データのじかんNews 2023年02月Part.04 | データで越境者に寄り添うメディア データのじかん
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データのじかんNews 2023年02月Part.04

データ活用・DXの最新情報を手早く知りたいあなたのために、データのじかんの最新記事を短信で紹介します!!

         

データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!

【データのじかんNews】担当の畑中一平です。

花粉が飛び交う季節になりましたね。

筆者もこのところ、目に痒みを感じたり、くしゃみが多くなったりしはじめており、去年はさほど感じなかった花粉症も今年は対策が必要で、そろそろ薬局に行って薬を買っておこうと思っています。

さて前回に引き続き、読者様がより便利に、より活用しやすく“データのじかん”を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、今回もみなさまにお届けしてまいります!!

第43回の2023年2月Part4では、2023年2月20日~2月24日までに【データのじかん】で公開された8件の記事についてご紹介します!!

まずは今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!

■データのじかんDirect

データのじかん週報では、データのじかんの編集部内で会話されるこばなしを週1度程度、速報的にお届けしています。「2023年2月24日付データのじかん週報」では、四半世紀続く「山形エクセレントデザイン」やデータのじかんの中で、数々に話題にあがる激アツな長野県塩尻市について、起業家注目の意思決定の理論「エフェクチュエーション」や バズワードへの向き合い方などについてもやりとりしています。

四半世紀続く「山形エクセレントデザイン」、 激アツ!長野県塩尻市、エフェクチュエーション、 バズワードは「てへぺろ」ぐらいが丁度いい –データのじかん週報2023/2/24付

■トレンド

ますます手口の巧妙化・複雑化が進む『サイバー攻撃』。その脅威は個人・企業にとどまらず、社会全体へと広がりつつあります。そのため、情報(データ)を取り扱う企業の多くは、従業員の情報セキュリティに対するリテラシの習得は何よりも優先すべき、必須の教育プログラムに位置付けています。そこで今回は、ITの安全な利活用についての基本的な知識・技能が習得できる『情報セキュリティマネジメント試験』について、実際に合格した筆者が試験内容、対策、本試験に合格することのメリットなどについてご紹介します。

情報セキュリティマネジメント試験とは? –DX/業務/キャリアに役立つ! データのじかんの楽しい資格のススメ

前回の記事では、イノベーションには長い時間と多様な「知」が必要であり、そのために企業が取り得る1つの選択肢は多様な業界からの中途採用を増やし、「知のぶつかり合い」を生み出すことだと述べました。今回は具体例として中国のスタートアップ企業の事例を取り上げます。「中国企業はイノベーションどころか、他国の知的財産を侵害している」と考えている方もいるでしょう。そういう方にとってはイノベーションの事例として中国企業をなぜ取り上げるのか腑に落ちないかもしれません。もちろん、そういう企業もありますが、そうでない企業もあります。多様な人材を集め、スピーディーにイノベーションを生み出している中国企業から私たちは何を学べるのでしょうか?

中国企業は「イノベーション」していないのか? 日本人が知らない革新を生み出す土壌とは

2023年3月、現在の大阪駅の西北に大阪駅(うめきたエリア)が開業します。従来、関西空港アクセス特急「はるか」は大阪駅に停車しませんでした。同駅の開業により、「はるか」も大阪駅に停車するようになります。大阪駅停車により、「はるか」のコストパフォーマンスは上がるのでしょうか?関西の欠点の一つである交通インフラの改善に大きく寄与するのでしょうか?データを元に検証してみましょう。

【独自検証】JR大阪駅(うめきたエリア)が開業! 関空アクセス特急「はるか」のコストパは上がるのか?

