データのじかんを閲覧頂いているみなさま!!こんにちわ!!
【データのじかんNews】担当の畑中一平です。
春らしい好天が続いていますが、花粉症には辛い季節ですね。
日本においては、社会問題にまで発展してしまっている「花粉症」。
これは戦後の復興や新たな都市開発などで必要な建築資材の需要が高まり、その時期に国が中心となって積極的に植林したスギやヒノキを計画通り伐採しなかったからと言われています。
結果として相当数が成木として残ってしまい、それらが毎年春に大量のスギやヒノキの花粉を飛散しています。
筆者はスギやヒノキを伐採してしまえば、花粉症にかからなくなるのではないか?と安易に考えていましたが、日本のスギ林は広大過ぎて、全ての伐採には、数100年かかるそうです。
もっと原木の価格が上昇し、林業が活性化してくれれば・・と思います。
さて前回に引き続き、読者様がより便利に、より活用しやすく“データのじかん”を閲覧頂けるよう、過去1週間に公開された新着記事の短信をニュースとして、今回もみなさまにお届けしてまいります!!
第45回の2023年3月Part2では、2023年3月6日~3月10日までに【データのじかん】で公開された6件の記事についてご紹介します!!
まずは今回紹介する記事のダイジェストの一読下さい!!
スマホやパソコンで誰もがインターネットを使って検索をし、位置情報を使って目的地に向かう現代。プライベートをSNSでさらし、自撮り画像や購入した商品や飲食した料理の写真をネットにアップします。自由に誰もが見られる状態でウェブ上に公開されている情報を分析するだけで、人々の嗜好や今興味のある物事、本人すら意識していない欲求までが把握できるのです。そのため、今や世界中のあらゆる企業がビッグデータを分析し、活用しているといっても過言ではありません。
・【書評】 デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析 「デジタル」+「エスノグラフィ」で誰にでもできる 解像度の高い分析手法
年間約400万人に読まれる「データのじかん」のタイムくんが書籍化されることとなりました。データ分析に関するコンテンツマーケティングやデータエンジニアリングを行うかたわらで、町中華のデータ分析基盤の構築に取り組むBIプロトタイパーの「りょうさん」に書評して頂きました。
・BIプロトタイパー「りょうさん」個人的おすすめ データ分析者を目指す人たちには知ってほしい用語 –『今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス』 出版記念シリーズ
データのじかん週報では、データのじかんの編集部内で会話されるこばなしを週1度程度、速報的にお届けいたします。「2023年3月10日付データのじかん週報」では、データのじかん編集部がお届けする「今さら聞けない DX用語まるわかり辞典デラックス」が左右社から出版されるニュースと外部編集者として「外側」から参画している編集の藤冨が若手のコンテンツの作り手が抱える悩みとジレンマについてぶつけてみました。
・初書籍化!今さら聞けないDX用語まるわかり辞典デラックス 「不安が大きい?」若手のディレクター/編集/ライターの本音 –データのじかん週報2023/3/10付
「情報セキュリティマネジメント」は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が運営する情報セキュリティに特化した国家試験です。同団体の運営する資格試験の中では、ITの基礎知識を幅広く扱う「ITパスポート試験」(詳細・受検体験記はコチラ)から一歩進んで、「ITの安全な利活用を推進する」ための知識を問う試験と位置付けられます。
・ITパスポートから一歩進んだ「情報セキュリティマネジメント」とは? 試験日程や合格率、ITスキルレベルなどまとめて紹介
日本のGDPの約2割を占める製造業。日本経済を支える中心的な業種のひとつですが、この景気動向のなかで東京23区のものづくり企業が抱える2020年以降の課題として“新規顧客との接点・営業”ついで“既存顧客との接点・営業”が挙げられることが東京商工会議所の調査により分かりました。そうした現状を打破する試みとして、このたび東京商工会議所主催による『名刺代わりになる自社製品の開発を目的としたゼミナール』が全7回・約5ヶ月間に渡り開催されました。 今回は、その最終回となる、発表会の様子をレポートしていきます。
・自社らしさをかたちに。 営業ツール・名刺代わりとなる「自社製品」の開発を目指す 東商ものづくりゼミナール最終発表会レポート
『令和3年版情報通信白書』(総務省)によると、2020年の民間企業における在宅勤務・リモートワークの導入率は、「3/2-3/8」→「5/28-6/9」の約3カ月で、17.6%→56.4%に跳ね上がりました。しかし、その割合は安定して維持されつづけてはおらず、2022年7月には、16.2%と2020年5月以降最低のテレワーク実施率を記録したという調査結果も、日本生産本部により公表されています。
・【書評】『リデザイン・ワーク 新しい働き方』“解凍”済みの世界で仕事・組織を「再設計」するには?
