけられており、草の根DXが現場主導で変革を促す上で極めて重要な役割を果たしていることがうかがえます。
2025.04.18 公開
2020年に初めて入間市長に就任し、2024年からは2期目を迎えている杉島理一郎氏は、就任以来「未来共創のまちづくり」を市のパーパスとして掲げ、従来の体制を見直しながら、職員とともに行政の変革に取り組んでこられました。
対談の口火を切ったのは、田岡秀樹氏による「前例を重んじ、新たな取り組みや組織を超えた連携に慎重な『お役所』という存在を、なぜ就任早々に大きく変えようとされたのか」という問いでした。これに対し、杉島氏は次のように語られました。
「課題が明確であれば、従来のいわゆる縦型の組織で、リーダーの指揮のもと一気に解決するというアプローチも有効です。しかし、現在のように課題そのものが見えにくい時代においては、皆で課題やあるべき姿を共有し、協力しながら新たに創り上げていく姿勢が求められます。こうした共創を推進するために、組織体制そのものを見直し、市のパーパスとして『未来共創』を掲げました」
市役所のプロジェクトは「100年先の未来をつくる最高の仕事」。職員のマインド変革で「未来共創のまちづくり」を進める、埼玉県入間市の市政改革とは？ –Manufacturing Japan Summit 2025 イベントリポート
2025.04.17 公開
「AI事務員宮西さん」とはAI事務員なだけにAI生成画像を使って作っていて、AIデータについて書いた漫画です。保険会社で事務員として働く宮西さん。勤めている保険会社もこれからはAIの時代だとデータ部門の新設を行うことになりました。なぜか事務員の宮西さんが配属されることになり、データ組織を立ち上げるまでの話です。同じようにデータ組織を立ち上げる事を考えている人に入門書として書いています。それでは本編をご覧ください。
データマネジメント解説、連載の第15回が始まりました。いざデータマネジメントを推進するとなっても、何から始めたら良いのかわからない宮西さんはDMBOKの読み進め方を勉強しました。とっかかりとして、まずは会社の現状を把握するためにデータマネジメント成熟度アセスメントを行うことにしました。
2025.04.16 公開
エンタテインメント業界をけん引するセガサミーグループは現在、業務プロセスの効率化にとどまらず、玩具のデザインやアンケート集計などにおいても、生成AIの活用を模索しています。他社に先駆けたこの挑戦は、同グループの競争力にとって新たな源泉となろうとしています。
この取り組みに至るまでには、IT部門の統合、データ基盤の整備、従業員文化の醸成といった地道な努力がありました。セガサミーホールディングス株式会社 ITソリューション本部 ITコミュニケーション部 次長の石森拓郎氏の言葉を通じて、その成功を支えた礎を探ります。
セガサミーグループは、ゲームコンテンツやトイ・映像など多様な“遊び”を提供する「エンタテインメントコンテンツ事業」、パチンコ・パチスロの開発から販売までを手がける「遊技機事業」、統合型リゾートの運営およびカジノ機器の開発等を手がける「ゲーミング事業」を展開する、エンタテインメント業界のリーディングカンパニーです。
2004年に株式会社セガとサミー株式会社が経営統合し、セガサミーホールディングス株式会社が設立されました。同社はGroup Mission／Purposeとして「感動体験を創造し続ける ～社会をもっと元気に、カラフルに。～」を掲げ、世界中のユーザーに「感動体験」を提供し続けています。
2025.04.14 公開
みなさん、おはようございます。
コロナの時期を境に、同じ会社でもオンラインでしかコミュニケーションしたことがない人って普通にいて、今となっては何年も一緒に仕事してるけど一度もオフラインで会ったことがない人っていう、これまでにあまりなかったカテゴリーの人が増えてきましたよね。
最初はちょっと違和感あったんですけど、慣れちゃえば全然問題なくって、逆にオンラインの交流が当たり前の関係になっちゃうと、「今度飲みにでもどうですか？」とか気軽に誘いづらいですし、逆に誘われてもなんか妙に気負ってしまう僕がいます。いざ対面で会ったら急にお互いのイメージとかがガラって変わってしまって関係性がギクシャクしちゃう可能性もあるかもって思うと、なかなかそんなこと言い出せないんですよね。万が一、向こうから言われたらどうしようとか考えると大事なミーティング中に急に挙動不審になって、回線が不安定なんです、とか思わず聞かれてもないのに言い訳しちゃったりしてます（笑）。