■データ活用

2023年1月18日(水)、福島県いわき市におけるDX化推進プロジェクト「いわき地域ものづくり中小企業等DX研究会」によるオープンセミナーの第4回がいわき産業創造館 企画展示ホールにて開催されました。第一回第二回第三回と取材レポートをお届けしてきたこのオープンセミナーですが、本記事では第四回で紹介した「デジタルガバナンス・コードとDX認定について」と「地域のDX普及に向けた促進支援のあり方」についてお届けさせて頂きます。

「いわき地域ものづくり中小企業等DX研究会」オープンセミナー第4回 国・企業・社会実装・利活用…… 4つの視点で語る中小企業のDX

■テクノロジー

日本国内においても、プログラミングなしや簡略化によるWeb/アプリ/業務システム等の開発を実現するノーコード/ローコードの市場は大きな広がりを見せています。アイ・ティ・アール(ITR)の調査によると、2020年度の日本のノーコード/ローコード開発の市場規模は前年比24.3%増の515億8,000万円に達し、今後も右肩上がりの拡大が予想されるとのことです。データのじかんでは2020年11月公開の記事『ウェブサイトやアプリはコードが書けなくても作れちゃう!?プログラミング不要のNoCode(ノーコード)は新たな標準となるか?』でノーコード/ローコードについて紹介しましたが、それから数年後の現在、ノーコード/ローコードを取り巻く状況はどのように変化しているのでしょうか?

「ノーコード/ローコード」は日本のIT人材不足の救世主となるのか? カギとなる「市民開発」とは?

「CIO Japan Summit 2023」は、環境や時代に合わせて変化し続ける経営課題に着目し、競争力の強化や課題解決へ導くための事業戦略支援です。講演を通して最先端の情報や知識を学ぶだけではなく、One-to-One meetingsを通して、成長を促す企業連携の可能性を見出すことも目的としています。今年は5月17日(水)、18日(木)の両日に東京都文京区のホテル椿山荘東京にて開催されます。

パラダイムシフトに情報システム部門の統括責任者たちはどう向き合うか?–CIO Japan Summit 2023

■社会

2022年7月末、Tカードの運営や会員情報に紐づくデータマーケティングを事業とするCCCマーケティング株式会社のプレスリリースが物議を醸しました。Tカードにひもづく会員データを第三者に提供するというのです。Tカード会員は今や日本の人口の50%以上(2021年3月末時点で名寄せ後の会員数が7,068万人)。自身もこの件の当事者だという方は多いでしょう。この件はなぜ物議を醸したのか、データ提供を停止する手段といった、気になるポイントを解説いたします!

Tカードのデータがついに販売されることに!? 我々は個人情報の取扱いに関して企業をどれだけ信用できるのか?

データのじかんNewsのバックナンバーはこちら

データのじかんDirect

四半世紀続く「山形エクセレントデザイン」、 激アツ!長野県塩尻市、エフェクチュエーション、 バズワードは「てへぺろ」ぐらいが丁度いい –データのじかん週報2023/2/24付

2023.02.22 公開

山形県内の企業のサービスや商品などのデザイン志向的な取り組みを表彰する「山形エクセレントデザイン」を知っていますか? 一見、ありがちなのですが実は25年近く続いているのが「面白い」。デザインがDXのようなバズワードとしてもてはやされたのは、20世紀の終り頃で今では多くの人や企業が辞めたはずなのに、続けているのは素直に「すごい」と思います。しかも、公設試験研究機関(公設試)の「山形県工業技術センター」が主体でやっているのが、さらにたまらなく面白いのですよ!

トレンド

情報セキュリティマネジメント試験とは? –DX/業務/キャリアに役立つ! データのじかんの楽しい資格のススメ

2023.02.21 公開

みなさんは「情報セキュリティマネジメント試験」という国家試験をご存じでしょうか?

情報セキュリティマネジメント試験はIPAが実施している情報処理技術者試験のうち、「ITを利活用する者」かつ「ITの安全な利活用を推進する者」を対象とする試験です。

情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的な知識・技能の習得を目的としています。

IPAが実施している情報処理技術者試験の「ITパスポート試験」の次のレベル(レベル2)に位置付けられており、就職を控えた学生、社会人が合格しておいて損のない国家試験であることから、毎年3万人以上が応募しています。

中国企業は「イノベーション」していないのか? 日本人が知らない革新を生み出す土壌とは

2023.02.22 公開

前回の記事でも取り上げた通り、イノベーションとは単なる技術革新ではなく、それを入口として新たな価値が生み出され、社会に浸透していくことを指します。

例として、中国のコロナ対策を取り上げましょう。ゼロコロナ政策を政治的に評価することはここでは避けますが、新型コロナウイルス拡大は中国社会においてすでにデジタル技術が実装され、浸透していることを明らかにしました。