データのじかんNewsのバックナンバーはこちら
2023.03.06 公開
本書「デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析」(博報堂生活総合研究所 宣伝会議 2021)は、単なるビッグデータによる一般的な分析ではなく、エスノグラフィ(行動観察)という新たな観点から分析する手法を詳しく解説します。しかも、マーケティングや商品開発など企業の担当者だけでなく、誰もが活用できる手法として、です。
著者は、博報堂生活総合研究所の研究員たちです。同研究所は生活者発想を具現化するために1981年に発足しました。約40年もの間、人間を消費者としてではなく生活者として観察し、分析してきた研究所です。長年時間をかけて洞察してきたからこそできる長期的な時系列調査と、エスノグラフィを重視しています。本書では、生活者発想とは新たに発見した生活者の欲求や変化の兆しを問いに変換して社会に投げかける営みとも言えると解説しています。少しわかりづらい表現ではありますが、本書を読んでみれば納得できると思います。
2023.03.08 公開
Business Intelligenceと在宅ワークをこよなく愛する高田馬場の中華料理屋のCMO兼CTOの「りょうさん」です。
僕は、町中華のデータ分析基盤の構築をする傍らでデータ分析に悩むユーザーへのコンサルティングやITベンダーやメーカーにデータ活用のノウハウを発信しています。
ただ、僕には「これからデータ分析者を志す人はどのような技術や知識を習得やすれば良いのか伝えられてない」という悩みがありました。
そんな中、「データのじかん」のタイムくんが書籍化されるとのことで、一足先に読ませてもらいました。
そこで今回、データ分析者を目指す人たちにはぜひ知ってほしい今までデータ分析に興味があったけど取り組む時間がなかった人やデータ分析初心者を抜け出したい人に向けて、DX用語辞典デラックスに掲載されている用語でデータ分析者として知っておきたい用語をピックアップしてみました!
2023.03.10 公開
来月の5日、左右社から「今さら聞けない DX用語まるわかり辞典デラックス」が出版されます! 年単位のプロジェクトで紆余曲折ありましたがデータのじかん編集部はもちろん、多くの方にご協力いただいたおかげで出版までたどり着けました。この場を借りてお礼を言わせてください。予約を絶賛受付中なので、読者の方もぜひAmazonをチェックしてみてください。
2023.03.10 公開
DXの加速に伴って、サイバーセキュリティの重要性が高まっていることには多くの方が同意されるでしょう。
NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)サイバーセキュリティネクサスが発表した『NICTER観測レポート2021』によると、2021年に観測されたサイバー攻撃関連通信は約5,180億パケットにも及びます。2020年よりは減少したものの、2018年の約2,169億パケットから3年間で約2.4倍に増加しています。
サイバー攻撃への危機感から、情報セキュリティについて学びたい、従業員や部下に学んでほしいというニーズはかつてなく高まっているでしょう。
そこで本記事では、情報セキュリティの国家試験「情報セキュリティマネジメント」について解説。試験日程や受験料といった基本情報だけでなく、同試験の創設以来の変化や情報セキュリティ体制構築における位置づけなどまとめてご紹介します!