2025.04.16 公開
まいどどうも、みなさん、こんにちは。
わたくし世界が誇るハイスペックウサギであり、かのメソポ田宮商事の日本支社長、ウサギ社長であります。春のうららかな日差しに誘われて、先日わたくしが湖のほとりをホートランランラと散歩しておりましたところ、これまでに見たことのない生命体に遭遇しまして、腰が抜けるほど驚いたという事件がありました。今週はその遭遇事件とそこから見えてきた世界についてお話ししてみたいと思います。
さて、わたくしに衝撃を与えたその生命体は見たところあきらかに鳥類の特徴に一致する風貌でありまして、白鳥と呼ばれる渡り鳥の一種のようにも見えました。白鳥であれば、わたくしも目撃したことが幾度となくありますので、それほど驚くことはありません。しかし、驚くべきことにこの白鳥のように思われる鳥の色はなんと黒だったのです。
2025.04.17 公開
ヤンマー建機のDXを象徴する取り組みである「草の根DX」。その中心となる「社内コミュニティ」の仕掛け人であり、ヤンマー建機株式会社DX推進グループのリーダーを務めているのが田中重信氏です。同氏は、どのようにしてコミュニティの世界に足を踏み入れ、その力を実感しながら活用してきたのでしょうか。「データのじかん」アンバサダーの石井亮介が、これまでのキャリアを振り返っていただきながら、コミュニティの力で描く未来について伺いました。
田中氏は現在、ヤンマー建機株式会社の品質保証部・品質企画グループとDX推進グループのリーダーを兼任されています（※2024年3月時点）。頭がすっきりとしている朝の早い時間帯から業務に取り組む田中氏は、IT分野にとどまらず、組織運営にも精通しており、マネジメントとITの橋渡し役として「草の根DX」の推進に取り組んでいます。
田中氏がヤンマー建機に入社したのは2020年のことです。「35年間、日系グローバル企業に在籍し、機構設計や海外工場への出向、海外を含めた調整業務などを経験してきました。帰国後は、ソフトウェア開発のプロジェクトマネージャーや商品企画、グローバルのユーザーを支援する部門において、データの可視化にも取り組みました」と、これまでのキャリアについて語ってくださいました。
今回は『ヤンマー建機DX推進グループリーダー田中重信氏が語る「コミュニティの力」』という記事を紹介させて頂きました。
記事中では、「社内コミュニティ」について紹介しています。
社内コミュニティとは、企業の中で共通の関心や目的を持つ社員が自主的に集まり、情報共有や活動を行うグループのことを指します。
筆者はエンジニアとして、かつて設計力を高めることを目的とした勉強会を有志で立ち上げ、業務終了後などに実施していました。しかし近年は、人件費の削減や働き方改革の影響により、ここ10年ほどはこのような社内コミュニティの活動が難しくなってしまいました。
それに伴い、人材育成や組織の技術力向上の機会が減少し、結果としてより良いモノ・コトを開発するための組織力が年々衰えてきているように感じています。
そうした中で、改めて社内コミュニティに注目が集まっていることは、筆者にとって非常に喜ばしいことです。部署の垣根を越えて人と人とがつながるきっかけとなり、知見の共有や新たな発想の創出、さらには社員のエンゲージメント向上など、企業全体の活性化にもつながると期待しています。
具体的には、DX推進に関する情報交換を行う技術者の集まりや、若手社員がキャリアについて相談できる場、部門を越えてアイデアを出し合う勉強会などが挙げられます。また、業務外の関心事を通じて社員同士がつながる場として活用されるようになれば、さらに価値ある取り組みになるのではないかと感じています。
それでは次回も「データのじかんNews」をよろしくお願いします！
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
（畑中 一平）
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