みなさん、どうもおはようございます。今春ついに花粉症デビューして、鼻下が絶賛ナイアガラの滝な時田大夢です。
かつてはKKDこそが置き換えることができない人の価値であり企業の財産であると言われていて、特に製造業とかではその傾向が強かったみたいです。でも、最近になって属人性のある仕事はよくないみたいな風潮になってきていて、人の評価ももっと数値的な根拠に基づいて行うべきとも言われてはじめていますよね。
FinTechやSalesTech、MarTech、CreditTechと、すっかり世間はなんちゃらテックブームですが、人事部門にもついにテクノロジーの波が押し寄せてきていて、HRテクノロジーと呼ばれるものがうちの会社にも導入されるらしいです。ちなみに、なんちゃらテックのことを総称してxTech(クロステック)っていうそうですよ。
会社に入って僕も初めて知ったんですけど、どこの企業も人材採用って結構大変なんですね。就活の話とかって自分が就活やっている時とかは特に、面接受ける側の大変さばっかりが強調されてますけど、採用する側も提出された履歴書を見て、審査して、そこからさらに何度かの面接を毎年行ってるわけなので、意外と採用する側の負担って大きいですね。だから最近では、履歴書をAIが解析して、書類審査の合格・不合格を決めるなんて企業も出始めてるようです。確かに人が人を客観的に評価するのって難しいですけど、かと言ってAIやロボットに不合格って言われるのも微妙な気がしますよね…。
あ、でも、手書きの履歴書がなくなるのには僕としてはとても賛成です。最後の最後に別に書かなくてもいい趣味の欄で漢字間違えたりして書き直すほど心の折れる作業もないですし。ほんと手書きの履歴書なんてKKD文化の象徴みたいなもんですし、あの習慣だけは廃止されても誰も困らない気がします。
そうそう、日本の履歴書が手書きで写真付きだってことに、うちのウサギ社長はかなり驚いてました。アメリカでは手書きの履歴書なんて逆に読んでもらえないんですって。人種差別を避けるために写真も載せないですし、年齢も性別も記載しないんですって。
それを聞いて最初はそれはそれでやり過ぎかなぁって思ったんですけど、まぁ、でもよく考えたらそんな環境じゃない限り、うちのウサギ社長なんてなかなか書類選考通らないですよね。なにしろウサギですから(笑)
それではまた来週月曜日の朝にお会いしましょう!先週のマンガを見逃した方はこちらをどうぞ。1話目から読むにはこちらをどうぞ!「タイムくんの特集ページ」へはこちらから。
(時田大夢)
テクノロジーの進化のスピードを鑑みると、数字化されたデータや、プロセスを自動化する、といった活用方法が活発化していくことは驚くべきことではないですが、人が人を扱うヒューマンリソース、つまり人事の分野ではどうでしょうか? 実は、人事の分野も例外ではなく、HRTechまたはHRテクノロジーと呼ばれるAIなどを使ったデータの分析や活用が普及し始めています。他の分野ならいざ知らず、人事という分野になると一体どんな形でAIやデータが活用されているのかがわかりにくい部分もあるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、HRテクノロジーとはどういったものなのかを解説してみたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。続きを読む
学歴フィルターとは、新卒採用の会社説明会に学生がインターネットを通じて申し込む際に、学歴に欄に記入した大学名が一流大学場合は、問題なく参加できるのにも関わらず、学歴の欄に偏差値の低い大学名を記入した場合、画面上に「満席」と表示され、説明会の申し込みができないようになっているなど、採用試験や面接の前に企業が学生を大学名でふるいにかけることです。これから就職活動を行う学生だけではなく、保護者の方、教育関係者の方、企業の人事の方々にも読んでいただきたい内容です。
今回の記事は、「学歴フィルター」の著者である福島直樹に学習塾経営者である岸田英が直接インタビューを行い、 現在の就職活動を取り巻く状況を分析していきたいと思います。続きを読む
人事の分野ではまだ目新しいですが、将棋や囲碁といったゲームなど、AIが人間の能力をはるかに上回るケースもあります。
翻訳などの分野でもかなり精度が高くなってきていて、今後のさらなる進化が期待されています。記事の執筆をAIが行うケースなども最近ではあるようです。一方、作曲などの分野ではまだまだ進歩の余地は多いに残されている様子です。AIが作曲した曲がヒットした場合、著作権の扱いはいったいどうなるんでしょうか?
AIとヒトとがうまく付き合っていけるようになるにはまだ少し時間がかかりそうです。
May the data be with you! | データのじかんについて
イラストレーター:トツカケイスケ
埼玉県生まれ/東京都在住
明治大学理工学部卒業
デザイン制作会社にてグラフィックデザイナーとして勤務
2004年に独立、シュールな文章がクセになるブログやコミカルでカワイイLINEスタンプが好評。
イラストは漫画とは違う3つの作風(コミカル・キュート・クール)を持ち、子供をモチーフにしたシニカルな作品で海外の展示にも多数出展。
「データのじかん」はThe Data Empowerment Company「ウイングアーク1st株式会社」が運営するオウンドメディアサイトです。
メルマガ登録をしていただくと、記事やイベントなどの最新情報をお届けいたします。
30秒で理解!インフォグラフィックや動画で解説!フォローして『1日1記事』インプットしよう!