2023.03.10 公開
経済産業省の「2022年版 ものづくり白書」によると、製造業の業況は2020年下半期から2021年にかけて大企業を中心に回復基調にありましたが、 2022年に入って以降、大企業・中小製造業ともに減少に転じました。これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に加えて原材料価格の高騰や半導体などの部素材不足も要因とされています。
東京商工会議所主催による『名刺代わりになる自社製品の開発を目的としたゼミナール』のゼミナールの背景として東京23区内のものづくり企業で売上増の企業は自社製品開発に取り組んでいる割合が高いこと、コロナ以降、受注減少による課題が「営業による接点」だと感じている企業が多いことから、名刺がわりになる自社商品開発を通じて自社の技術発信・PR、採用活動、従業員の意識の変化や満足度などにつなげ、結果的に知名度向上や新たな顧客開発、社員の自主的な活動などにつなげていくことを目的に全7回・約5ヶ月間に渡り開催されました。
2023.03.08 公開
テレワークに限らず、 コロナ禍により変化した私たちの働き方はどうなるのか?──今後の制度設計やキャリアの築き方に悩む方は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、ベストセラーシリーズ『LIFE SHIFT』などでも知られる経営学者のリンダ・グラットン氏が刊行した話題の書籍『リデザイン・ワーク 新しい働き方』(以下、『リデザイン・ワーク 新しい働き方』)を書評し、アフターコロナの働き方についてデータとともに考えます!
今回、『【書評】『リデザイン・ワーク 新しい働き方』“解凍”済みの世界で仕事・組織を「再設計」するには?』という記事を紹介させて頂きました。
記事で紹介しているように、筆者が身を置くエンジニア業界においても、2022年の秋くらいから出社率が上昇し、2023年3月でリモートワークが終了するという話もよく耳にします。
『コロナ後のリモートワーク方針について「透明度が非常に高い」と回答した経営者は66%だった一方、それに同意する従業員は42%と半数にも満たなかった』と紹介しているように、エンジニア業界でも、従業員の多くが、経営層の方針を『不透明』と捉えています。
リモートワークやフレックスという働き方でも全く支障がないのに認められない・・・、実際、オフィスに出社しても、コミュニケーションは、リモートワークと同様に、自席のPCのチャットやオンライン会議で行う・・・ 確かに『不透明』ですよね。
これはあくまでも筆者の推測なのですが、会社の全てのエンジニアがリモートワークでのみ、業務が遂行できるわけでもなく、例えば実験や製品評価、製造などに携わる従業員は、毎日決まった時間までにオフィスに出社しなければなりません。
経営層の視点でみると、柔軟な働き方ができる従業員とできない従業員の混在は、できない従業員のモチベーションの低下や不平等性がリスクとして目に映っての判断と筆者は捉えています。
知人の建築系の会社を例にすると、デスクワークの専任者が一人で、その人はリモートワークでも業務が行えるのですが、それ以外の営業や現場監督は、毎日出社しなければ業務が行えない状況です。
15人の従業員の中で一人だけリモートワークが許されるってやっぱり違和感がありますよね?
このデスクワーク専任者がアウトソーシングとかであれば、給料の支払い元が異なるので、また話は違ってくると思いますが、結局、その会社は『リデザイン・ワーク』をせず、元の働き方に戻す・・といった選択をするそうです。
それでは次回もみなさま、どうぞ「データのじかんNews」をよろしくお願いいたします!!
(畑中 一平)
データのじかんは、テクノロジーやデータで、ビジネスや社会を変え、文化をつくりあげようとする越境者のみなさまに寄り添うメディアです。
越境者の興味・関心を高める話題や越境者の思考を発信するレポート、あるいは越境者の負担を減らすアイデアや越境者の拠り所となる居場所などを具体的なコンテンツとして提供することで、データのじかんは現状の日本にあるさまざまなギャップを埋めていきたいと考えています。
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