例えば、顔認証により通行者の身元と検温を同時に行えるAIサービス、5G ネットワークを活用した遠隔医療、医療機関や隔離用ホテルに医療物資や食事を運ぶ無人運転自動車やロボット、上空から市民たちに外出を控えるように呼びかけるドローンなどです。

これらを「監視社会」だと一刀両断することは簡単ですが、少なくともデジタル技術が新しい価値を生み出し、社会の多方面に渡り活用されたことは確かです。その根底には、デジタル技術の中国社会への浸透がありました。イノベーションには長い時間がかかりますが、中国社会においてコロナ禍で結実したデジタル技術の「種まき」も最近になって始まったことではありません。

【独自検証】JR大阪駅(うめきたエリア)が開業! 関空アクセス特急「はるか」のコストパは上がるのか?

2023.02.24 公開

東海道支線(梅田貨物線)は吹田貨物ターミナル〜西九条間を結びますが、一般向けの説明では「新大阪駅と大阪環状線西九条駅を結ぶ路線」と説明した方がわかりやすいでしょう。同線には関西空港行き特急「はるか」や白浜・新宮行き特急「くろしお」などが走ります。しかし路線の構造上、大阪駅には立ち寄らず、新大阪駅での乗降を余儀なくされていました。

大阪駅から関西空港駅へは大阪環状線ホームから出発する関空快速を利用するのが一般的です。しかし、関空快速は快速列車なので、速達性や快適度では「はるか」よりも劣ります。そのため、大阪駅から関西空港へのアクセスの改善は長年の課題でした。

そこで、東海道支線(梅田貨物線)の一部区間を移設・地下化した上で、大阪駅北側に大阪駅(うめきたエリア)が開業することになりました。同駅はあくまでも大阪駅の一部ということになり、現在の大阪駅とは改札内連絡通路で結ばれます。関東で例えると「東京駅と東京駅京葉線ホームの関係」といったところでしょうか。

データ活用

「いわき地域ものづくり中小企業等DX研究会」オープンセミナー第4回 国・企業・社会実装・利活用…… 4つの視点で語る中小企業のDX

2023.02.22 公開

今回で第4回目となる「いわき地域ものづくり中小企業等DX研究会」。経済産業省でDX推進に取り組む青木 辰二氏による基調講演「デジタルガバナンス・コードとDX認定について」からスタートしました。

さらに後半では、国の政策面、中小企業、DXの社会実装、DXの利活用とそれぞれ異なる視点を持つ4名のパネリストによる、パネルディスカッション「地域のDX普及に向けた促進支援のあり方」が開かれました。

企業はDXをどうとらえるべきで、地域のDXはどう進めるべきなのでしょうか?

マクロ・ミクロの視点から、DXに取り組むすべての事業者のみなさまに役立つ知見をまとめてわかりやすくご紹介します!

テクノロジー

「ノーコード/ローコード」は日本のIT人材不足の救世主となるのか? カギとなる「市民開発」とは?

2023.02.21 公開

全国23歳~89歳のビジネスパーソン600人を対象にしたノーコード総研の調査によると、2022年2月時点で「ノーコードを知っている」と回答した人は全体の23.0%でした。

また、「実際にあなたの会社ではノーコードツールを導入していますか?」という質問に「導入している」と回答したのはわずか9.5%です。

ほぼ同時期の2022年1月、株式会社ドリームアーツも「ノーコード・ローコードツールを利用した市民開発の取り組み進捗」についてアンケート調査しています。その対象は従業員数1,000名以上の企業に所属しており、自社のDX推進状況や市民開発、ノーコード・ローコードについて知っているビジネスパーソン1,000名です。

同調査によると、DX推進企業の19.3%がすでにノーコード・ローコードツールを導入しており、検討中(29.9%)と合計すると回答者の約5割に達するとのことです。

冒頭で述べたようにノーコード/ローコードの市場規模は順調に拡大してきていますが、実際に導入している企業はまだまだ半分にも届きません。しかし、DX推進企業とそうでない企業の間ではすでに導入率に開きがあり、今後両者の格差は拡大していくことが予想されます。

パラダイムシフトに情報システム部門の統括責任者たちはどう向き合うか?–CIO Japan Summit 2023

2023.02.21 公開

今回で15回目を迎えるCIO Japan Summitは、講演者16名、企業のIT部門責任者・IT関連のサービスを持つソリューションプロバイダー企業が一堂に会し、「密な連携 多様な視点」をテーマに、現在の市場環境下における課題やビジネスチャンスなどについて議論します。

開催中は講演・ディスカッション・One-to-One Meetings(商談会)・お食事交流会を通じて、現在取り組んでいる課題・問題の解決に加え、国内有数企業のCIOやIT・情報システム部門統括の方々と繋がりが持てる千載一遇の機会でもあります。

参加は、聴講者、もしくはソリューションプロバイダー企業として参加が可能で、双方が交流を深めることで様々なメリットをもたらしてくれます。

社会

Tカードのデータがついに販売されることに!? 我々は個人情報の取扱いに関して企業をどれだけ信用できるのか?

2023.02.24 公開

「CDP for LIFESTYLE Insights」は、Tカードデータとトレジャーデータ社のCDP(Customer Data Platform:顧客情報を集約・分析するためのパッケージ化されたプラットフォーム)利用企業の保有するデータをかけ合わせ、マーケティングに活用するためのプラットフォームであり、「UNIQUE DATA+」はCDP for LIFESTYLE Insightsを含む、Tカードのデータをオープンに展開するプロジェクトということです。

CCCマーケティング社はかねてより、Tカードを通して得られる利用者の属性データや行動データ、それらの機械学習を通して“個々人の志向”に昇華させた「顧客DNA」などを自社の事業に活用してきました。

2022年のこのタイミングで話題が高まったのは、「自分のデータが第三者に直接提供される」ことへの不安や違和感を覚えた人が少なからず存在したからでしょう。

個人情報の第三者への提供についてはTサイト(Tカード/Tポイント会員向けWebサイト)の利用規約の第12条に「行動ターゲティング広告事業者への情報の提供」として記載されているのですが、はたしてサイト登録時にここまで利用規約を読み込んだ方がどれだけいるでしょうか?

編集後記

筆者は、昨年から始まったデータのじかんの大型特集『47都道府県47色のDXの在り方を訪ねるLocal DX Lab』の編集・取材に携わりながら、日本全国47都道府県の地域の産業や暮らしとDX(デジタルトランスフォーメーション)との関わりについて、纏めたりしたのですが、その中でも特に魅力を感じた三重県に、先日2泊3日で旅行してきました。

三重県は、松坂牛、伊勢海老、牡蠣といったグルメ、伊勢神宮や鳥羽水族館といった観光、伊勢志摩地域の美しい景観などが望める地域で、現在は、『全国旅行支援』や『おいでよ!みえ旅クーポン』でお得に旅行を楽しむことができます。

写真(上)に写っているのは、宿のテラスから撮影した『木枠いかだ』で、伊勢志摩地方では、リアス式海岸を利用して、牡蠣や真珠の養殖が盛んに行われています。

三重県の地域DX・デジタル化支援一覧 47都道府県47色のDXの在り方を訪ねるLocalDXLab』で紹介させて頂いたように、漁家民宿の年間販売額が全国2位というだけあって、この時期の旬の牡蠣(写真下)や伊勢海老がリーズナブルな価格で堪能できる船宿がたくさんあります。

今回は、鳥羽、志摩で1泊ずつ、最終日に伊勢神宮で参拝して帰ってきたのですが、どこも多くの観光客でにぎわっており、コロナ禍で苦境を強いられてきた観光業に活気が戻り始めた様子が伺えました。

三重県は魅力にあふれた地域で、今回だけでは回り切れず、次回は伊勢志摩地域の自然に身を置いて、ゆっくり過ごしてみたいと思います。

それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!

(畑中 一平)


データのじかんとは?

データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。

越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。

 
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